闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

麻生さん!お疲れ様でした

2009年02月18日 09時16分54秒 | Weblog
ついにきましたねー、斜陽政権の末期。
あとは誰が麻生さんに引導を渡すか!?だけでしょう。
早く「麻生さん、今日まで総理の仕事、お疲れ様でした」と言ってあげたいね

しかしその前に、国民にとって更に悪い事に、またよりによって
財務官僚の操り人形である消費税大好き人間の与謝野さんに
財務・金融大臣を兼務させるという麻生さんの決断。
まるで旧大蔵省の亡霊に、魂を完全に売り渡した感がありますな。
3閣僚分の仕事に耐えられず、与謝野さんあたりがトリガーになって
麻生さんに引導を渡すような感じもしないではない。

今朝のアサヒ・コムに「G7後にもうろうとした状態で記者会見した
内容について、財務省がホームページ上の会見録から問題部分を削除したり
修正を加えたりして掲載していることが17日、わかった」
という記事が出ていました。

最近は、YouTubeという動画投稿サイトがあるので、財務省がいくらHPから
削除しても、YouTubeにのって世界中に配信されていますよ。
(まぁアップロード自体、著作権や肖像権の問題は残るかもしれませんけどね)
出すなら全部出す!出さないなら全部出さない!都合の悪いところだけ編集して
削除という「臭い物には蓋をする」体質自体が頭に来るんですよねー。

更に衆院の財務金融委員会での中川氏の釈明で、笑いながら
「飲んだのをゴックンと言うのならゴックンはしていない。」と答弁。
まだ自分が置かれている立場がわかっていないのだと思いましたよ、
それより何より、国民の血税をわざわざ使って、
中川氏の釈明を聞く事になっている事に対して頭に来ましたよ!
そりゃそんな調子ですから「予算成立後に辞任」と頓珍漢な事を言いますわな。

最近の麻生内閣の支持率と森内閣崩壊時の支持率を比較されますが、
この調子だと、森さんの時より支持率が低くなるのではありませんか。
首の挿げ替えをやるにしても、一発逆転を狙うには、小池百合子さんなどの
改革派の女性軍または、石原伸晃さんなど意識の高い中堅派しかないでしょう。

しかしそれだって、首の挿げ替えや選挙管理内閣だと国民が知ると逆効果。
いずれにしても、少なくとも次の衆議院選挙では、自民党の野党転落は
間違いないし、下手すりゃ現有議員数の半分くらいになる可能性もある。
何でもいいから、早く来年度の予算通して、実際良いか悪いか分からないけど
とりあえず民主中心の政権でやってみる事でしょう。


今日目に付いた記事:
 ・江東区の女性殺害、星島被告に無期判決…東京地裁
  量刑の区分に問題があるのと、「過去の判例」という言葉に問題がある

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 マーフィーの法則: 落ちるのを止めようと努力した分だけ、更に落ちる

今年は進まぬ事業計画書作成

2009年02月17日 08時46分14秒 | Weblog
予想通り、寛容な麻生さんは、マスコミや野党から厳しく叩かれる中川さんに
温情あるお取り成し、その友情たるや涙がでますね~。
と、下手な時代劇のような人情話は、劇の中だけにしておいて欲しいですな。

その中川さんの醜態に対して、麻生さんがどのように対処するかを
世界が注目している中で、日本の総理のリーダーとしての資質のなさを
世界にアピールしたようなものですよ、完全に日本への信用がなくなりました。

中には「一度の失敗で・・・」という声もあるようですが、
中川氏の場合一度目じゃないし、平々ではまだ許される事でも、
大臣となると平々同様に許されない事も多い、また人間誰しも一度や二度の
大失敗はありますが、決して失敗が許されない時間と場所がありますよ。
「一度の失敗で・・・」と言っている人はそれが分かっていないか
脳ミソに問題があるかのどちらかでしょう。

