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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

第14回折紙探偵団九州コンベンションに参加してきました、その2。

2025-06-02 21:23:45 | 折り紙・ペーパークラフト
 16:40からいよいよ自分の講習が始まりました。
 講習作品は『家型の小物入れ』です。

   

 折り紙って欠点の少ない趣味だと思っています。
 ①お金がかからない。
 ②手軽に始められる。
 ③場所を選ばない。
 ④部屋が散らかったり、汚れたりすることがない。
 ⑤作品を完成させると達成感が得られるetc。
 長所はこんなところでしょうか。
 逆に数少ない欠点に、新作を完成させてもそれがオリジナルかどうか証明するのが難しいということがありますね。
 誰の作品も参考にせず絵を描いたら、その絵はオリジナルですけど、誰の作品も参考にせず、折り紙の新作を完成させても、その作品がオリジナルかどうかわかりません。
 先行して同じものを完成させた人がいるかもしれないのです。
 シンプルな作品であればあるほど先行して同じものを完成させた人がいる可能性は高くなります。
 自分の『家型の小物入れ』は見てもらったらわかる通り、めちゃめちゃシンプルな作品なんですよ。
 いつ、「〇〇という折り紙作家さんが同じものを考えていますよ」と言われるんじゃないかと戦々恐々でした。
 まぁでもコンベンションの講習作品として発表しても誰からもクレームがつけられないのですから、まずはオリジナル作品と言ってよいでしょう。

 講習希望者は8名ほどでした。
 コンベンション全体の参加者は100名ほどで、同じ時間帯に講習は4つあるのでまずは不人気講習といってよいですね。
 けれど人数が少ないことは気になりませんでした。
 むしろ人数が少ないことのメリットもあります。
 それは少数の方が教えやすいということです。
 しかしこの日の参加者はかなり手ごわかったですね。
 講習の初めに、「この作品は山折りを谷折りに、谷折りを山折りにする、折り返しの工程が多いので折り線はしっかりと折ってください」と断ったにもかかわらず、折りが弱い人。
 作品を展開して(立体的に折った作品を一度平面上にすること)絶望する人。
 言っちゃなんですが、折り紙初心者の方が多かったです。
 ただ、一番の初心者は他でもない自分でした。
 何の初心者かというと講習の初心者です。
 自分で考えた作品なのでどのように折るのかについてはもちろんわかっています。
 しかしその工程を言葉にすることが出来ない…。
 めちゃめちゃたどたどしくてぎこちない講習になりました。
 そんな初心者だらけの講習で、ただ一人作品を完成させた人がいました。
 それが東京から来られたWさん(上の写真はWさんが完成させたもの)。
 東京から来られるだけあって折り紙ガチ勢なんですよ。
 その折り紙ガチ勢のWさんにしても「『家型の小物入れ』は難しかった」と言ってました。
 なので、完成させられなかった人も気にする必要はないと思います。

 お粗末な講習でしたが、何とか無事終えることが出来ました。
 これでしばらくは折り紙から解放されます。
 まぁ来年のコンベンションにも参加するつもりなので今からその作品を考えなくちゃいけないのですが…。
 
                                  続く。
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