売土地から珍客が

先日売り主様から、土地の売却依頼を受けました。
現地に足を運びと、草がぼうぼうと生えてかなりあれている様子です。
土地を売る場合はまず隣地の所有者に挨拶をして、隣の人から色々と情
報を収集することから始めています。「ピンポン～」ドアホンを押すと、
面倒くさそうに奥さんが出てきました。
「隣地の売り主さんと売却の話をしています、モール前不動産です」
こう挨拶をすると、一転好意的な態度で興味津々になりました。
「草が生えて困るのよね。早く売れて家が建つことを願うわ。」
「草ぼうぼうで、最近はヘビが住みついていやになるわ。」等々
色々な情報を頂き、土地の測定をするのに売り地に入ろうとすると。
隣地と売り地の境目のコンクリートの上に、細長いものが首をもたげて
います。何と今奥さんから聞いたヘビが、二人の会話を聞いていたかの
ように私に挨拶に出てきたのです。普通ヘビは人間を見ると逃げるも
のですが、このヘビは人間に慣れているのか一点を見据えて動きません。
私はビックリして「シイ～、シイ～」と言ってあちらへ行けと意志表示
しますが、まったく身じろぎません。草を抜いて、近くに放り投げると
ヘビは向きを変えて悠然と奥地へ退却しました。
ヘビは青大将だったのでホッとしましたが、ヘビはネズミを捕食してく
れます。ネズミは人間に大きな被害をもたらす外敵であり、ネズミの
天敵であるヘビは人間には有益なんですね。青大将との出会いは、
きっといいことがある前触れなのかもしれません。

モール前不動産(千年ホーム)　http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.htm

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