メンディングステイに特化したロッド(20200916)
この釣りに最適なのはクランだった。
17ftで#7-#8、もちろんサーモンロッドなので当然なのだ。
これを日本の渓流で使う場合、多くはオーバースペック。
適格なのは犀川や北海道になるだろう。
九州だと五ヶ瀬川や川辺川、でもサクラマスやサツキマスはほとんど望み薄。
「小さな大もの」な「尺ヤマメ」がせいぜい。
もちろん椎葉の耳川水系では60cm超のマスが釣れるらしい。
でも私に扱える魚ではない。
いつ釣れるか分からない(一生かかってもダメかもしれない)大物を目指すより、
今は確実に釣れる「小さな大もの」を狙うのがベストのではないか。
つまり30−40cmのマスを想定したシステムで釣るということだ。
でも、現時点のフライロッドでメンディングステイなどの流れに特化したロッドはほぼ見当たらない(17ftのクランがそうだった)。
だとすれば流用すれば良い、他業種のロッドを。
それで探すと、これが見つかる。
「庄内 XT」
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/496
怒られるかもしないが、磯竿・フライタックルを本流で使う。
これは7.5m中通しの荷重15gまでの磯竿、DT#4なら10mは出せる。
これだと10m餌竿よりちょっとだけ広い釣りができる。
(#2なら中通しでも使えるだろう、ド遠投さえしなければ)
止水のド遠投と流水のメンディングステイ、今後はシステムが大きく異なる。
あ、これはドライフィッシング以外のフライフィッシングでの条件です。
ドライに手を出すのは、しばらくは先の話。