なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

勘の正体(20210903)

2021年09月03日 22時19分53秒 | 日記

勘の正体(20210903)

ネットでは菅総理大臣が任期満了で辞任を決意とのニュースが駆け回る。
ご本人直々の表明は未だなので私のような素人の軽率な言動は慎む。
代わりに自民党国会議員先生のご意見を伺ってみる。

青山繁晴先生のブログ
https://shiaoyama.com/essay/
曰く「菅義偉総理を礼節と深い敬意をもって見送ることが、今いちばん、大切なことのひとつだと考えています」

菅総理大臣の直言待ちだけれど、コロナ対策やその他の政策で本当にご尽力されたと思います。
今はご本人のお言葉をお待ち致したいと存じます。
(*9/3午後1時に任期満了辞任を表明されました 1年間のご尽力に感謝し心からの慰労を申し上げます)

で、青山繁晴先生のブログにこんな記事があった。
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=3153
「危機管理の要諦は「最悪のケースを想定すること」と仰っている政治家も、評論家もいらっしゃいますが、間違いです。ほんとうの要諦は「実際に起きることは何か」を正しく想定すること、すなわち予測することです。」

これこそ「勘」ではなかろうか。


大学の頃、書店でこんな新書を購入した。
(書店に付き合ってくれる友人から「こんなの読んだらダメになる」と言われながら)


カンの構造―発想をうながすもの
中山 正和 (著)
https://www.amazon.co.jp/カンの構造―発想をうながすもの-中公新書-174-中山-正和/dp/4121001745
出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1968/10/1)
発売日 ‏ : ‎ 1968/10/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
新書 ‏ : ‎ 194ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4121001745
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121001740

いわゆるビジネス書だが本当に為になった本。
「勘」の本質をこの書籍で知ることができた。
中山正和先生によれば「カン」とは「未来の予測」に尽きる。
さらにこの書籍では正確に「未来を予測する」「カン」の育て方も記されている。
それはこの書籍に委ねるとして、究極的には「カン」つまり勘とは「自ずと分かる結末」「考えるまでもない未来」であり個人の記憶つまり経験の集大成に他ならない。
学生の頃にそんな内容を読んで以来、私の本棚に欠かさぬ一冊になった。
今でもこの書籍は「カン」を展開する際の私の論拠の最前線だ。

で、青山繁晴先生「危機管理の要諦は、実際に起きることは何かを正しく予測すること」。
これはこれで危機管理での「カン=勘」の役割を明示しておられるのではないか(と思う)。

つまり釣行時の勘とは今後起こり得る未来を経験に基づき正しく予測するのであって、もっと簡単にいえば、これから起きる事件を私自身に予言してくれているのだ。
釣れる釣れない以外にこの勘が働いたら相当な緊急事態、決して気のせいでも無視してよいシグナルなどでもない。

勘=未来の予測

これを釣行時のリスク管理に役立てていこう。

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