でもまぁ一度は民主党中心の政権をと望んでいる私にとっては
この騒動は、最終的に麻生政権に引導を渡しかねない朗報ですけどね。

あー、そんな不愉快な話題はこれまでにして・・・

今年は、不況不況とまわりが騒がしいので、なかなか事業計画書が進みません。
もう2月も半ば、来期の事業計画書の根幹くらいはできていないといけない時期
然るに、まだいろいろ迷っている事が多いのと、先行きが予測できないので
「書きかけては消しまた考える」という事の繰り返しです。
例年だとある程度腹をくくって「えいやぁ~」というところもあるのですが
今年は何故か慎重になっちゃいますね・・・

とりあえず現状の流れではダメなので、大きく変革する時期なのですが
あまり体力がないので経費はかけられません。
少ない経費で最大限の変革で最大限の効果・・・なかなか難しい経営課題です。
できれば自前の製品が、爆発的に売れればいう事なしですが
その路線で今年度は失敗しているだけに、来期は考えものです。

ずっと課題であった人材確保については、幸いな事に大企業などが
人材を放出しているので、確保しやすい環境になってきました。
ところが、今度は人材が容易に確保できても、それにみあった仕事が確保
できない状況になり、結局、人材確保できないというジレンマに陥っています。

即ち請負仕事だけでは、世間の景気に流されてしまうので
やはり自前で製品をつくるしかないか・・・
いやいや、仕事の範疇を広げるという手もありますな。
別の分野に参入する手、しかし、そちらでは初期投資が必要だし
まずもってノウハウがない、それに最初から利益も望めるわけものなく
ある程度長いスパンで事業計画を立てなければなりません。

本業のソフトウェアの開発だけでは、なかなか難しい時代になってきました。


今日目に付いた記事:
 ・東証寄り付き、続落 取引時間中の年初来安値を付ける
  凄いですねー、昨日発表されたGDPの-12.7%(年換算)が効いている?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 今年はカオス

日本の恥や!

2009年02月16日 09時08分22秒 | Weblog
全く日本国の恥ですよ!!
朝からワイドショーの格好の攻撃材料になっています、
そうそう中川財務大臣のG7後の記者会見での醜態ですよ。
アメリカの3大メディアや海外の主要メディアにその記者会見は配信され、
醜態を酷評してたり嘲りの言葉がちらほら。

中川大臣を擁護する声が自民党から聞こえてきますが、
どんな事情があるとはいえ醜態をさらしたのは事実、
それを世界がどのように受け取るかは、向こう次第ですからね。
いくら国内で言い訳が通ろうが、海外ではそんな甘い言い訳など通りません。

世界恐慌にも発展しかねない状況で行われたG7にもかかわらず
そのような醜態、全く危機感がないと受け取られても仕方ない。
全く日本国の面汚しですよ!即刻辞任するか、総理が罷免すべきです。

また同席した白川日銀総裁も総裁だ! そのような状態にあることは
十分把握できたはずなのに、記者会見に出る事を阻止できなかった。
同様に、同行記者然り。いくら相手が大臣だとは言え止めるべきでした。

それに中川大臣、以前にも同様の醜態が国会の答弁の時にあったでしょう?!
ろれつが回っていない答弁! 少なくとも今回が二度目ですから
時差ぼけやら風邪薬のせいではないんじゃないですか?

大体、国を代表してG7に行っているわけですから、
体調が悪いならそのようにはっきり表明して、会見を取りやめる手もあったし
万が一酔っ払っていたのなら、何かと言い訳を言って取りやめるべきでしたよ。
この人、自分が置かれている立場を把握できないばかりでなく
自分自身をコントロールできない、社会人として大事な点が欠落していますな。

いずれにしても、日本にとって大きなマイナスとなった事は間違いないし
今後、かなりの目立った成果をあげないと、挽回できないでしょう。
また麻生さん、今回の出来事に対して、きっちり対応するかしないかで
リーダーとしての資質も、世界中から見られていることを忘れてはなりません。
もし私が総理なら、いくら中川氏に能力があったとしても
国の体面を汚したという事で、泣かずに馬謖を切ります。

それにしても、麻生政権にプラスに働く事が殆ど起らず
マイナスに働く事が次々と起りますな。
まぁ麻生さん自身、墓穴を掘るような事もしばしばですけどね。
安倍政権・福田政権・麻生政権・・・まさに家定・家茂・慶喜です。


