この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『ブラッシュアップライフ』を一気見しました。

2024-01-08 09:32:41 | テレビ
 年末にニコバーに行った時、相手をしてくれたスタッフさんが、家にテレビがあったんだけど、テレビはつまらなくて見ないので売っぱらいましたと言っていました。
 その時、反論はしなかったんですが、正直に言えば、テレビがつまらないなんてことはない、テレビがつまらないのはつまらないテレビばかり見ているからだよ、って思いました。
 例えば『VIVANT』を見て、うわっ、このドラマ、つまんねーな!って思う人、いるんですかね?(自分は結末が気に入らなかったのですが)

 年末にスペシャルで放映されていた『ブラッシュアップライフ』を一気見しました。
 1クールで放映されていた連続ドラマを一気見するのって結構きついんですよ。
 何だかんだ言って10時間近くテレビの前に拘束されますからね。
 それなのに見ることにしたのは年始にたまたま見た、同じバカリズム脚本の『侵入者たちの晩餐』が存外面白かったからです。
 自分は面白かったのですが、『侵入者たちの晩餐』、ネットでの評判はそこまでよくないんですよね。
>脚本読んでよくも日テレはOK出したなと思うレベルで酷かった。
>ブラッシュアップライフが緻密で秀逸でとてもよかったので期待していましたが、脚本が浅すぎて学生映画かと思った。
>戻って掃除するとか、料理作るとか頭が悪すぎる。
 といった感じで散々なんですよ。
 いやいやいや、これ、コメディだよね?
 コメディならツッコミどころまで含めて楽しむのが本当じゃないの?
 っていうか、そこを突っ込むのであれば、そもそも高級マンションの鍵は簡単に合鍵が出来ないだろってところから突っ込むべきじゃないの?って思いました。
 ともかく、自分がそれなりに面白かった『侵入者たちの晩餐』が『ブラッシュアップライフ』に比べて全然ダメだというなら、逆に『ブラッシュアップライフ』がどれだけ面白いんだ、って話ですよ。
 というわけで前置きが長くなりましたが、『ブラッシュアップライフ』を一気見した次第です。
 
 さて、『ブラッシュアップライフ』の感想ですが、面白かったですよ。
 一気見出来た時点で一定以上の面白さではあるってことなんですけどね。
 ただ、、、前述したとおり、どれだけ面白いんだろうと期待値を上げるだけ上げて見たんです。
 自分からすれば75点をつけていい『侵入者たちの晩餐』が学生映画と思えるのなら、『ブラッシュアップライフ』は120点、いや、150点つけられるぐらいの傑作なんじゃないか、って見る前は思っていました。
 悪くはないけど、100点は越えないかなぁ。
 っていうか、『侵入者たちの晩餐』同様ツッコミどころは多々ありますよね。
 何度も生き直すことが出来るなら、それで金儲けを考えないのは不自然だろうとか、実業家になった元カレのことが最終的にほったらかしになっていただろうとか、機長が自分のフライトに愛人を乗せることはあっても、その存在をキャビンアテンダントに知らせるのはおかしいだろうとか、そもそも無条件に生き直しを選択させるのはどうなんだよとか、そういうことですが。
 いや、普段はコメディやシュールなドラマに突っ込むことはないんですよ。
 ただ、『侵入者たちの晩餐』にツッコミを入れる人が『ブラッシュアップライフ』を絶賛するのは何で?と思ったのです。

 ともあれ、一定以上の面白さではあったので、2024年も変わらずテレビドラマを見ていこうと思いました。
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2024年冬のアニメ・ドラマ注目作♪

2023-12-19 21:16:02 | テレビ
 今年の10月は『ブレンパワード』の呪いから解放されたので、テレビアニメを見まくるつもりでした。
 が、試しに3、4作第一話を見たのですが、ピンと来るものがありませんでした。
 まぁそういうときもありますよね。
 
