この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

アルティメット。

2007-01-03 22:27:01 | 旧作映画
 シリル・ラファエリ主演、『アルティメット』、DVDにて鑑賞。

 昨年末、『暗いところで待ち合わせ』を観に行った際のこと、斜め後ろに座っていたオッサンが寝てやがるんですよ。
 寝るのはいいんですよ、寝るのは。
 誰だって体調が優れない時もあるでしょうし、映画が(その人にとって)睡魔を誘うような作品なのかもしれないですし。
 でも、そのオッサン、イビキをかくんですよ、それも映画館全体に響き渡るような超特大の。ぐ~~が~ぐ~~が~って。
 田中麗奈扮する盲目のヒロインミチルと、ミチルの家に忍び込んだ、殺人犯として追われるアキヒロの、最初の邂逅シーンが台無し。
 以前、エンドロールでは席を立たないでくださいとクレームをつけられたことのある自分ですが、あえていわせてもらいます。
 イビキをかく人は上映中、寝るな!!(まぁ何て自分勝手な!!)
 そんなことがあると映画を映画館で観るデメリットを感じてしまいます。

 話はズレますが、皆さんは映画が終わった後のエンドロールって最後まで観るものなんでしょうか?
 自分は単純に、その映画の世界にもっと浸っていたいと思えばエンドロールも終わりまで付き合いますし、そうでなければさっさと席を立ちます(なのでエンドロールを見ていたいという人の邪魔にならないように映画は出来るだけ端の席で観るようにしています)。
 つまりエンドロールを観るかどうかは、その映画が自分にとって面白いかどうかによります。

 映画を映画館で観るデメリットを感じると書きましたが、もちろん当然その逆にメリットもあると思っています。
 例えばこれは個人的なことなのですが、怖い映画は出来るだけ映画館で観るようにしています。
 なぜかというと、その方が怖さが半減するから。
 矛盾したことを言ってるようですが、要は自分はビビリなんですよね。
 でもビビリなんだけれど、どうしても観たいっていうホラー映画がたまにあります。
 で、めっちゃくちゃ怖い映画でも映画館で観るとまず一人ってことはないですから、震え上がるようなシーンでもふと隣りを見るとポップコーンを食べてるにーちゃんがいたり、自分よりはるかに怖がっているねーちゃんがいたりするわけです。
 そういう人を見ると、怖いシーンでも怖くなくなるか、怖さに耐え切れるようになります。
 という理由でホラー映画は映画館で観るようにしているわけなんですが、何だかひねくれているっていう気がしないでもありません。笑。

 あと映画館で観なくちゃなって思うのが、『マッハ!!!!』や本作のようなアクション映画ですね。
 アクション映画はテレビ画面で鑑賞しても迫力が半減すると思います。
 そういった意味では『アルティメット』、久しぶりに映画館で観たかった!そう思えるような極上のエンターティメントアクションでした。
 パーティなどでみんなでワイワイいいながら見るには丁度いいんじゃないでしょうか。
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4 コメント

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イビキは勘弁……。 (YUMIKA)
2007-01-05 12:26:12
かいている本人は悪気はないんでしょうが、周りは困りますよね~。コメディなんかだったらまだ少しは許せますが、シリアスなシーンだったりするとちょっと殺意を覚える私です。←恐!

エンドロールに関しては、私はキッチリ観る派です。自分にとってつまんなかった映画でも、エンドロールまでは観ます。
面白かった映画については、音楽を聴きつつクレジットを読める範囲で読んでます。たまに面白い発見があってニヤリとしてみたり。

ホラーは確かに映画館の方が怖さはないですね。自宅で観ていて、急に電話が鳴ったりドアをノックされたりすると心臓に悪いっす。マジで。
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殺意・・・。 (せぷ)
2007-01-05 17:41:08
殺意、、、えぇ、自分も思いっ切り覚えましたよ。
傘の先でそいつの顔を突いてやろうかと思いました。
ただ、残念なことに周りの目が多かったので実行には移せませんでしたが(おぃ。)。

エンドロールの件に関しては本文では触れませんでしたけど、ここだけの話、自分はトイレが近いので、通常は上映が終わり次第速攻で直行ですね。じっくり最後までつきあうのはよほど気に入った映画か、エンドロールまで一工夫している作品ですね。

YUMIKAさんもホラー映画に関しては同意見なんですねー。
確かにスクリーンで観た方が迫力は上に決まってるんですけど、それよりもはるかに一人で見ることの方が恐怖度は上回っていると思います。
だから一番怖いのは映画館で一人でホラー映画を観ることだと思いますが、幸いにして、そういった状況下で鑑賞したことはありません。
でもいつか本当にそんなことになったらどうしようって今からびびってます。笑。
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あけましておめでとうございます。 (冨田弘嗣)
2007-01-06 23:00:49
 トラックバック、ありがとうございました。とても面白く読ませてもらいました。私も時々、寝てしまうことがあるのですが、イビキをかいているかどうかはよくわかりません。ただ、イビキをかいている人の頭をはたいた事はあります。勇気はないけど、腹がたちますから。エンドロール・・・私は最期まで観るというか・・・音楽を聞くようにしています。ジョージ・ルーカスを機に長いエンドロールが定着してしまいましたが、ロールあけにもうワンシーンあったりして・・・。あまりよくないとは思うのですが、ビシッとカットで終わるべき映画もありますよね。
 今年も宜しくお願い致します。  冨田弘嗣
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あけましておめでとうございます。 (せぷ)
2007-01-06 23:37:30
記事本文ではああいうふうに書いていますが、自分も体調が悪かったりすると睡魔に襲われることはあります。
自分もイビキは書いてないと思うんですけど、、、どうでしょう。
冨田さんがイビキをかいている人の頭をはたいた、っていうのは面白いですね。笑。

エンドロール明けのワンシーンっていうのは、今では定着している感がありますけど、正直やめてほしいです。
エンドロールって本で例えれば奥付に当たりますよね。
奥付のあとに何らかの文章が続く本ってありえませんし。
どうしてもやりたいというなら、事前にそのことを告知しておいて欲しいです。
それだとサプライズにならないか。笑。
今年もよろしくお願いします。
お体にご自愛ください。
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