過去に東京と大阪に行ったことが一度ずつあります。
そこで感心したこと(はいくつかありますが、その一つ)はエスカレーターに乗る人がほぼ全員が二人分の幅のあるエスカレーターでは片側に寄っていることでした(東京は左寄り、大阪は右寄り、ですよね?)。
九州ではエスカレーターに乗る際に片側に寄るという習慣がないのです。右に寄るか、左に寄るかは乗る人によってバラバラ。なので東京(大阪)でエスカレーターの片側乗りを目撃した時は、都会の人はマナーがいいなぁと大いに感心したものでした。
しかしながら、エスカレーターの片側乗りについてはしばしばネットでは議論の対象になるようで、今日のミクシィニュースでも取り上げられたばかりです(こちら)。いい機会なので自分の考えを述べてみたいと思います。
まず、エスカレーターの片側乗りがエスカレーターの故障の原因となるからエスカレーターの片側乗りはするべきではないと主張する人がいます。
確かに、エスカレーターの片側乗りが故障を誘発するのであれば、片側乗りはするべきではないですよね。本当に誘発するのであれば。
しないですよ。
少なくとも自分が調べた限りはそういった事例を見つけきれませんでした。
もしかしたら自分の調査能力に問題があるのかもしれませんが、実際片側乗りによってエスカレーターが故障した事例があれば、もっと大々的に報道されているだろうと思うので、たぶん本当にないのだと思います(あれば教えてください)。
日本のエスカレーターはきわめて優秀です。片側乗りがどんなに続いたとしてもそれが原因で故障することはまずないと断言してよいと思います。
次に、ともかくエスカレーターで歩くことは原則禁じられているのだから、エスカレーターでは歩くべきではない、という人がいます。
正論ですね。まったく反論できません。
もしその人が法定速度時速50kmの道路を51km以上で走行したことがない(その他ありとあらゆる交通法規を一度も破ったことがない)のであれば。
原則禁じられているのだからするべきではない、というのは一見正しいように思えて、その実禁止理由としては最低なんですよ。
だって人間は誰しも何やかやと理由をつけて原則を破る生き物なんですから。
自分だったら時速100kmで車をブッ飛ばす奴に原則禁じられてるんだからエスカレーターでは歩いてはいけない、と言われたらカチンと来ますけどね。
上の二つに比べたらずいぶん説得力があるのが、エスカレーターで歩くことは他人に危険を及ぼす行為なのでするべきではないという主張です。
そりゃまぁそうだと思います。
では実際どれぐらい危険なのか?
ソースを示さなくて申し訳ありませんが、一説によるとエスカレーター内で起こる事故のうち、歩行が関係した事故は15%なのだそうです。
この数値を高いと見るか、低いと見るか?
自分は低いと思いました。
だってすべてのエスカレーターでは片側乗りが原則認められていないのですよ?
にも関わらず歩行が関係した事故が15%であるなら、片側乗りがルールとして認められ、その乗り方がきちんと決まれば、この数値は激減するでしょうね。限りなくゼロに近くなるでしょう(ゼロにはならない)。
片側乗りが危険なのは片側乗りの乗り方がきちんと決まっていないから、とも言えるわけです。
さて、ここまで文章を読んだ方、この文章を書いた人間は果たしてエスカレーターの片側乗りに賛成なのか、反対なのか、どちらだと思いますか?
え?賛成なんだろう?片側乗りに肯定的な文章じゃないか、そう仰る人が多いのではないでしょうか。
まぁそうなんです。
自分は片側乗り賛成派です。
ですが、この駄文を書いた理由はそこにはありません。
ミクシィニュースの片側乗り反対派の方の(エスカレーターで歩く人への)への意見が結構きついのです。
「もっと時間に余裕を持った方がいい」ぐらいはいい方で、「そんなに急いでいるんだったら階段を走って登れば」とか、「あんたが遅刻しても困るのはあんただけ」とか、「今だに歩く馬鹿は耳がきこえない表示板もみえないのだろう」とかね。
エスカレーターで歩く人を叩いている人に聞きたいんだけど、あなたたちは生まれてこの方一度も何か大事な用事に遅れそうになったことってないの?一分一秒でも早く待ち合わせの場所に着きたいと思ったことは?常に時間に余裕を持った暮らし方をしているの?
