ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

CD 今日の一枚 バッハ 「カンタータ選集1」

2008年12月10日 | 音楽
バッハ 「カンタータ選集1」BWV61,132,63
カール・リヒター指揮ミュンヘンバッハ管弦楽団と合唱団
ソプラノ:エディット・マティス テノール:ペーター・シュライヤー 
バス:フィッシャー・ディースカウ アルト:アンナ・レイノルズ
ADD 1970-1972 ARCHIV

バッハは教会カンタータとして約200曲(BWV1-200)、世俗カンタータとして約20曲を遺した。教会カンタータはルター派プロテスタントの礼拝に用いられる。各日曜、祝祭日の福音書朗読に先立って、演奏される前座的な催し物であった。冒頭に合唱曲を置いて、独唱によるレスタティーヴォとアリアを何曲か続けて、最後の合唱曲で締めくくる構成になっている。ヴァイマール時代からライプツィッヒ時代にかけて作曲された。バッハの宗教音楽活動のすべてがこのカンタータに集約されている。このカンタータ演奏ををカール・リヒターが試みて約80曲をレコーディングしたのがこの選集である。約25枚のCDとなった。この演奏にまさる演奏は以降には現れていない。極めつけの演奏である。本CDは選集1からスタートする。
BWV61「いざ来ませ、異教徒の救い主よ」
BWV132「汝ら道を備えよ、大路を直くせよ」
BWV63「キリスト者よ、この日を彫り刻め」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