 代わりにテレビドラマを見まくりました。
 というほどには見ませんでした。
 見たのは『セクシー田中さん』と『DOC2 あすへのカルテ』、それに配信で『おいしい給食3』の3作です(『時をかけるな、恋人たち』はいつの間にか時の彼方に消えてしまいました。もしかして最終話に近づくにつれて面白くなったりしたんですかね?)。
 『セクシー田中さん』は文句なく面白い!
 あまりに面白いので思わず中洲にベリーダンスを観に行ったほどです。
 『DOC2』は面白いことは面白いけれど、シーズン1ほどではないかな。
 配信で見た『おいしい給食3』は相変わらずの面白さでした。
 違うのはシーズン1と2はKBCで放映されていたのが、3は放映されなかったってことですね。
 そりゃないぜ、セニョールって言いたいです。

 で、2024年の冬のアニメ・ドラマですが、アニメで見てみようと思ったのは『メタリックルージュ』と『僕の心のヤバイやつ(第2期)』ぐらいかな(こちら)。
 相変わらず異世界ものが多くて、異世界ものというだけで見なくていいや、って気になります。
 それにしてもこれまた相変わらず福岡の地上波で放映されないアニメの多いこと!
 首都圏で放映される新アニメの半分以下しか放映されないんじゃないでしょうか。
 『姫様“拷問”の時間です』ぐらいは見たかったです(配信はされるようだけど)。

 ドラマの方で見てみようと思ったのは(こちらをざっと見たところでは)クドカン脚本の『不適切にもほどがある!』と芦田愛菜主演の『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』、何となく面白そうだと思った『ジャンヌの裁き』あたりかな。
 放送日が近づいたらもう少し増えるかもしれません(逆に減るかも)。
 
 皆さんは「これは見る!」と決めている新アニメや新ドラマはありますか?
 あったら教えてください。
 よろしくお願いします。
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君は日韓トンネルを知っているか?

2023-11-08 21:37:53 | テレビ
 若者のテレビ離れが進んでいるそうです。
 一言で言えば、勿体ない!と思います。
 地上波のテレビでも前クールは『VIVANT』、今クールは『セクシー田中さん』や『おいしい給食シーズン3』など、面白いドラマがいくつも放映されていますよ(『おいしい給食シーズン3』は九州北部では放映されないけどね!)。
 テレビのバラエティ番組をくだらないと見下す人を多く見かけます。
 確かにくだらないバラエティ番組が多いのは事実ですが、すべてのバラエティ番組が下らないということはないと思います。
 昨日放送されていた『アンタッチャブるTV』は地上波のテレビのバラエティとは思えない内容でした。
 毎週見ている番組ではなかったのですが、この日の特集が「佐賀県」だったので見ないわけにはいかなかったのです。
 ただ佐賀の名物や特産物を紹介するだけの一時間なんだろうと思って見ていたのですが、そんなことはなく、番組の前半は今年の5月に出来た【SAGAアリーナ】についてでした。
 【SAGAアリーナ】、ご存知でしょうか、最大8400人収容可能な多目的イベント会場です。
 外観はかなりイケていて、こけら落とし公演では「B'z」のコンサートが行われました。
 何だよ、ただの自慢かよ、と思われるかもしれませんがそうではないのです。
 【SAGAアリーナ】には大きな問題が一つあり、それは駐車場がないことです。
 これが東京や大阪など、駐車場用地を確保するのが難しい大都市ならわかります。
 でも佐賀ですからね。
 郊外に行けば土地はいくらでも余っているんです。
 敢えて駅から歩いて20分前後かかるところに作らなければいけない理由がわかりません。
 渋滞緩和が目的だそうですが、それならそれこそ郊外に作れば済む話です。
 バスも通ってはいますが、そんなに便数は多くありません(30分に一本程度)。
 イベントが行われる日が雨だったりしたらどうなるんでしょうね?
 臨時便でも出るのでしょうか。