今日目に付いた記事:
 ・Asleep at the Wheel: Japanese FM Nods Off During G7 Talks
  言い訳できませんな。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 醜態かそうでないかは、相手が決める事だ。

天才演歌少女と売れないベテラン演歌歌手

2009年02月15日 17時44分21秒 | Weblog
昨日、テレビのある歌番組で小学生の女の子が演歌を歌っているのを見ました。
何でも美空ひばり以来の天才少女!?とか・・・
でもまぁ素人の私が感じるのと、プロの人が聞いて感じるのとは違うでしょうが
確かに上手い!コブシもきいているし、確かに小学生のレベルではないようです。

歌と簡単に十把一絡げに言いますが、私は歌には心がこもっているし
気持ちをどれだけ乗せられるかが、素人とプロの違いだと思いますし
特に、ジャズや日本では演歌は、作詞・作曲した人や歌手自身の人生経験などが
演歌に更に深みを与えるものだと思っていました。

ところが、殆ど人生経験の超浅いその小学生と、人生経験も豊富で何十年も
演歌を歌い続けてきた人と比べて、その小学生の歌が薄っぺらいとも思えません。
京都のローカルテレビ放送で、よく名前を一度も聞いたことのないし
見たこともないような売れないプロの演歌歌手が出演して歌っていますが
その人たちと比べると、むしろその小学生の子の方が上手で
ん~悩んでしまいました。

下積みが長くなかなか芽がでない人は、どの世界でもいます。
上で書いたような歌手の世界でも同様、例えば天童よしみさんなんかは
やはり天才少女と言われていたのに、長い間陽の目を見ませんでした。
現在のご活躍は皆さんご存知のことと思いますが、
下積み時代と現在と、テクニカルな面では差があるでしょうけど
歌の上手下手という点では、そんなに差が無いように思います。

でも下積みでは売れず、現在は売れている・・・
その差というのは、どこにあるのでしょうか?
また、未だに下積み生活にある年配の歌手と名前が知れ渡っている歌手と
どこに差があるのでしょうか・・・
確かに、ローカルな歌番組を見る限り、売れている人と売れていない人と
どこかなにか違うのですが、具体的に何がちがうのか分かりません。

まぁ企業でも同じですけどね。
凄い技術力があるというだけでは、成功した企業になれません。
勿論、開発現場から営業力、経営力など総合的ないわば会社力も必要です
しかし、それだけでは成功するとは限りません。
それらの一つが欠落していても、成功する企業はありますからね。
その差って何なんでしょうかね・・・

運だという人もいます、しかし、そんな非科学的ものを私は信用しません。
だって棚から牡丹餅が落ちてきた偶然をチャンスに変えるには
牡丹餅が落ちてくる所を予想して、口をあけなければならないからです。
牡丹餅が落ちてくるというのが「運」だという考えもありますが
それは偶然の何者でもないと私は考えます。

最初にご紹介した小学生の女の子、美空ひばりのような道を歩むのか
天童よしみのような道を歩むのか、それとも芽が育つ前に止めてしまうのか
どういう道を歩むのか分かりませんが、10年後、大輪の花に育つように
祈ってあげるだけです。


今日目に付いた記事:
 ・パナソニック労組 4500円賃上げ要求
  何を考えてんだ!?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 本当に一寸先は闇だ

RisingSunの将来は...

2009年02月14日 10時02分15秒 | Weblog
暖かいですねー、今日は朝から暖房器具がいりません。
寒さに弱い私にはありがたい事なのですが、一年で一番寒い時期の珍事なので
何かとっても嫌な予感がするのは、私だけでしょうか。

先日のオーストラリアの火事は、原因が特定されておらず、
放火や自然発火、落雷説など様々な憶測をよんでいます、
しかし、熱波と超乾燥状態で火災があっという間に広がったのは事実、
何やら自然からの人類に対する警告のような気もしますな。

介護の現場に海外の人を受け入れている事は知ってしましたが
子供の数は減る要介護者は増えるという事で、
政府や自治体では、更に海外から介護現場に人を増やすのだとか。

大体、要介護者を日本で支えられず、海外の人の力を必要とする事も
何とも情けない話ですが、海外から来た人達にして、
3年後の国家試験合格と日本語テストの合格という高いハードルを設け
半ば3年で使い捨てにしようとする日本政府の狡い考えも
何とも情けない話です。

それに今いいですよ、まだ経済大国だと言ってられるうちは。
アジアでいち早く先進国の仲間入りして、ジャパンアズNo.1と言わしめた
日本ですから腐っても鯛、ジャパンマネーを求めて海外から来る人も多いです。
しかし、人口が減り労働力が低下して、経済活動が低下し凋落する日本に
わざわざ海外から誰がきますか?!

