カール・ハイアセン著、『復讐はお好き?』、読了。
この本を購入したのは、『このミステリーがすごい!2008年版』を購入しといて、そこに紹介されている作品を一作も読まないっていうのは何だか損をしている、もしくは癪だなあと思ったからです。
ストーリーは、女たらしのダメダメ夫チャズから殺されかけたジョーイが、自分は死んだと見せかけたまま彼に意地の悪い仕返しをする、というもの。
ストーリーそのものもそれなりに面白いけれど、より秀逸なのは悪人、善人を問わず、そのキャラクター造型。
特に初登場時には単なる荒くれ者にすぎなかった(と思われた)チャズのボディガードの大男トゥールと療養中の老女モーリーンとのエピソードは泣かせる!こういうのは好きだなあ。
若干長尺かな、という気がしないでもないですが、人生の最愛のパートナーに裏切られたことのある方、また一度でも殺したいと思ったことのある方、逆に殺されかけたことのある方、殺しちゃったことのある方(おぃ)にはお薦めです。
とはいえ本作が海外編の年間ベスト2っていうのは些か納得できないものがありますけどね。。。
この本を購入したのは、『このミステリーがすごい!2008年版』を購入しといて、そこに紹介されている作品を一作も読まないっていうのは何だか損をしている、もしくは癪だなあと思ったからです。
ストーリーは、女たらしのダメダメ夫チャズから殺されかけたジョーイが、自分は死んだと見せかけたまま彼に意地の悪い仕返しをする、というもの。
ストーリーそのものもそれなりに面白いけれど、より秀逸なのは悪人、善人を問わず、そのキャラクター造型。
特に初登場時には単なる荒くれ者にすぎなかった(と思われた)チャズのボディガードの大男トゥールと療養中の老女モーリーンとのエピソードは泣かせる!こういうのは好きだなあ。
若干長尺かな、という気がしないでもないですが、人生の最愛のパートナーに裏切られたことのある方、また一度でも殺したいと思ったことのある方、逆に殺されかけたことのある方、殺しちゃったことのある方(おぃ)にはお薦めです。
とはいえ本作が海外編の年間ベスト2っていうのは些か納得できないものがありますけどね。。。