 番組の後半では「日韓トンネル」のことが取り上げられていました。
 「日韓トンネル」、県外の方はご存知ないと思います。
 佐賀県民である自分も名前は聞いたことはありますが、正直そこまで詳しくはありませんでした。
 「日韓トンネル」というのは文字通り佐賀の唐津から韓国の釜山を結ぶ海底トンネルのことです。
 そんなトンネルがあるの?と驚かれる方がいるかもしれませんが、実際にはそういうトンネルを作る計画がある、という程度です。
 と思っていたのですが、番組の中で500メートルほど作られたトンネルが紹介されていました。
 そっか、それぐらいは作られているんだ、と正直驚きました。
 その他知らなかったことは、このままのペースで行けば完成まで1900年かかること、総工費が10兆円とのこと、建造に関して行政に正式な許可は得ていないことなどでした。
 どこまでも夢物語と言ってよい「日韓トンネル」ですが、提唱したのは旧統一教会の創始者である故・文鮮明氏だそうです。
 宗教家は夢を見るにしてもスケールが違いますね。
 自分なんて、宝くじが当たらないかなー、ぐらいの夢しか見ないですけれど。笑。

 そんな感じで佐賀県民の自分でも知らない佐賀のことがいろいろと紹介されていて勉強になりました。
 ただ、一つだけ言わせてもらうと、番組の最後である女性芸能人が呼子のイカが食べたい!と言っていましたが、現在、佐賀の呼子では昔ほどイカが獲れなくなっているのでイカはもう佐賀の名物とは言えないのです。
 地元のイカ料理専門店は次々に閉店していて、大手のお店で出されるイカは呼子で獲れたものではないそうです。
 これは唐津の民宿のご主人から直接聞いた話なので間違いないと思います。

 ここまで書いておいてなんですが、佐賀はいいところなので皆さん是非遊びに来てくださいね。笑。
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始まったけど、始まってなかった『おいしい給食シーズン3』。

2023-11-01 20:46:57 | テレビ
 少し前の記事で、今クールはテレビアニメとドラマを出来るだけ見るつもりだ、というようなことを書きました。
 テレビアニメの方は何作か第一話を見たのですが、ピンと来るものはなく、それはドラマも同様でした。
 見る気は満々だったけど、結局アニメもドラマも見らず仕舞いか、なんて思ったりもしたのですが、そんなときに見た『セクシー田中さん』に大ハマり。
 『セクシー田中さん』、面白いですよね。
 地味な40歳OLが裏ではセクシーなベリーダンサーだった、という設定もギャップがあって面白いですが、その設定も出オチではなく、ちゃんとキャラクターの成長につながるのが好感が持てます。
 ドラマ的にもこの先どうなるんだろう?と思わせるものがあり、これからは毎週日曜日が楽しみです。

 一本だけでもハマれるドラマがあってよかった、と思ったのですが、実はもう一本必見のドラマがこの秋始まっていました。
 それが『おいしい給食シーズン3』です。

 『おいしい給食』、どれぐらいの人が見ているんですかね?
 多くの放送局で放送が深夜帯だと思うので一応説明しておくと、市原隼人扮する給食大好き教師甘利田が生徒の神野ゴウと給食バトルを繰り広げるという超絶食育コメディです。
 自分はシーズン1を途中から見始めてハマり、『劇場版 おいしい給食 Final Battle』も観に行きました。
 そしてシーズン2も途中から見て、『劇場版 おいしい給食 卒業』を観に行きました。
 なぜシーズン1もシーズン2も途中から見ているのかというと、シーズン1の時はそもそもその存在すら知らず、知人に「このドラマ面白いよ」と薦められて見始め、シーズン2の時は始まったことを知らず、気づいた時には三話ぐらい見逃していました。
 で、シーズン3なのですが。
 シーズン3が始まるということは(たまたま)知っていました。
 ただいつから始まるかは正確には知らず、新ドラマをチェックしていれば自ずとわかるだろうと考えていました。
 が、どうもチェック漏れしていたみたいです。
 気がつくと初回放映はとっくに終わっていました。
 まぁいい、気を取り直して最新話から見ることにしよう、放送時間帯はいつかな、と思って公式サイトの放送情報をチェックして目が点になりました。
 ないんですよ、『おいしい給食シーズン3』の九州北部(福岡)での放送が。
 つまり、九州朝日放送(KBC)では放送されないってことです。
 そんなことってあるんですかね?
 だって、シーズン1とシーズン2は放送しているんですよ?
 シーズン1とシーズン2は放送しといて、シーズン3は放送しないってどういう了見なのか?
 それほど九州北部ではシーズン1とシーズン2の視聴率が悪かったんですかね。
 そんな視聴率を気にするような放送時間帯じゃなかったと思うけどな~。