大航海時代以降にスペインが衰退したように、また重商主義を掲げた大英帝国が
アメリカの台頭とともに衰退したように、昇る太陽もいつかは沈みます。
イギリスのような連邦制を持たない日本の場合、何処まで沈んでいく事やら。

現在、そういう岐路にある日本で、無能な指導者では将来を捨てたも同然、
日本の現状をしっかり把握して、将来を見据えもっと産業を盛り立て、
少ない人間でも効率のよい産業構造を構築できるような指導者でなければ
資源に乏しい工業国としては、もはや生き残れる道はありません。

今、日本は中国にある種の脅威を覚えつつも、共産主義の崩壊や
先進国のモラルとは相容れない事が多い中国を侮っています。
まだまだ問題が山積しているし、何より共産主義という政治体制で
人民の様々な事が制限されていますが、中国も将来どう転ぶかわかりません。

現在の政治体制のまま発展するかどうかは分かりませんが、
近い将来には、中国がアジアを牽引する事になる事は、まず間違いないでしょう。
そうした時に、日本がアジアの一員として、どういう位置にいる事が
できるかどうかは、現在や将来の日本のあり方次第で大きく変わってきます。
今世紀中盤以降、来世紀の初頭でも、小国日本が大国中国と方を並べて
アジアの双璧になるには、ここらで少なくとも明治維新に匹敵するような
いやそれ以上の大改革を行う必要があるでしょう。


今日目に付いた記事:
 ・フェラーリ、過去最高の販売台数を記録…08年実績
  こういう路線もあるのですねー

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 陽いずる国の暗雲を一新しなければ・・・

ゴミの分別で新たな分類→宇宙ゴミ

2009年02月13日 11時25分21秒 | Weblog
皆さんも昨日のニュースでご存知だと思うのですが
米の通信衛星とロシアの使用済み衛星がシベリア上空で衝突した事故
通信衛星に大きなダメージが無かったようですが
以前から問題になっている宇宙ゴミの問題が深刻である事を
あらためて示唆した事故だったと思います。

スペースシャトルや国際宇宙ステーションでも、
微小な宇宙ゴミとの衝突は皆無ではないようです。
現在、NASAが宇宙ゴミの殆どを監視していますが、
宇宙ゴミ同士が衝突を繰り返すと、とんでもない方向に行ってしまったり
場合によっては、宇宙ゴミのスピードが増したり、更に断片化して
より危険なものになりえる事もあるわけですから
今回の事故で、今後、それらと宇宙ゴミの衝突の危険性を
再認識しなければならなくなったでしょう。

それに太陽風の影響を受けたり、地球に近づいた彗星の影響を受けたりすると
宇宙ゴミのコースがますます把握しにくいという事にもなりえますからね。
宇宙ゴミは、私達のが考えているよりずっと早いスピードで移動していますから
その運動エネルギーは凄いものです、平均で時速3万6000キロメートルとか
音速が確か時速1200キロメートル位のはずですから、凄い事がわかります。
銃弾の比じゃありません。
宇宙遊泳中に宇宙ゴミが宇宙服に当たったらと思うと、ぞっとしますね。

それにしても、現在のような事態になる事は、NASAをはじめ
各国の宇宙開発チームや当局は、想像できなかったのでしょうか?
多分、地球に落下して燃え尽きると甘い考えをしたのでしょうが、
微細な宇宙ゴミが地球に落下するまでどのくらいの時間がかかるか
別に特別な計算は必要なく、ニュートン力学の範囲で計算できるでしょう。
そんな事より、開発の方を優先したのでしょうね・・・
これも人類の愚かさの一つでしょう、
結局、今になって自分の首を絞める結果になっています。

