年度初めの補正予算 この借金の返済は大増税と次世代へ

朝日新聞　2009年4月27日13時40分
今年度予算規模１００兆円超に　補正予算案を国会提出
　政府は２７日午前の臨時閣議で、総額１５．４兆円にのぼる「経済危機対策」を盛り込んだ０９年度補正予算案と税制改正法案を決定し、国会に提出した。一般会計の規模は１３．９兆円で、補正では過去最大。当初予算（８８．５兆円）と合わせた０９年度予算の規模は１０２．５兆円となり、初めて１００兆円を突破する。
　補正予算は本来、年度途中に起きた事態に対応するための措置で、年度初めの提出は極めて異例。内閣府は、０９年度の実質国内総生産を１．９％押し上げる効果があると試算している。
　ただ、財源は大半が借金頼み。「埋蔵金」とも呼ばれる財政投融資特別会計の準備金を３．１兆円流用するが、それでも足りず、建設国債を７．３兆円、赤字国債を３．５兆円追加発行する。これにより、０９年度の新規国債発行額は過去最大の４４．１兆円になる。０９年度一般会計予算に占める税収の割合は、過去最低の４５％に下がる。

赤字国債の縮小はどこへいったやら。バカでもできる大盤振る舞い！　
健全財政を図る財務省は無用の長物　財務省の紙幣印刷輪転機はフル回転！　
結局この借金の返済は次世代へ！

80歳を過ぎた女優 そろそろ引退したら

朝日新聞　2009年4月26日
京唄子さん腰椎骨折　大阪松竹座の出演断念
　大阪松竹座（大阪市中央区）は２６日、５月特別公演「大阪恋情話」（５月７～３０日）に出演予定だった女優の京唄子さん（８１）が腰椎（ようつい）圧迫骨折のため、出演を断念したと発表した。淡島千景さん（８５）が代役を務める。

京唄子（81歳）さんの代役淡島千影さん（85歳）！！　森光子さん（？）の発音も朦朧態、皆さんそろそろお辞めになってはいかが。　後継者が居ないわけでなし。老衰の情話ではつまらない。

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読書ノート 永田和宏著 「たんぱく質の一生」 岩波新書

介添え役蛋白「分子シャペロン」を中心とした　細胞生物学の進歩　第3回

たんぱく質の活動する場　細胞生物学 （１）

　人間が食べて体を作る要素としての栄養素には、たんぱく質、炭水化物、脂肪がある。たんぱく質は筋肉・骨などの重要な構成要素であり、アミノ酸の結合物である。アミノ酸は人体では合成できないので食物から摂取する。アミノ酸は炭素原子を中心におく四面体構造を持ち、アミノ基とカルボキシル基を必ず有している。隣り合ったアミノ酸のアミノ基とカルボキシル基が脱水縮合をしてペプチド結合によって、蛋白という長い鎖を作る。人体では20種類のアミノ酸を利用して数多くのたんぱく質が出来上がる。細胞の中でたんぱく質にはさまざまな役割があるが、細胞を支えるために構造たんぱく質の細胞骨格の主成分となる。細胞のさまざまな機能・物質代謝には酵素という触媒が必要であるが、この酵素は数百個のアミノ酸からなるたんぱく質である。細胞内で物質を運ぶレールの役割もたんぱく質である。男か女かという性決定遺伝子を働かせるのもたんぱく質である。細胞の自己消化（アポトーシス）も消化酵素というたんぱく質の働きである。というように細胞の働きになくてはならないのがたんぱく質である。次に細胞の構造を見てゆこう。
（続く）