町中ではT路地が無数に張り巡らされている。
ここを歩こうとするとき、車が先に止まっていて歩行者を先に
渡らせようと待っている場合と、歩行者が車が止まるのを待っ
てT路地を渡ろうとする場合とがある。この2つの場合、微妙
にニュアンスが違う歩行者と車の無言のやりとりがある。
・
車は小さなT路地から大きな道路に出る場合、車がいないのを
確認して発信をする。タイミングが悪いと1分以上待たされる
こともよくあるので、焦って歩行者が見えなくてぶつけたりす
ることがよくある。私も車に乗っているとき、歩行者を見落と
してドキッとすることがある。
・
逆に歩行者の場合、止まった車の前を渡るとき、車の運転手が
私を確かに認識しているか確認をして通る。私が渡ろうとする
側を見なくて、反対側ばかりしか見ていない場合は「おい、
こっちもしっかり見てくれよ」と心で叫ぶ。
・
昨日の夜仕事が終わって、T路地から右折して曲がろうと車が
途切れるのを待っていた。するとセントバーナード犬を連れた
婦人が左側から歩いてきた。真っ暗だったので、見にくかった
が婦人とセントバーナード犬が寄り添って私の前を通り過ぎよ
うとした。ヘッドライトにうつる婦人は下を向いていたが、犬
は何かを言おうと私を5秒ほどしげしげと見つめて歩いた。
「おい、おっちゃん。ちゃんとこちらをしっかり見て、ぶっ
つけるんじゃないぞ」と咎めるように言った。ワンちゃんもT
路地の怖さをしっかりと認識しているようだった。
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