なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

グリーンフェザントTMC2312#10(20200924)

2020年09月24日 22時06分19秒 | 机上釣

グリーンフェザントTMC2312#10(20200924)


左2本がパートリッジbodyハックルが少なく、中2本が多いパターン。
右端は茶スレッドを使ったためbodyの緑がくすんでしまった。
なので黄スレッドでほぼ巻きフィニッシュのみ茶スレッドを化粧に使うと全て解決。
胸毛はポーラーベアの元毛、チューブフライを巻く時のクズ毛を回収し使っている。

九州ではこれを通年バクバク喰う。
クラシカルなフェザントテイルの変化したものだが、九州では何故か緑が抜群にアタる。

目指せ餌超えとイキリたいところだが、待てよフライは人生の無駄を遊び倒す釣り、漁ではないのだ。
人生の無駄を無駄なく遊び倒してこそのフライフィッシング。

さあ、明日はグリキンのnormalチューブ。
ティペットが太いので極軽量に仕上げる必要はない。


追記)
奥は毎日帰宅し夕食後から直ぐ真剣にタイイングを始める私に構わずYouTube鑑賞。
いつものコントで笑っている。
真正面で笑うものだから時々目が合う。
「あなたをみて笑っているんじゃないよ?」
そういうものの、笑っている奥を見ていると意味もなく私まで笑ってしまう。
ああ、アクビが伝染るのと一緒か、納得。

、、、スレッドを切ってしまいそうになった。

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酒は怖い(20200924)

2020年09月24日 21時12分08秒 | 日記

酒は怖い(20200924)

先日、「半沢直樹」最終前回を飲みながら観た。
盛り上がって酒が進む進む!
皆がそうである様に私も自分の半生を重ね観た。
私とはまた違う人生の成功劇。
でもその社会的駆け引きと激突と成功/敗北が本当に懐かしい。
今はそんなダイナミックな人生を歩んでいないからこその想い。

でも、飲み過ぎには注意しよう。
下手すると私の個人情報までダダ漏らししかねない。


職場の教育ビデオに「ネットリテラシー」という教材がある。
視聴すると"こんなん当たり前だよなーしくじる方がどうかしている"と素直に思う。
もちろんそんな感想は匿名でも決して記入しないが。

でも、そのネットリテラシー、飲み過ぎると踏み越えそうになる。

本当に気をつけよう。


以前母からキツく申し受けたのが、
「人生の危機は、金、女、そして酒!」

ダジャレではないけれど、ハハー、ソノトウリデゴザイマスナ


追記)
今週末こそ「半沢直樹」の最終回!
ちょっとまずいなー酒量が進み酩酊しかねない。
ネットリテラシーを守るためPC電源は抜いておこう。
なんならPCを売り払っても良い。

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フライフィッシングという奇跡(20200924)

2020年09月24日 19時00分59秒 | 机上釣

フライフィッシングという奇跡(20200924)

カラスは光物などを集める習性がある。
http://karapaia.com/archives/52185704.html
その仕組みはよくわかっていないようだが、少なくともカラスは餌ではないガラス細工などを咥えるらしい。

マス類はどうだろう。
マスの索餌行動は故中野繁博士の研究に詳しい。
中野博士は「ヤマメ捕食周期は1分1回」を発見された。
もちろん餌でないのも咥えるらしい。

一般的に魚は色を見分けることが知られている。
「魚の視覚と釣果の関係にせまる:魚は色を見分けるのか?」
https://web.tsuribito.co.jp/beginner/tsuriesa190902

この色彩・色相を利用して餌じゃない物体を咥えさせるのがルアー・フライ(テンカラ)だ。
もちろん1分1回で捕食を繰り返すヤマメの場合、餌か否かを見極めるだろうから、疑似餌を間違って咥える確率は非常に低い。
ここが餌釣りと擬似餌釣りの決定的な違い。
そもそも擬似餌釣りでは、ヤマメが針を咥える確率は物凄く低い。

このためルアーには様々なパターンがある。
抽象的な色や形のスプーン・スピナーから、リアルさを追求し魚のスキンをそのまま被せたミノーまである。
この遊漁ルアーの歴史は西暦1800年代イギリスからが有名らしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ルアー

一方でフライの歴史は西暦200年頃が出典の最古とされている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フライ_(釣り)
http://nobi75006.jugem.jp/?eid=36
日本では沢田賢一郎師が昭和40−50年代からイギリスのフライフィッシング 文化を日本に紹介し普及にご尽力された。
師の業績としてフライの2000年近い歴史の中で生き残り磨き込まれた400以上のパターンが日本に伝わっている。
https://www.amazon.co.jp/ウェットフライ―400パターンとドレッシング・テクニック-TULCHAN-BOOKS-沢田-賢一郎/dp/4916020138

この沢田賢一郎師の業績を頼りに今日のタイイングと日々の釣りがある。

つまりグリキンなど私の巻いたフライをヤマメが咥える偶然は、フライ2000年の歴史がもたらす奇跡でもある。

2000年の歴史に裏打ちされた人生の無駄を謳歌する時間、それがフライフィッシング。
古希餌釣り師に釣り負けて何だ、私は人生の無駄をトコトン楽しんでいるのだ。

、、、でもまだ働ける身、何もかも無駄にせぬよう、気を付けて時間を使おう。

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グリキンbodyハックルTMC2312#10(2020923)

2020年09月24日 00時01分00秒 | 机上釣

グリキンbodyハックルTMC2312#10(2020923)



判り難いけれど右端がbodyハックル無しのグリキン。
管釣りでも自然河川でも追いはイマイチな印象。
他が全てbodyハックルなグリキン。
上段は少し遊んでみたもの、下段がオーソドックスなもの。
自分では下段左端がベストだと感じる。
針の前半分をBODYハックル、後半分をグリーン金ティンセルが覆う。

管釣りと自然河川では今期も抜群に効いた。
もちろんこの派生がグリーンフェザントではあるのだけれど。
共通項がグリーンレジロンとXFINE金ラウンドティンセルをUVレジンで固めた腹部。
多分、何かの虫がイマージするように見えるのだろう。
ヤマメもニジマスも共通のスイッチが入るらしい。

もし行ければ今週末がラストの渓流。
今日巻いたグリキン#10と明日明後日巻くグリキンチューブの2本立てで迎えよう。
出来るだけメンディングステイを使うが、必要ならショートヘッドも投げてみよう。

何れにせよ、明日明後日もタイイング。
でも鮎フライに比べるとバリエーションがあって2−3時間作業が苦にならない。

4−5月は新型コロナで釣行出来ず手芸的なタイイングに終始したが、今日は久しぶりの本気タイイング。
やっぱりこれが一番。
釣れるマスを想いあーだこーだ工夫しながら様々なバリエーションを巻く。

河川に立てば餌師に必ず釣り負けて、ルアー師にも負け越すことがほとんど。
でもこの自分で鈎を巻く時間は、"河川に立って釣る時間そのもの"。
その意味で、より多くの時間をフライフィッシングは楽しめる。
無駄、人生の大いなる無駄、でもそれは楽しめる無駄だ。


偽の餌でマスを釣る。
まあ、本物の餌に負けて当然。
そもそも餌ではないものを喰うはずはないのだから。
その偽の餌で釣れてしまうこと自体、実は奇跡かもしれない。

そう思って最終日を迎えよう。
餌師と競り合う舞台ではない。

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