グリキンbodyハックルTMC2312#10(2020923)
判り難いけれど右端がbodyハックル無しのグリキン。
管釣りでも自然河川でも追いはイマイチな印象。
他が全てbodyハックルなグリキン。
上段は少し遊んでみたもの、下段がオーソドックスなもの。
自分では下段左端がベストだと感じる。
針の前半分をBODYハックル、後半分をグリーン金ティンセルが覆う。
管釣りと自然河川では今期も抜群に効いた。
もちろんこの派生がグリーンフェザントではあるのだけれど。
共通項がグリーンレジロンとXFINE金ラウンドティンセルをUVレジンで固めた腹部。
多分、何かの虫がイマージするように見えるのだろう。
ヤマメもニジマスも共通のスイッチが入るらしい。
もし行ければ今週末がラストの渓流。
今日巻いたグリキン#10と明日明後日巻くグリキンチューブの2本立てで迎えよう。
出来るだけメンディングステイを使うが、必要ならショートヘッドも投げてみよう。
何れにせよ、明日明後日もタイイング。
でも鮎フライに比べるとバリエーションがあって2−3時間作業が苦にならない。
4−5月は新型コロナで釣行出来ず手芸的なタイイングに終始したが、今日は久しぶりの本気タイイング。
やっぱりこれが一番。
釣れるマスを想いあーだこーだ工夫しながら様々なバリエーションを巻く。
河川に立てば餌師に必ず釣り負けて、ルアー師にも負け越すことがほとんど。
でもこの自分で鈎を巻く時間は、"河川に立って釣る時間そのもの"。
その意味で、より多くの時間をフライフィッシングは楽しめる。
無駄、人生の大いなる無駄、でもそれは楽しめる無駄だ。
偽の餌でマスを釣る。
まあ、本物の餌に負けて当然。
そもそも餌ではないものを喰うはずはないのだから。
その偽の餌で釣れてしまうこと自体、実は奇跡かもしれない。
そう思って最終日を迎えよう。
餌師と競り合う舞台ではない。
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