科学技術には、必ず良い面と悪い面がある諸刃の剣です。
従って、良い面はまぁ良いとしても、悪い面についてもっとよく知り
それに対するセーフティネットを準備しておく必要があるでしょう。
それこそが、新しい科学技術を生み出した人の責任だと思いますけどね。
宇宙開発然り、核開発然り、コンピュータ技術然り・・・

私は、もうちょっと人類は賢い生き物だと信じたいですが、
現在、世界で人類が起している事柄を見ると、
確かに素晴らしい事もありますが、総じて落胆のため息しか出てきません。


今日目に付いた記事:
 ・首相「小泉改革と反対ではない」 野田消費担当相は首相擁護
  あとになって言い訳しないといけなくなるような発言はダメでしょう!?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 人類にはもっと賢くなって欲しい

春の野に出て若菜摘む

2009年02月12日 09時34分01秒 | Weblog
今日は朝から春らしい良い天気です。
ふと「君がため 春の野に出て若菜摘む わが衣手に 雪はふりつつ」
と、昔覚えた小倉百人一首の光孝天皇(だったと思うのですが自信がない)
の句が頭に浮かびました(句では雪が降っていますが・・・)

この句の春とは、旧正月あたりでしょうから、今頃かちょっと前くらいでしょう、
でも和歌というのは、行間に様々な思いや歴史的背景などがあって
なかなか趣きのあるものですね、中には呪詛に近いものもありますが。

大抵の場合、現代のようなストレートな表現じゃないので、
受け取る側の想像力がかなり要求されますし、
オブラートにつつまれているだけに、逆にインパクトがある場合も多い。

現代でも「なんだこの資料は!お前は全くダメだなぁー、やり直し!」
って上司からストレートに言われると、こちらが悪いと分かっていても
ついつい反感を覚えてしまったり、「そこまで言わなくても・・・」と
思うことがしばしばあります。

私なんぞは、サラリーマン時代に上司(通称メーメー)から
「お前は人間として失格だ」という事を言われた事がありますよ。
その瞬間、殺意を覚えたくらいですよ。
まぁその上司の自動車に、何度か小便をかける事で許してやりましたけどね。

私の話はおいておいて...

「なんだこの資料は!お前は全くダメだなぁー、やり直し!」じゃ無く
「資料作りは大変だっただろう、君はもう少し表現力があるのだから
 このあたりの表現をもう少し分かりやいものに変えたらどうかね?」
というような少し違う切り口で言われると、同じように書き換えを指示されても
片やムカムカしながらになるし、片や気持ちよく書き直す結果になるでしょう。
勿論、出来上がった資料の出来はどちらが良いかは明らかでしょう。

昔、まだ私が若かった頃、かなりいい加減な仕事しかできなかったのですが
その時私の上司だった人に「君の能力はこんなものじゃないだろう!?」と
言われてから、一生懸命仕事をするようになりましたね。
あの時「なんだ、ばか者!全然出来てないじゃないか」と言われていたら
今日の私は無かったかも知れません。

と、これらは私の経験ですが、そのあたりも含めて体系的にリーダー論を
ご研究されているのが、よくコメントを頂く佐藤様ですので
一度、氏が執筆されている書籍を拝読される事をオススメします。
「う~ん」と唸るような事がいっぱい書かれていますよ。

軽薄短小が是とされ、ナカヌキ屋に代表されるように
出来るだけストレートにという事が好まれる現代ですが、
人間同士の関係においては、万事が万事ストレートに表現するのでなく
ツボを押さえつつも柔らかい表現の方が円滑に行く場合も多いでしょう。
まぁ私もリーダーの一人として、そのあたりの勉強は続けなければなりません。


今日目に付いた記事:
 ・ウルトラマンの本革財布 バンダイネットワークス
  不況不況といいつつも、こういう製品が売れるんだもんなぁ・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 「好きです」といわれるより「お慕いします」と言われた方が愛おしい

神様と人間の中間の存在が始まり

2009年02月11日 09時23分05秒 | Weblog
今日は建国記念の日、元は明治時代に定められた紀元節ですね。
神武天皇が紀元前660年に即位された日だといわれています。
しかし、神武天皇が実在したのしなかったのか諸説があるようで微妙です。