 ただ、捨てる神あれば拾う神ありって奴でしょうか、幸いABEMAでは第一話から第三話が最終話放映終了まで、そして最新話が放送後一週間まで配信されるようです。
 それがなかったらマジでKBCにクレームのメールを出してましたよ。

 初めて見る方は市原隼人の超絶ハイテンション演技に目が点になると思います。
 興味がある方は是非ご覧ください。
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久しぶりにベリーダンスを見たくなった『セクシー田中さん』。

2023-10-24 21:01:33 | テレビ
 『ブレンパワード』の呪いからも解放されたし、撮りだめしておいたのを見た『VIVANT』も面白かったので、今クールはドラマやアニメを出来るだけ見るつもりでした。
 が、先に始まった秋の新アニメの第一話を何本か見たのですが、ピンと来るものはナシ。
 新アニメの中で一番楽しみにしていた『カミエラビ』が録画されてなかったのはなぜなんだろう?
 テレビ西日本で放映されるアニメは全部録画されるはずなのになぁ。

 アニメに続いて始まった新ドラマも何本か第一話を見ましたがやはりピンと来るものはナシ。
 とりあえず『時をかけるな、恋人たち』は見てるけど、正直そんなに面白くはない。
 今さらながらのタイムトラベルものなので、これまで見たことのない新機軸でもあるのかと思いきや、そんな気の利いたものは一切ナシ。
 これ、最後まで見続けられるかなぁ。
 ちょっと自信ナシ。

 まぁ別に見るつもりではあっても、見なくちゃいけないってわけでもないので見なくてもいいんだけどね、などとやさぐれながら何気なく見た『セクシー田中さん』がめっちゃ面白かったです。
 主人公の朱里は「若くて可愛いこと」しか自分に市場価値がないことを自覚している派遣OL。
 ある日朱里は会社の先輩OLである田中京子の秘密を知ることになるのだが、、、というお話。

 まず主人公の朱里を演じる生見愛瑠がいいですね。
 彼女と同じぐらい可愛い女優は他にもたくさんいるだろうけど、彼女が侮れないのは演技が上手いこと。
 『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の第四話にゲスト出演した時も上手いなと感心したけど、本作でもその演技力は健在。
 可愛いことを自覚しつつ、それだけではダメだと焦っている、ある意味屈折したキャラクターを上手く演じています。

 そしてタイトルロールである「田中さん」を演じる木南晴夏もベストキャスト。
 裏の顔を持つ40歳独身OLを完璧に演じています。
 
 ネタ晴らしすると田中さんの裏の顔はベリーダンサーなのですが、このドラマを見ていて久しぶりにベリーダンスを観たいなと思いました。
 ベリーダンス、見たことありますか?
 自分は一度だけ見たことがあります。
 以前今泉にあったパブでベリーダンスのショーをやっていたんですよね。
 個人的にはポールダンスがお目当てだったのですが、ベリーダンスもよかったです。

   

 これがその時撮った写真。
 ついでにポールダンスの写真も貼っておきます。

   

 何ていうか、露出度の高い衣装なのでエロいことはエロいんですけど、エロいことなんかどうでもよくなるぐらいアクロバティックなんですよ。
 ベリーダンスとポールダンス、調べてみたら中洲でショーをやっているお店があるみたいなので今度行ってみようと思います。
コメント (2)
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遅まきながら『VIVANT』を見ました。

