上田桃子のプロゴルファーの原点

昨年の女子プロゴルフ賞金女王・上田桃子がテレビに出ていました。
コメディアン番組には、初出演といっていましたが、２１才の若さで堂々と
して自信に満ちあふれていましたね。
ゴルフボールを遠くにとばすことが出来て、技術面でも素晴らしいものが
身に付いていたとしても、精神的な面が強くなければ１勝すら出来ないのに
昨年は６勝して賞金女王になったわけですから、素晴らしいですね。
この精神面の強さのルーツは、家庭環境から、きていたように思いました。
自分がプロゴルファーになると言って親元を離れて、一人暮らしのアパートを
探しました。両親は７万円台のアパートを進めましたが、親の懐具合を察知
して２万８千円のオンボロアパートが、いいといって入居しました。
この判断を瞬時に出来るところが上田桃子が、並の女の子ではない所。
オンボロアパートに引っ越しして、別れる時いつまでも手を振っていた桃子の
ことを父親は一生忘れないと言っていました。
ここに上田桃子のプロゴルファーの原点があるのではないかと思いました。
女子プロゴルフの岡本綾子の気の強さに、何気なく似たところを感じます。
２万８千円のアパート暮らしから１億６千万の賞金女王。あまりにも違い
すぎる環境と、最速度で過ぎ去った短い年月が少し心配ではあります。
１才歳上の宮里藍、さくら桃子がいますが、このふたりを上田桃子がぬき
去った感じがしますが、慢心したら奈落の底に突き落とされるでしょう。
あの若さでトップを走り続けることは困難でしょうから、若いうちに何度
か壁にぶち当たり、回り道をするのもいいのかもしれませんね。

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