私は、実在そのものがかなり怪しいと思っていますけど。
大体、東征の話にしても、ヤマトで即位した話にしても、どうも作り話っぽい。
高千穂から四国を越え、河内で一旦上陸するも戦いに負けて
熊野に回りこんでまで、さして特別な意味合いのない山の中の奈良盆地
(橿原神宮)で、即位する理由もないでしょう。
橿原神宮で即位された即位名が「ハツクニシラススメラミコト」と
とってつけた様な名称も不自然。それに崩御されたのが127歳だとか・・・
当時の人の平均寿命からすれば3倍以上も長生きだ、あまりにも超人的。

時代が進んで応神天皇や仁徳天皇あたりでも実在したかどうかわからない。
蘇我氏や物部氏が登場してくるあたり、継体天皇以後、欽明天皇や推古天皇等の
時代になると、かなりその存在は確かなものに近づいています。
ただ存在が「確か」と言い切れないのは、最近の研究では、
聖徳太子の父である用明天皇や聖徳太子ですら、
その存在が架空ではないかという説が有力になってきているからです。

まぁいつをもって建国の日とするかは、
正直な話、私にとってはどーでもいい問題ですが
日本の神話から現在の天皇制にかかわという点では、面白いですね。
神話では、神武天皇以前にも神様は沢山おられるわけだし、
天孫降臨されたのはニニギノミコトでしょう?!

神話の神様が建国したのではなくて、神武という神様と人間の中間の存在、
それこそ真の現人神のような存在、そんな存在を当時の人がどのようにして
作り上げたのかという点は大変興味深いですな。
また、当時、そういう神格化された人物をどうして必要としたのか
というような歴史的背景なども大変興味をそそられるところです。

私がもし建国記念日を決められるとしたら、明治新政府が戊辰戦争後に
五箇条の御誓文を出した1868年3月か、1954年GHQの占領から解放された
4月28日(講和条約発効の日)の方が妥当だと思うのですけどね。
これも学者さんとかでは諸説あるようですし。

建国記念の日の今日は、天皇陛下や浩宮が皇居で手を振るのでしたかね?
そういうイベントがあるとしたら、お疲れ様ですね。


今日目に付いた記事:
 ・アフガン増派規模を決断へ=米大統領が数日中に-国防長官
  結局、軍需頼みか!?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ゆっくり昼寝したい!

でもまだ日本は裕福

2009年02月10日 11時53分57秒 | Weblog
私、最近、あらためてショックを受けた事があるんです。
TBSの番組で「熱血!地球教室2009カンボジアで夢と希望の特別授業」
という番組の中です。
日本の芸能人などが現地に行って、子供達に科学や音楽などを
教えるという内容で、まぁよくある芸能人ボランティア系番組の一つです。

カンボジアといえば、ポル・ポト政権下でアジアでのホロコーストが
行われたという悲惨な歴史があり、いまだに不発弾や地雷が残っていて
とっても悲惨な状態にあることは周知の事実ですので、今更驚きません。
それにテレビ番組という特性上、かなり編集されているし
やらせの問題なんかもあるから、TV自体に懐疑的な意識を持っていますからね。

まぁそういう事は抜きにして、私がショックを受けたのは...
日本のあるNPOが不発弾や地雷の回収を行って爆発処理させる現場に
必ず子供が来るそうなのです・・・何故か?見物に来るのか?
否、違います。爆発処理で飛び散った爆弾の破片を拾いに来るのだそうです。

破片を拾いに来た子供の一人が言った一言
「この鉄くずを売って教科書を買うんだ」

運が悪ければ、遊んでいる最中に不発弾や地雷で命を落としかねない状況
その自分達の命を奪うかもしれない爆弾の鉄くずを拾ってでも
教科書に変えなければならない現実。

もちろんそれまでに、地雷を踏んで亡くなった人や脚をなくした人等
悲惨な人達の事をいっぱい見聞きしてきました。
それらでもショックを受けてきましたが、その子供の一言があらためて
ショックでしたね(まぁTV局が極端に編集していなければの話ですが)