もしかしたら、エスカレーターで歩いている人も何か大事な理由があって急いでいるのかもしれないんだよ?(たいていの場合は大した理由はないだろうけれど)
あなたに余裕があるんなら、急いでいる人のために、片側に寄るぐらいのことはしてもいいんじゃないかなぁ。
もちろん余裕がないなら話は別だけどね。
荷物が多いとか、子どもを連れているとか、松葉杖を突いているとか、そういう人は寄る必要はない。
でも、精神的に余裕があるなら、後ろから急いでくる人は何かしら特別な理由があって急いでいるに違いないって思いやってあげる、そういう思いやりの気持ちが暮らしを豊かにするんじゃないかって思うのだけれど、、、まぁ日本には元々そんな思いやりの精神なんて存在しないと言われたら、その通りかもなぁとは思いますけどね。
そこで感心したこと(はいくつかありますが、その一つ)はエスカレーターに乗る人がほぼ全員が二人分の幅のあるエスカレーターでは片側に寄っていることでした(東京は左寄り、大阪は右寄り、ですよね?)。
九州ではエスカレーターに乗る際に片側に寄るという習慣がないのです。右に寄るか、左に寄るかは乗る人によってバラバラ。なので東京(大阪)でエスカレーターの片側乗りを目撃した時は、都会の人はマナーがいいなぁと大いに感心したものでした。
しかしながら、エスカレーターの片側乗りについてはしばしばネットでは議論の対象になるようで、今日のミクシィニュースでも取り上げられたばかりです(こちら)。いい機会なので自分の考えを述べてみたいと思います。
まず、エスカレーターの片側乗りがエスカレーターの故障の原因となるからエスカレーターの片側乗りはするべきではないと主張する人がいます。
確かに、エスカレーターの片側乗りが故障を誘発するのであれば、片側乗りはするべきではないですよね。本当に誘発するのであれば。
しないですよ。
少なくとも自分が調べた限りはそういった事例を見つけきれませんでした。
もしかしたら自分の調査能力に問題があるのかもしれませんが、実際片側乗りによってエスカレーターが故障した事例があれば、もっと大々的に報道されているだろうと思うので、たぶん本当にないのだと思います(あれば教えてください)。
日本のエスカレーターはきわめて優秀です。片側乗りがどんなに続いたとしてもそれが原因で故障することはまずないと断言してよいと思います。
次に、ともかくエスカレーターで歩くことは原則禁じられているのだから、エスカレーターでは歩くべきではない、という人がいます。
正論ですね。まったく反論できません。
もしその人が法定速度時速50kmの道路を51km以上で走行したことがない(その他ありとあらゆる交通法規を一度も破ったことがない)のであれば。
原則禁じられているのだからするべきではない、というのは一見正しいように思えて、その実禁止理由としては最低なんですよ。
だって人間は誰しも何やかやと理由をつけて原則を破る生き物なんですから。
自分だったら時速100kmで車をブッ飛ばす奴に原則禁じられてるんだからエスカレーターでは歩いてはいけない、と言われたらカチンと来ますけどね。
上の二つに比べたらずいぶん説得力があるのが、エスカレーターで歩くことは他人に危険を及ぼす行為なのでするべきではないという主張です。
そりゃまぁそうだと思います。
では実際どれぐらい危険なのか?
ソースを示さなくて申し訳ありませんが、一説によるとエスカレーター内で起こる事故のうち、歩行が関係した事故は15%なのだそうです。
この数値を高いと見るか、低いと見るか?
自分は低いと思いました。
だってすべてのエスカレーターでは片側乗りが原則認められていないのですよ?
にも関わらず歩行が関係した事故が15%であるなら、片側乗りがルールとして認められ、その乗り方がきちんと決まれば、この数値は激減するでしょうね。限りなくゼロに近くなるでしょう(ゼロにはならない)。
片側乗りが危険なのは片側乗りの乗り方がきちんと決まっていないから、とも言えるわけです。
さて、ここまで文章を読んだ方、この文章を書いた人間は果たしてエスカレーターの片側乗りに賛成なのか、反対なのか、どちらだと思いますか?
え?賛成なんだろう?片側乗りに肯定的な文章じゃないか、そう仰る人が多いのではないでしょうか。
まぁそうなんです。
自分は片側乗り賛成派です。
ですが、この駄文を書いた理由はそこにはありません。
ミクシィニュースの片側乗り反対派の方の(エスカレーターで歩く人への)への意見が結構きついのです。
「もっと時間に余裕を持った方がいい」ぐらいはいい方で、「そんなに急いでいるんだったら階段を走って登れば」とか、「あんたが遅刻しても困るのはあんただけ」とか、「今だに歩く馬鹿は耳がきこえない表示板もみえないのだろう」とかね。
エスカレーターで歩く人を叩いている人に聞きたいんだけど、あなたたちは生まれてこの方一度も何か大事な用事に遅れそうになったことってないの?一分一秒でも早く待ち合わせの場所に着きたいと思ったことは?常に時間に余裕を持った暮らし方をしているの?
