綾瀬はるかの主演ドラマ『天国と地獄 ~サイコな2人~』が先週の日曜日、最終回を迎えました。
第一回から最終回まで見続けることは出来たので、まったく面白くないということはなかったのですが、手放しで褒め称えられるほど良い出来だとは思いませんでした。
確かに綾瀬はるかと高橋一生の入れ替わり演技はなかなか感心させられましたが、それも『六畳間のピアノマン』での原田泰造の神がかり的な豹変演技に比べれば驚きは少ないですしね。
何より序盤にこれでもかと提示される伏線めいたあれこれが悉く真相には無関係というのは如何なものかと思いました。
けれど視聴率は恐ろしく良かったみたいで、ネットでの評価も非常に高いです。
他人様がどう評価しようとそれが最終的に自分の評価に影響するということはないのですが、それでも世間一般の評価と自分の評価の乖離が激しいと何だか自信を喪失してしまいそうになります。
それでいくつかネットのレビュー記事に目を通してみたんですよね。
そのほとんどが激賞するものばかりで、やっぱり自分の感性は人と違うんだな、と落ち込みかけたところ、一つのレビュー記事を見つけました。
【『天国と地獄 ~サイコな2人~』謎を回収してくれよ…視聴者をバカにしすぎな真相】
我が意を得たり、といった内容でした。
同じような感想を抱いたライターさんがいたことに嬉しくなりました。
しかし、その記事はYahooニュースだったので、コメント欄が記事内容をバッシングするもので溢れていました。
いくつか紹介すると、
>そもそも魂が入れ替わるなんて設定が絵空事なんだから、「謎を回収してくれ」なんて野暮は言っちゃいけない。
>このドラマは謎解きミステリーではなく、ヒューマンドラマなんで。筆者が挙げてる事柄は、はっきりする必要もない事ばかりです。
>入れ替わりは奇抜かつ突飛な展開でしたが、あの設定がなければ描けない人間の深さがあるわけで。
>このドラマは社会派ヒューマンの要素が強い。
>なんだか…一から十まで説明しないと分かんない人もいるんだ。
切りがないのでこの辺で止めておきます。
まず、絵空事なんだから謎を回収する必要がない、という理屈にビックリです。
純粋なノンフィクションでもない限りほとんどのドラマや映画は絵空事だと思うのだけれど、このコメントをした人はそこら辺はどう考えているのかな?
それに『天国と地獄』を社会派の人間ドラマだと捉えている人が多いことにもビックリです。
自分はサスペンスコメディぐらいに思って見ていたので。
「社会派」と称されるような重い要素がこのドラマにあったっけなぁ?
あらためて世間一般の意見と自分のそれの乖離にため息をつかずにはいられませんでした。
同じようなことは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観た時にも思ったんですよ。
世間では絶賛されている『シンエヴァ』ですが、自分は満足しなかったし、納得しなかったし、面白くなかったのです。
どこら辺に不満を覚えたのか?
例えばラストシーンでシンジはマリの手を取るじゃないですか。
でも作中シンジとマリはまともに会話をしたことがないですよね。
主人公がまともに話したことがない女性キャラクターをパートナーとして選ぶ、どのように想像力を働かせたとしてもその結末を受け入れることは自分には難しいです。
後これは感覚的な問題ですが、シンジの最後の台詞を緒方恵美以外の人間が当てる、というのも嫌でした。
おそらくシンジが成長していることを端的に表現したかったのでしょうが、だったら成長したシンジの声を緒方恵美の声で聴きたかったです。
でも今述べたようなことに不満を覚えている人はほとんどいなくて、、、やっぱり世間の考えと自分の考えには大きな隔たりがあるようです。
第一回から最終回まで見続けることは出来たので、まったく面白くないということはなかったのですが、手放しで褒め称えられるほど良い出来だとは思いませんでした。
確かに綾瀬はるかと高橋一生の入れ替わり演技はなかなか感心させられましたが、それも『六畳間のピアノマン』での原田泰造の神がかり的な豹変演技に比べれば驚きは少ないですしね。
何より序盤にこれでもかと提示される伏線めいたあれこれが悉く真相には無関係というのは如何なものかと思いました。
けれど視聴率は恐ろしく良かったみたいで、ネットでの評価も非常に高いです。
他人様がどう評価しようとそれが最終的に自分の評価に影響するということはないのですが、それでも世間一般の評価と自分の評価の乖離が激しいと何だか自信を喪失してしまいそうになります。
それでいくつかネットのレビュー記事に目を通してみたんですよね。
そのほとんどが激賞するものばかりで、やっぱり自分の感性は人と違うんだな、と落ち込みかけたところ、一つのレビュー記事を見つけました。
【『天国と地獄 ~サイコな2人~』謎を回収してくれよ…視聴者をバカにしすぎな真相】
我が意を得たり、といった内容でした。
同じような感想を抱いたライターさんがいたことに嬉しくなりました。
しかし、その記事はYahooニュースだったので、コメント欄が記事内容をバッシングするもので溢れていました。
いくつか紹介すると、
>そもそも魂が入れ替わるなんて設定が絵空事なんだから、「謎を回収してくれ」なんて野暮は言っちゃいけない。
>このドラマは謎解きミステリーではなく、ヒューマンドラマなんで。筆者が挙げてる事柄は、はっきりする必要もない事ばかりです。
>入れ替わりは奇抜かつ突飛な展開でしたが、あの設定がなければ描けない人間の深さがあるわけで。
>このドラマは社会派ヒューマンの要素が強い。
>なんだか…一から十まで説明しないと分かんない人もいるんだ。
切りがないのでこの辺で止めておきます。
まず、絵空事なんだから謎を回収する必要がない、という理屈にビックリです。
純粋なノンフィクションでもない限りほとんどのドラマや映画は絵空事だと思うのだけれど、このコメントをした人はそこら辺はどう考えているのかな?
それに『天国と地獄』を社会派の人間ドラマだと捉えている人が多いことにもビックリです。
自分はサスペンスコメディぐらいに思って見ていたので。
「社会派」と称されるような重い要素がこのドラマにあったっけなぁ?
あらためて世間一般の意見と自分のそれの乖離にため息をつかずにはいられませんでした。
同じようなことは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観た時にも思ったんですよ。
世間では絶賛されている『シンエヴァ』ですが、自分は満足しなかったし、納得しなかったし、面白くなかったのです。
どこら辺に不満を覚えたのか?
例えばラストシーンでシンジはマリの手を取るじゃないですか。
でも作中シンジとマリはまともに会話をしたことがないですよね。
主人公がまともに話したことがない女性キャラクターをパートナーとして選ぶ、どのように想像力を働かせたとしてもその結末を受け入れることは自分には難しいです。
後これは感覚的な問題ですが、シンジの最後の台詞を緒方恵美以外の人間が当てる、というのも嫌でした。
おそらくシンジが成長していることを端的に表現したかったのでしょうが、だったら成長したシンジの声を緒方恵美の声で聴きたかったです。
でも今述べたようなことに不満を覚えている人はほとんどいなくて、、、やっぱり世間の考えと自分の考えには大きな隔たりがあるようです。
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