グリキン極細開始(20220217)
イングリッシュパートリッジ2枚、コックフェザント2枚、マラードダックウィング。
1本20分程度、でもその準備に時間が掛かるから、結局1本30分くらいだと思う。
もうそろそろ解禁日、実釣は控えてタイイングに集中する。
グリキン極細開始(20220217)
イングリッシュパートリッジ2枚、コックフェザント2枚、マラードダックウィング。
1本20分程度、でもその準備に時間が掛かるから、結局1本30分くらいだと思う。
もうそろそろ解禁日、実釣は控えてタイイングに集中する。
ロッドあるある1(20220217)
高額ダブルハンドを根元から折る。
フルスイングしたらロッドティップが飛んで行った。
河原で転ぶ時、身体よりロッドを守る。
手放すロッドをシリコンオイルで磨いたら、綺麗になってまた仕舞い込む。
「弘法大師は筆を選ばず」と、格安ロッドばかり使う。
4Pロッドを2Pに継いだまま自家用車に何本も積み込み、誰も乗れなくなった。
トランクを開ければロッドケースが山崩れ。
フェルールワックスを砂場に落とす。
新しいロッドが良いとは限らないが、古いロッドも良いとは限らない。
高いロッドが良いとは限らないが、安いロッドも良いとは限らない。
ロッドは時として、新品より中古が良い。
(信頼できる方のレビュー付き)
同じロッドなら、新品も中古も変わらない。
(クランには新品が存在しない)
手に入れる直前のロッドほど、耐え難く光り輝く。
(現在ニューロッドの入荷まち)
思い入れたロッドが擬人化すると、それはほぼ同世代同体型の異性になる。
(それこそが各々方の女神像、例えば私の場合、クラン=ヘラクレス熟女=女神)
*なぜかはわからないけれど
マテリアル・あるある1(20220217)
リオのカーニバルが始まると、長くカラフルなアムハースト・センターテイルを奥が欲しがる。
7万円以上する全長3mの雄孔雀フルスキンを買いたいけれど、奥はぜったい激怒する。
リビングで何羽もフルスキンを並べたら「それだけはやめて」と奥が言う。
ようやく気に入るタイイング用デスクを見付けたが、17万円で奥バレ却下。
マテリアルを買えば、真っ先に値札を剥がす。
本棚に並ぶのはマテリアルだ。
フルスキンの顔の目が閉じているとホッとする。
(義眼入れたフルスキンは本当に悪趣味)
ゴールデンフェザントの頭からクレストをむしり取る作業が辛い。
ドライヤーで散る髪を見つけた奥が「この抜け毛を集めて使えばいいやん」と笑い堪える
極細チューブのタイイング (20220216)
タイングツールは下記メーカーを使っている。
FutureFly(フューチャーフライ)
https://futureflydenmark.com
「FutureFly Tube Vise」
https://futureflydenmark.com/futurefly-tube-vise-black-red
「FF Tubevise Neddles」
ヘラ浮きトップの極細チューブには、この「Small」または「Medium」sizeのニードルを使う。
*購入するなら「Medium size」が便利
https://futureflydenmark.com/ff-tubevise-neddles-3102
以前は普通のバイスとチューブフライ用ニードルで巻いていたが、力を掛けるとニードルやチューブがズレて台無し、それに懲りて専用バイスに転向した。
それ以降トラブルなし、とても順調に作業が進む。
ヘラ浮きトップの極細チューブそのものがとても繊細だから、スレッドもそんな繊細なものを使う。
「センパーフライ(Semperfli)」
https://urbanislander.co.jp/product-category/semperfli/
「ナノシルク 18/0 ウルトラファインGSPスレッド」
これの黄色を多用している(特に理由はない)。
https://urbanislander.co.jp/product/semperfli-ナノシルク-18-0-ウルトラファインgspスレッド-50m/
さらに強度補強でエポキシを使う。
この作業にUVレジンは全く役立たず、理由は数回の実釣で確実に折れ曲がるからだ。
どうやらスレッド掛け部分のUV硬化が不充分になり、実釣で吸水し膨らんだスレッドが内側から壊すらしい。
じゃあUV効果時間を長くすれば良い、と何時間もUVライトに当ててみたけれど効果は全くなく、時間と労力だけが無駄に。
それでエポキシを使い始めたが、それには硬化時間が短いのと長いのがある。
すると、5分硬化は短すぎ(作業途中で固まってしまう)、30分硬化だと意外にもろく、結局「24~36時間で完全硬化」に落ち着いた。
「Magicfly エポキシ樹脂 レジン液 二液性レジン液 236ml (樹脂と硬化剤各118ml) 混合比1:1 ハードタイプ」
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B087LTGXPX/
硬化まで本当に24時間かかるけれど、多分最強エポキシのひとつ。
1シーズン折れずに活躍してくれる(でも踏めば折れる)。
それをフライローターで回しながら硬化させるのだけれど、塗り込んだエポキシ液ダレが60分は出続けるから、開始後60分間はその修正が必要。
この液ダレを放置すると大きなコブになって「ラクダ化」し、スレッドやマテリアルが偏りフィニッシュまで失敗、せっかくの1本がダメになる。
なので作業するときは10本20本まとめて仕上げた方が楽、実作業がフライローターを回し始めて30分目と60分目の2回対応だけで済むのだから。
(作業場はアルミホイル2重で覆い液ダレ対応する)
でもその硬化過程に必須なのが下記のフライローター、これは絶対に欠かせない。
(プラスティックのL字ブックスタンドで自作できるけれど)
「フライホイール:Fly Wheel (CFT-210)」
https://www.c-and-f.co.jp/pdt/1140049.html
難点はうるさいのとモーターに寿命がある点。
モーターが焼き切れたらDIYで交換すれば良いが、選択を間違うと飛び立つほど回転してしまう。
なので出来るだけ回転数の遅いモーターを選ぶことになる。
フライローターが離陸すると全部ダメになるので要注意。