ブログ 「ごまめの歯軋り」

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米国CDC タミフル耐性ウイルス情報

2009年09月11日 | 時事問題
朝日新聞 2009年9月11日12時11分
タミフル耐性ウイルス、人から人に感染か 米国で報告例
 インフルエンザ治療薬のタミフルが効きにくい耐性を持った新型の豚インフルエンザのウイルスが、人から人に感染した可能性があることを、米疾病対策センター(CDC)が11日付週報で報告した。新型の耐性ウイルスはすでに見つかっていたが、感染力が弱いとされ、人から人に感染したとすれば初めて。

インフルンザ臨床情報を出せない厚生労働省はもういらない
現在のインフルエンザ罹患者は5000人を越えたといわれる。重症化するインフルエンザ臨床情報を現場の医師は欲しがっているが、国内で得られる情報は国立感染症研究所の感染症情報センターである。ところが6月5日いらい内容が更新されておらず、現場の医師は治療方法や重症化するリスクを求めている。主な情報源をアメリカCDC、英国England Journal of Medicineに頼っている。日本の医師へのアンケート調査では新型インフルエンザ情報の情報源はアメリカCDCが22%、国立感染症研究所が15%、厚生労働省は5%であったという。厚生省は医師から全くアテにされていないだけでなく、現場を混乱させる通達ばかり出してくる、無能ならまだしも妨害物でもある。医師にとってどの時点で抗ウイルス薬を投与するか、そして重症化するリスクはどの程度で、その中での死亡率はどの程度かという臨床例情報を必要とする。脳炎,肺炎で重症化する例が多いのでその臨床例を学術誌速報から学んでいる。



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