2023-10-01 22:53:32 | テレビ
 少し前のブログに、2023年の夏ドラマは『VIVANT』に限らず、どれも見なかった、というようなことを書きました。
 それは嘘ではなかったのですが、『VIVANT』の評判が存外に良いので、Blu-rayレコーダーに録画が残ってないか、チェックしてみたんですよね(あ、断っておきますが、自分が『VIVANT』を録画していたのではありません。うちのBlu-rayレコーダーには全録機能があるので、指定外の番組も録画していることがあるのです。)。
 チェックしてみたら何と!
 『VIVANT』の録画が残っているじゃないですか、二話から最終話まで。
 二話から最終話まで?
 そうなんですよ、二話から最終話までは録画されていたのですが、肝心の第一話の録画は残っていませんでした。
 残念、第一話の録画が残っていたら『VIVANT』を見るのに、、、と思ったのですが、ある可能性に思い至りました。
 もしかしたら、無料配信されているかもしれないと思って検索したら、『VIVANT』はTVerで第一話から三話まで無料配信されていました。
 ここまで条件が揃ったら「見ない」という選択肢はないですよね。
 遅まきながら『VIVANT』を見ました。
 
 『VIVANT』、評判になるのも頷ける面白さでした。
 それにスケールが大きかったですね。
 もしかしたら、テレビドラマ史上、もっともスケールの大きいドラマかもしれないとも思いました。
 それに原作のないオリジナルドラマだったので、まったく展開が読めなかったこともよかったです。
 考察合戦が繰り広げられるのも納得でしたね。

 ただ、ツッコミどころや不満がないわけではなくて。
 例えば主人公の乃木が手に持った拳銃の重さを正確に当て、そこから残弾数を把握するシーンがありますが、フィクションだとしてもあれは無理だろうと思いました(あの乃木の特技は先日亡くなった寺沢武一の『コブラ』が元ネタですよね)。
 手で重さを計ること自体は訓練すれば出来るかもしれません。
 でも拳銃の種類はハンパなくあるでしょう。
 乃木がすべての拳銃の重さを知っていたというのはさすがに無理がありますし、渡された拳銃の重さを二丁続けて知っていたというのは偶然が過ぎると思います。

 あと、ベキが最終的に復讐に走ったのには、その前の彼の演説にそれなりに感動した自分はガッカリしました。
 あの感動を返して、と言いたくなりました。

 それと乃木がベキたち三人を射殺したことにも納得いきませんでした。
 乃木であれば急所を外して撃つことぐらい朝飯前だったはずなのに。
 乃木に三人を射殺しなければいけない理由って何かありましたっけ?

 もう一つだけ、考察合戦が繰り広げられるのも納得したと述べましたが、「考察」という言葉の使い方には納得しませんでした。
 「考察」とは、「物事を明確にするため、調べて考えること」を意味します。
 そのため考察するにはある程度精度の高い情報が必要となります。
 自分も映画や小説の考察をすることがありますが、考察というものは映画であればエンドロールまで観た上で、小説であれば最後のページまで読んだ上で初めて出来ることだと思っています。
 極端な話、『VIVANT』の第一話だけを見た時点で考察は出来ないと思うのです。
 じゃあ何話まで見れば考察出来るのかというと、やっぱり最終話まで見ないと出来ないのでは、って思いますね。
 では第一話を見た時点で出来ることは何かというと、それは予想です。
 『VIVANT』は放送中、視聴者の間で大きな盛り上がりを見せましたが、「考察」と「予想」をごっちゃに使っている人が多く見受けられました。
 そのことが気になったのは自分ぐらいかもしれませんが…。

 ともかくドラマ自体は面白かったのでよかったです。
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2023年秋ドラマ注目作。

2023-09-22 20:24:07 | テレビ
 2023年の夏ドラマは一本も見ませんでした。
 なぜかというと呪いのDVDを見なければいけなかったからです。
 自分がそのDVDを見ないと人類が滅亡してしまうのです。
 というのは嘘ですが、そのぐらいの意気込みがないとそのDVDはとても最後まで見ることは出来なかったですね。
 
 夏ドラマを一本も見なかった反動ではないですが、秋ドラマは出来るだけ見ようかなって思っています。
 以下注目作です(こちら)。

 〇『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』
 クリスマスイブの“たった1日”を1クールかけて描く、とプロットは面白いと思いました。
 ただ、出演キャストにNG俳優の名を見つけました。
 その俳優とは大沢たかおです。
 自分は大沢たかおの出演する映画やドラマを出来るだけ見ないようにしているのですが、さて、どうしようかな。

