なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

インビクタPとkencube-PHS#8F(20210913)

2021年09月13日 22時39分12秒 | 机上釣

インビクタPとkencube-PHS#8F(20210913)




昨日ロストしたインビクタP極細チューブ2本を補充。
だんだん仕上がってきた、ような気がする。
何気にミラージュティンセル胴とキングフィッシャー頬が効いているのはなかろうか。
夏から秋の私の鉄板だ。


五ヶ瀬のニジマスで使うkencube-PHS#8Fにネーム入れ。
これをしないと規格がわからないので必須の作業。
bodyが5m17g、シンクティップ(type4)が3m4.5g、あわせて8m21.5g。
この先にフロロ5号1mほど足してスイベル4号、ハリス止めTGショット3.75−7.0gをつける。
それで五ヶ瀬の深いカマをメンディングステイで送り込む。
当然根掛かりはさけられず、ロスト対策でせいぜい2−3本ドロッパーが限度、まあ当たり前だが。
でもトップから全部インビクタPで揃える。
これでもかと鉄板鈎で推しまくるのだ。

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筋肉痛と今回の反省(20210913)

2021年09月13日 19時52分03秒 | 机上釣

筋肉痛と今回の反省(20210913)

五ヶ瀬釣行から一夜明けると両足の筋肉痛がすさまじい。
前回の釣行が1週間前、この1−2ヶ月間こんな筋肉痛したことがなかった。
大分川、ジオン、梅野川そして津江川、実釣時間が短かったからだろうか。

五ヶ瀬川のディープウェーディングは大石を越え激流を渡り、釣れれば立ったり屈んだり繰り返す。

もしかしたら救命補助具のウェーディングジャケットの重みのせいもある?

今回、救命補助具としてRESTUBE、防水バックパックそしてウェーディングジャケットの3点を使った。
このウェーディングジャケット、脇下までウェーディングしていたら胸ポケットが水を飲んでいた。
おかげでフライボックスが水浸し。
(胸ポケットにはもう何もいれまい、完全に水没するので)

それで吸水したウェーディングジャケットと防水バックパックの重さが両足にかかったのかもしれない。
気温は24−25度、降雨で高湿、防水ジャケットも着ていたから汗ダクになった。
でも我慢できないほどではなく、それよりもウェーダーのピンホールから足裏に伝う水漏れが気になる。
川通しで胸元まで入るから全てのピンホールが一斉に目覚めるのだ。

今回の五ヶ瀬のリスク、反省してみる。
1)雨天ささ濁りでの入渓
一時的な降雨やダム放流でも1mの水の壁が一気に押し寄せるほどではない。
両岸に避難する傾斜があり、竿を捨てて駆け上がれる。
ダム決壊以外にそんな事件が起きるとは考えにくい。
2)外傷のリスク
岩場の上り下りは重心をまず下げてから行う。
こうすると浮石が万が一ひっくり返っても素早く対処できる。
また足を置く石が浮石だと常に疑う。

(梅野川では特にそう。浮き石浮き石浮き石浮き石と数えながら足を乗せていた)
(でもそんな数え方をしていると浮き石浮き石浮き石トオルとなり、あれは力石徹だ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/あしたのジョー
(そこでフッと笑ってしまって気が緩み危ない。それで浮き石を数えながら渡るのはやめた)

ヒザ対策ではウェーディングゲーターを膝にガッチリ巻く。
そうすると激流にもまれても膝が安定する。
ウェーダーの保護よりそちらを優先して今は装着している。
転倒して頭を打つリスクに対して、背負うバックパックがクッションになる。
小学生のランドセルがなぜ大きいか、それは転倒しても頭を打たないためだ。
https://horiebag.com/useful/randsel/34914/
私もそれを実体験した。
分厚い水苔がズルリと滑り勢いよく大岩の上で仰向けに倒れた。
その時、背の防水バックパックがクッションになり岩で頭をうたずに済んだ。
もしバックパックがなかったら後頭部を大岩に打っていただろう。
3)水没のリスク
今回からビーズフロートのウェーディングジャケットを使った。
深場に水没してウェーダーが満水になるか足だけが浮く状態の瞬間、RESTUBEを開ければよいが間に合わない場合。
つまり息を吐いた時の落水だ。
一瞬のことで判断つかないだろうし、もがく水中ではRESTUBEのハッチもなかなか見つからないだろう。
そして息がつまった瞬間、反射的に息を吸えば空気のかわりに水が気管に流れ込み、そのまま失神する。
そのほんの数秒をかせいでくれるのが救命補助具ウェーディングジャケットだ。
どんどん深い流芯に巻き込まれ下流の大岩が眼前に迫る時、RESTUBEを開き呼吸と体勢を整える余裕をほんのすこしでも与えてくれる。
この数秒が生死を分ける決定的な瞬間になるかもしれないのだ。
そう考え、ビーズフロートのウェーディングジャケットとRESTUBEを装着しはじめた。

かといって完全に安全ではない。
今回、50近いニジをランディングするため川に飛びこんでしまった。
勝手知ったる川底なんとか、しかしもしソコが変化しエグレてもいれば即溺水だ。
もちろん突入前に2−3度目視したけれど水面下はよく見えないのが本当。
こんな「見切り発車」を繰り返せばいつかきっと「ドツボにハマる」。
今回これが一番危険な瞬間だった。

いくらビーズフロートとRESTUBEで守りを固めてもリスクに自分から飛び込めは元も子もない。
「死亡遊戯」そのものだ。
本当に危なかった。

これが今回の一番の反省点、2度と繰り返すまい。

追記)
村田教授のyoutubeにて。
「【村田基】矢口高雄先生との思いで.... / 釣りキチ三平【切り抜き】」
https://www.youtube.com/watch?v=uyLl4ZESMLA
矢口高雄先生は1939年10月28日生まれ- 2020年11月20日没、享年81とのことでした。
合掌です。
今回のデカニジのランディングで川に飛び込んだ時、なんとなく、矢口高雄先生の漫画「釣りキチ三平」の1シーンを思い出していた。
「釣りキチ三平 第74話 紅葉堤の大ニジマス」
これは夏の堰堤上から延竿の餌でデカニジを狙う巻。
デカニジが警戒して喰わないから三平くんが堰堤上で竿を敷いて昼寝した。
すると気配が消えたからかデカニジが餌を喰った。
でも堰堤上では取り込めないので三平くんが堰堤下へ飛び込んでランディングするという話。
そのシーンそのままに私も飛び降りていたが、もし深ければ私は確実に死んだ。
有名漫画と重ねるなんて不謹慎におもい封印したが、この村田教授のyoutube。
矢口高雄先生の追悼もかねて、日曜日の想いを記すことにした。

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