山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

あゝ、おにぎりが食べられなくなっちゃった!

2006-08-21 01:49:16 | 川飯.B級グルメ
渓流に向かう朝、コンビニのミックスサンドを頬ばりながら中央高速を飛ばす。
渓流を釣り上がるときはフィッシングベストに必ずコンビニのおにぎりが2コ。

しかし、この本を読んでからはミックスサンドやおにぎりを見ると気分が悪くなって今までのようにおいしくは食べられなくなってしまった。
『食品の裏側(安部 司著、東洋経済新報社刊)』

この本によれば、コンビニのミックスサンドには、うまみ添加物やpH調整剤、合成保存料など約80種類の食品添加物が含まれているそうである。
おにぎりにも10種類以上の食品添加物が。おにぎりには乳化剤が含まれていて、お湯を注いだ器におにぎりを入れると脂が浮いてくるとも。試してみた、確かにテラテラの脂が浮いてきた。うわ-っ、気持ち悪り-っ!

生協の商品が安心かというと、コンビニの商品と殆ど変わらないのだと言う。
コンビニ世代の若者や子供達は、家で作ったおにぎりよりもコンビニのおにぎりの方がおいしいという。食品添加物に慣らされて、食品添加物にまみれた食品の方がおいしく感じるのだろう。

今や、現代に生きる私たちには1500種類の食品添加物から逃れることは不可能である。しかし、体に良いことは決してないはずである。しかも、味覚も食文化も失われてしまう。

せめて子供を持つ母親の皆さん、これから母親になるであろう若い女性の皆さん、
手間ひまを惜しまず子供達には出来る限り、心のこもった手作りの食事を食べさせてあげて欲しいと思います。

コメント (1)
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