 〇『トクメイ!警視庁特別会計係』
 経費削減の“トクメイ”を命じられて本庁から派遣された特別会計係の女性警察官が主人公の警察エンターティメント。
 はっきり言ってあんまり見る気はしないのですが、ドラマ紹介のある一文を読んで、え?と思いました。
 橋本環奈がフジテレビ系連続ドラマ初主演、と書いてあったのですが、いやいや橋本環奈はすでにフジテレビ系連続ドラマで主演しているでしょう、同じ警察エンターティメントの『警視庁いきもの係』で。
 あのドラマはなかったことになっているのか、それともあの役柄で主役ではないというのか、誰かにその謎を解き明かして欲しいです。

 〇『時をかけるな、恋人たち』
 またタイムループものかよ、ヨーロッパ企画!それに上田誠!
 と思わないでもないですが、これは見ます。
 あと吉岡里穂にお茶を淹れてもらうCMがありますが、吉岡里穂にお茶を淹れてもらってペットボトルのお茶だと思わない人たちって何なんですかね?
 え、これがペットボトルなんですか?って驚いていますが、白々しいにも程があるだろうと言いたくなります。
 まぁ自分もあのCMに出演することになったら、え、これがペットボトルなんですか?って白々しく驚いてみせるとは思いますが。

 〇『日常の絶景』
 プロットが面白そうなので見てみようかなと思っています。
 それにしても主演の伊藤万理華って『時をかけるな、恋人たち』にも出演していますが、そんなに売れっ子なのか、それとも同姓同名の別人なのか。

 〇『マイホームヒーロー』
 人気漫画のドラマ化ということで見てみようかな、という気になっています。
 ただこの『マイホームヒーロー』、すでにアニメ化もされていて、来年の春には映画化もされるようです。
 そこまで面白いんですか、「マイホームヒーロー」って、と言いたくなります。

 その他、『うちの弁護士は手がかかる』、『すべて忘れてしまうから』、「セクシー田中さん』なども気になります。
 全部見るのはとても無理ですね。
 絞らなくっちゃ…。
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祝♪『DOC(ドック)2 あすへのカルテ』放映スタート!!

2023-09-20 21:00:45 | テレビ
 2023年の夏ドラマは『VIVANT』が話題をさらったようですね。
 ご覧になったという方も多いのではないでしょうか。
 自分はもちろん見ましたよ、と言いたいところなのですが、見ませんでした。
 見ない理由はこれといってないのですが、強いて言えばDVDを見るのに忙しかったから、でしょうか(こちら)。
 いや、忙しかったというのとはちょっと違うかな。
 あのアニメを見ていたら、他のドラマを見る気力が削られたというべきかもしれません。笑。
 なので『VIVANT』に限らず、夏ドラマはどれも見ませんでした。

 唯一の例外が『アストリッドとラファエル3 文書係の事件録』ですね。
 シリーズもので、シーズン2はDVDを入手する前から見ていました(シーズン1は未見)。
 
 『アストリッドとラファエル』の何がよかったって、そりゃ何と言ってもラファエルの胸の大きさですよ!
 あんな胸のデカい女性刑事に取り調べを受けたら、やってもいないことを自白しそう。
 というのは冗談ですけれど。笑。
 
 『アストリッドとラファエル』、すごく面白かったのですが、見ていて常に疑問だったのがラファエルの階級でした。
 ラファエルはパリ警視庁の警視なんですよ。
 日本の刑事ドラマだと警視という階級は相当上で現場で捜査をすることはないのですが、フランスだとそれが当たり前なのかな?
 それとも日本の警察も実は警視が現場で捜査したり、銃を持って容疑者と対峙することがある?
 自分の感覚的にはラファエルは警部ぐらいがしっくりくるんですけどね。