多分、アジアやアフリカには、そういう子供達がい~っぱいいますよ。
私達の日本の現状を省みた時、不況下で私達は苦しい生活を余儀なくされて
いるとは言うものの、やはり100人の村人の裕福な一握りの人間ですよ。
上を見りゃ上があるし、下を見りゃ下がいる、
それにホームレスの人が沢山いるけど、でもまだ日本は裕福ですな。

それをただ単に「可哀想だね~」とか「何とかしてあげたいね」と
感情論で論じるのは簡単な事だし、同情する事は簡単です。
しかし、本当はそれだけで済ませてしまってはいけない問題なのですけどね。
地球的規模のシステムとして解決すべき問題だと思うのですが、
現状、各国が自国の国益を追求する競争にしのぎと削っている間は、
NPO・NGOの地道な民間の活動しかないのかもしれません。

私自身、なかなか理想と現実のギャップ埋める事ができないので
イライラしますが、これだけは焦っても仕方ありませんから、
現状のほんのささやかな活動を細々とやるだけです。


今日目に付いた記事:
 ・内閣支持率19・7%、森内閣に迫る低さ…読売世論調査
  読売の調査でこの数字ですからね・・・やはりもう末期だ

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 あらゆる意味で春よ来い!

リーダーの言葉

2009年02月09日 11時41分28秒 | Weblog
良い意味でも悪い意味でも、麻生さんは全く正直ですな~。
予算委員会の公式の席上で「私は郵政民営化に反対だったが、
内閣の一員だったから賛成した」と発言した件ですよ。

あの場面で、総理としての立場で、それを言っちゃぁダメでしょう。
小泉さん以来の延長内閣だし、党として一度賛成したものだし
そして何より、今更犬の遠吠えのような事を言っちゃいかん!

そりゃぁ与党内部からブーイングが出ても仕方ないでしょう。
あの一言で、またまた支持率低下に拍車をかけますよ、
数字では、麻生下ろしの声も上がる可能性があるでしょう。

いるんですね、こういう人。発言すればするほど、墓穴を掘るタイプ!
そして、自分の発言が誤解されていると見るや、自分自身でフォローの
説明をするのですが、そのフォローが更に傷口を広げるタイプですよ。
それを聞いている方は、イライラするパターンです。

その人本人は、裏表がなく、個人的に付き合ってみれば、
結構、良い人が多いのですけどね・・・
でも、いざ一緒に仕事をすると、ムカムカする人です。
私のサラリーマン時代にもいましたよ、この手の人。
今でも、二度と一緒に仕事したくないと思いますし、
当時を思い出すと、いまだにムカムカしてくるぐらいです。

「自民党をぶっ壊す」と言った小泉さんじゃないけれど、
実は自民党を本当に壊したい人が、麻生さんを強く支持して
自民党総裁選挙で当選させてたのじゃないのですか?!
民主党なんか、目だった成果が出ていないのにもかかわらず、
麻生さんが総理になってから、風は完全に民主党になびいています。

私が深く懸念する事は、自分の発言についてすら戦略を持てない人が
日本国を導くしっかり戦略をもてるのか?という事です。
そうなると、単に一言多いとか空気が読めないというだけでなく
駆け引きができないんだから、国益にかかわる問題になってきます。
もうリーダーとしては、完全に失格ですよ。
それだけリーダーの言葉は、重いものだと私は思っています。

一方、小沢さんは麻生さんとは真逆で、言葉足らずの発言や
ここで一言欲しいと思っている時に、何も出てこないというような
事が多いような気がしますけどね。
それはそれで、リーダーとしては問題だと思いますよ。
まぁあまりペラペラしゃべるリーダーもどうかとは思いますが、
ここ一番という時には、しっかりツボを押さえてくるような
言葉に重みがあるようでないといけないと思います。
と、書いている私の言葉は薄っぺらいなぁ~と自己嫌悪に陥りますが・・・


今日目に付いた記事:
 ・郵政民営化 首相、閣議決定の時は「賛成だった」
  ははは、またやっちゃいましたな!麻生さん!!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 リーダーの一言を万人が聞いている!