もしかしたら、エスカレーターで歩いている人も何か大事な理由があって急いでいるのかもしれないんだよ?(たいていの場合は大した理由はないだろうけれど)
あなたに余裕があるんなら、急いでいる人のために、片側に寄るぐらいのことはしてもいいんじゃないかなぁ。
もちろん余裕がないなら話は別だけどね。
荷物が多いとか、子どもを連れているとか、松葉杖を突いているとか、そういう人は寄る必要はない。
でも、精神的に余裕があるなら、後ろから急いでくる人は何かしら特別な理由があって急いでいるに違いないって思いやってあげる、そういう思いやりの気持ちが暮らしを豊かにするんじゃないかって思うのだけれど、、、まぁ日本には元々そんな思いやりの精神なんて存在しないと言われたら、その通りかもなぁとは思いますけどね。
賛否の記事ではなかったけれど、この件に関しての私の意見は、片側乗り「賛成」です。
これって、他人への「思いやり」ですよね。
もちろん、積極的にそう考えている人ばかりではなく、ルールだから・・と考えている人も多いと思います。
でも、急いでいる人、そうでない人、いろいろな立場の人がいる、ということをどこかで理解しているからこそ実行できるのだと思います。
一方、設置者・管理者が、利用者の安全面を考慮した結果エレベータの歩行禁止を提唱するのも理解出来ますけど・・。
>まぁ日本には元々そんな思いやりの精神なんて存在しないと言われたら、その通りかもなぁとは思いますけどね。
いえいえ、せぷさん、そんなことありません!
思いやりの精神を持たないような人たちが大声で主張しているから、思いやりの精神を持っている人たちは大声で主張しないから、だから、怒声や罵声しか聞こえてこないだけです。
『非難する声しか聞こえなくても憂うことはない。他者への思いやりは静かに行われるものだから』
・・・って、本当はせぷさん、逆説的に書いているだけで、私がこんなこと書かなくても、よく知ってますよね(^^;;
それも含めて、ですけどね。笑。
自分は片側乗りに賛成です。
片側乗りは危険だ、という人もいますが、全国的に右に寄るか、左に寄るかを統一し、エスカレーターでは歩行にとどめ、駆け下りたり、駆け上がったりしない、また片側に寄れない人は寄らないでよいといったルールを作れば、エスカレーターの片側乗りに特に危険があるとは思いません。
ただ、現実的には片側乗りは今後次第と無くなっていくでしょうね。
一々細かくルールを作るよりもいっそ禁止してしまった方が手っ取り早いですから。
何となくあれやこれやと利用法が禁止されている公園を思い出します。
蒼史さんと同じ考えです。急ぐ人がいて、急がない人がいる、急がない人が急ぐ人に対して「お先にどうぞ」と道を譲る、それだけで済むことだと思うのですが、今の日本ではそれが難しいんでしょうねぇ。
>・・・って、本当はせぷさん、逆説的に書いているだけで、私がこんなこと書かなくても、よく知ってますよね(^^;;
いえいえ、そんなことはないですよ。笑。
思いやり云々はともかくとして、考え違いをすることはよくあります。
そういったとき間違いを指摘してもらえるのはありがたいことですし、例えそうじゃなくてもはっきりと考えを示してくれることで、自分の考えが間違ってなかったんだなと思えてほっとします。
これからも、こんなこと書かなくてもと思うようなことでも遠慮なく書いてくださいね!
札幌では左寄りですね~。私の考えとしては、故障の原因にもなるみたいだし本当は片側に寄っちゃいけないのにな~、なんて思いながらしっかりと寄る流されやすい人間です。笑
それよりミクシィの記事の反対派の人たちの意見にびっくり。
それだけエスカレーターを歩く人に文句があるのなら、反対派の人たちはマナー通りに中央にいるんだろうな!?って思ったのですが、中央に立っている人って見かけないです。
きっと彼らも私のようにモヤモヤしながら片側に寄ってるんでしょうなぁ…
ってもしかしたら階段派かも。
そうそう、二人とも札幌人なのです。
もしかしたらすれ違ったことぐらいはあるかもしれませんね~。
いや、それどころか、住んでるところがお隣かもしれませんよ?(さすがにそれはない)
>故障の原因にもなるみたいだし
本文でも触れていますが、エスカレーターの片側寄りが故障の原因となるというのは、都市伝説みたいなもので、実際そのような事例は報告されていませんし、製造メーカーのサイトを見ても「片側寄りは故障の原因となります」といった一文は見られません。
安心して片側に寄っていいですよ。笑。
>中央に立っている人って見かけないです。
エスカレーターで中央に立つというのもそれはそれで危ないと思いますよ。
右にしろ左にしろ、どちらかに寄ってベルトの部分を持たないと…。
>ってもしかしたら階段派かも。
それが一番いいのかもしれませんね。
ぽいりーさんもまだ若いんだから、健康のために階段を利用しましょう♪
自分は体力の低下が著しいのでエスカレーターを利用しますけどね(ジジィか!)。