 シーズン3が放送終了したばかりの『アストリッドとラファエル』ですが、シーズン4は来年の1月の放送だそうです。
 今からシーズン4の放送が待ちきれません。

 そして『アストリッドとラファエル』シーズン3の放送終了を受け始まったのが『DOC(ドック)2 あすへのカルテ』です。
 これまでどれぐらいの医療ドラマを見てきたか、というほど医療ドラマを積極的に見てきたわけではないですが、『DOC(ドック) あすへのカルテ』は自分にとってベスト医療ドラマになりました。
 
 『DOC(ドック) あすへのカルテ』の何がよかったのか、、、まず最上の医療ミステリーであることですね。
 ほとんどのエピソードにおいて患者が病院に運び込まれた時は病名は不明なんです。
 それを主人公のアンドレアたちが検査をし、患者と会話をし、少しずつヒントを集め、何の病気なのかを探るのですが、その様は一流のミステリーなんですよ。
 明かされる真相(病名)は予想外のものばかりでした。

 人間ドラマとしてももちろん一流で、アンドレアを始めとして、医療スタッフは全員何らかの問題を抱えています。
 その問題というのが各々めっちゃ濃いんですよ。
 それぞれのエピソードだけで映画が一本撮れるんじゃないかってぐらいに。
 ちなみに医療スタッフは医長を含め10人ほどいるのですが、シーズン1の最終話ではそのうちの半分ぐらいが病院を辞めそうでした。
 まさにこれからどーなるの?というところで始まった『DOC(ドック)2 あすへのカルテ』から目が離せません。
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2023年春ドラマ総括。

2023-06-16 20:28:55 | テレビ
 皆さんは配信サービス、何か契約されていますか?
 やっぱりAmazonプライムが多いのかな?
 その次がネットフレックスあたりでしょうか。
 以前にも言ったことですが、うちはどことも契約していません。
 配信サービスと契約するだけの経済的な余裕がない、というわけではないですよ。
 よくは知らないですが、配信サービスはだいたい月々1000円ぐらいでしょうか?
 それぐらいだったらうちもセレブなので、一つか二つ、契約できないことはありません。
 うちが配信サービスと契約しないのは、地上波で放送されているバラエティやドラマを見るだけで一杯一杯だからです。
 自分の場合は、日曜日に将棋を見て、あとはドラマとアニメをそれぞれ二本か三本見たら、それで一週間は過ぎてしまいます。
 配信サービスのドラマや映画を見る時間の余裕はありません。
 時々複数の配信サービスと契約している方を見かけますが、そういう人ってどうやってそれだけ多くのドラマや映画を見る時間を捻出しているのか、それが自分には不思議でなりません。
 ともかく言いたいのは地上波のドラマも配信サービスのそれに劣らず面白いですよ、ってことです。

 さて、2023年の春にスタートしたテレビドラマもだいたい最終回を迎えたようなので、その総括をしたいと思います。
 といっても今クール見たのは二本だけですが。笑。

 まず一本目は小芝風花主演の『波よ聞いてくれ』です。
 ともかくこのドラマの見所は小芝風花のヤサグレ女演技と長台詞に尽きるでしょう。
 彼女のことを特に意識していなかった人でも(←自分)、「小芝風花、スゲェ」と思わせるものがあります。
 ストーリーは原作を(ほぼ)なぞっているので面白さは尾頭付きです。
 ストーリーは原作をなぞっていると言いましたが、原作では舞台は北海道のローカルなラジオ局でしたよね?
 ドラマでは在京のラジオ局になっていて、ん?と思いました。
 原作ではこの後、どう考えても北海道でしか成立しないだろう、というようなエピソードがてんこ盛りなんですが…。
 ドラマは如何にも続編がありそうな終わり方でしたが、続編を作るとしたらそこら辺はどうするつもりなんだろう?
 あと、南波瑞穂を演じる原菜乃華と箱坂富美を演じる井頭愛海が似すぎていて最後まで違いがわかりませんでした。
 一つのドラマの中でこんなに似た二人をキャスティングする必要性って?
 出来れば髪型ぐらいは変えて欲しかったです。
 っていうか、原作に箱坂富美なんてキャラ、いましたっけ?

 もう一本は芳根京子主演の『それってパクリじゃないですか?』です。
 ネットでの評判もそこまでよろしくなく、視聴率も取れなかったようですが、知的財産や特許についての入門的なドラマとしてはこれ以上のものは望めないと思います。
 芳根京子扮する亜季のぽわわわんとした性格が受け入れがたいという感想をよく目にしましたが、ぽわわわんとした亜季が最終回で北脇の窮地を救う、本作は彼女の成長物語でもあるので、序盤の彼女がぽわわわんとしていたのは致し方ないことではないでしょうか。

 今から夏ドラマも楽しみです。
 っていうか、今見ているアニメが最終回を迎えたら、そちらの方も総括しますけどね。
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『呼び出し先生タナカ』の謎。

2023-04-26 20:27:32 | テレビ
 アンガールズの田中卓志がMCを務める『呼び出し先生タナカ』というバラエティ番組が毎週月曜日の20:00からフジテレビ系列で放送されています。
 どういう番組なのかというと、おバカタレントがおバカさ加減を競い合う、そして見ている我々はそれを「バカだなぁ」と笑う、ある意味悪趣味なクイズバラエティです。

 おバカさ加減を競い合うクイズバラエティですから、基本的にクイズは小学生でも解けるレベルなのですが、中には「おもんぱかる」を漢字で書きなさいという難問もあったりします。
 書けるわけなかろう、おバカタレントが!
 と思ったのですが、書けた人もいましたよ。
 どうやら全員が全員、おバカタレントというわけでもなさそうです。
 ちなみに「おもんぱかる」は「慮る」と書きます。
 もちろん自分は書けましたよ(たまたま知ってました)。
 おバカタレントの中には「おもんぱかる」を「重開る」と書いた人がいました。
 な、なるほど。。。

 「寝耳に水」という諺が問題として出題されました。
 正確には「寝ている男の耳元に水が一滴落ちる」イラストから元の諺を答えるという問題です。
 でもこの問題、おかしいんですよ。
 何がおかしいかというとな「寝耳に水」の「水」は「洪水」のことなんです(こちら)。
 寝ているときにポタッボタッと水滴が落ちてくる様ではないのです。
 それぐらいのことは調べたらすぐわかりそうなものですけどね。

 まぁでも言いたいのはそんな事じゃなくて。
 件のイラストから「ねさせない」と答えたおバカタレントがいました。
 意味は「ねむりに落ちる瞬間に水がふってくる新しいごうもん」だそうです。
 ここまではただの誤答ですが、ここから予想外の展開になりました。
 この「ねむりに落ちる瞬間に水がふってきたら本当にごうもんになるのか?」という検証実験に突入したのです。
 実験の結果は「ならない」でした。

 ぶっちゃけ実験の結果はどーでもいいんですよ(自分は「なる」と思いますが)。
 問題は、おバカタレントの誤答から検証実験に突入し、同じコーナーの中で結果が発表されていることです。
 考えられる可能性は二つ。
 一つは検証実験が行われる間、おバカタレント一同はひたすらスタジオで待ち続ける。
 もう一つは実は番組には脚本があって、出演者はその脚本に従って番組を進めている。検証実験も事前に録画したものである。

 スタジオで待ち続けるというのはあり得ないと思うんです。
 実験の結果が出るまで待つとなると一時間か二時間待つことになるので。
 しかし脚本に従って番組を進めるというのもまたあり得ないと思うんですよね。
 脚本に従って番組を進めているというのであれば、出演者のおバカっぷりもすべて演技だったということになります。
 あのおバカっぷりが演技とはとても思えない…。

 めちゃめちゃ考えたのですが、結局どちらなのかはわかりませんでした。
 でも答えはwikiに載っていました。
 答えは「出演者にはスタジオ収録の一週間前にクイズに答えさせている。スタジオ収録においても同様に答えさせている。」でした。
 この答えを知って、なるほど!と感心すると同時に、おバカタレントであり続けるのも案外大変なんだな、と思いました。
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