闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

雁首揃えたマヌケ集団

2008年04月30日 14時44分02秒 | Weblog
今日は暑いですね~ 朝から所用で社会保険事務所へ行きましたが
天気がいいので自転車で行ったのが間違いでした。
社会保険事務所までは行き返り6km、行きは上り、帰りは下り。
行きはまぁ少々しんどいですけど、帰りは楽だと思っていたら
何と帰りは逆風で、目一杯こがないと進めないくらいの強風。
結局、行き返りともパワー全開でしたー。いやぁ~参った参った

今日、たぶんガソリン暫定税率の再議決をやるんでしょうね。
支持率の低下した福田政権としては、「毒を食らわば皿までも」という
感じなんでしょうかね・・・結局、この1ヶ月は何だったんでしょう?
与野党の党利党略の間で、バカを見たのは国民だけという事でしょう。

ガソリン暫定税率の期限切れの時に、政府・与党は「混乱するから」という事を
言っていましたが、期限切れになった時より、再議決するする時の方が
より混乱しているじゃありませんか。全く言っている事に一貫性がない

先ほどワイドショーのコメンテーターが『暫定税率を元に戻さないと財源が
確保できないと言って元に戻して、金を集めるだけ集め、さあどう使おうか
という議論を今やっているのはおかしい』って言っていましたね。
これはいい加減なワイドショーのコメントの中にあって正しい意見だと思います。

それに、もし福田さんが言っているように、道路特定財源が来年から
一般財源化されるなら、暫定税率の10年間維持に何の意味があるのでしょうか?
一般財源化して、本当に必要な道路を造るために財源が足りないなら
その時にには国民が納得できる形で十分説明をして、国民の支持を得た上で
特別予算を組めばいいじゃありませんか。
どー考えても予算が先にありきの今の運営には納得できませんね。

それにもっと気に入らないのが、こういう大事な時に限って
NHKで国会中継をやらないんですから、政府の悪意を感じますね。
野党が攻める場面だけをメディアに流して、
数にモノを言わせて半ば強行採決する時にはメディアに流さないんですから。

大体、企業でも一般家庭でも、計画した予算より収入が少ない場合には
いろいろ頭を使って、無駄を減らし、必要な事に優先度をつけて
何とかやりくりしているんですよ。

それができない今の政府・与党は、知恵が回らないのか知恵がないのかは
知りませんが、相当、頭の悪いマヌケが雁首揃えているとしか思えませんな。
そんなマヌケに政権与党として選んだ国民も、輪をかけてマヌケですよ。

あ~こんな事書いたら、戦前・戦中だったら小林多喜二さんのように
警察にマークされた挙句に逮捕されるわさ



今日目に付いた記事:
 ・細切れ雇用の果て 39歳、全財産100円
  道路を造る前に、国民の中にこんな人がいていいものかどうか考えろ!
  って言っても、政府・与党のマヌケな頭では考えられませんよね

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 マヌケでも国政はできるが、企業経営や家庭運営はできない

柔道に感謝

2008年04月29日 14時11分10秒 | Weblog
今日は、いい天気なのに仕事やってま~す。
どうも平日に囲まれた祝祭日は、休みのような気がしなくて・・・

また運動をかねていろいろ見て歩くのもいいんですけど、
今日は、毎年欠かさず見ている全日本柔道選手権の放送が夕方にあるので
それまでに家に帰りたいですから、外出するのを止めました。

私が全日本柔道選手権を最初に見たのは、確か昭和48年だったと思います。
その頃、バリバリの柔道少年でしたから、全日本柔道選手権に出場されている
人たちを羨望の目で見ていました。
それに自分の生ぬるい技ではなく、スパッと切れる技。憧れでしたね。
昭和48年には、決勝で小柄な上村春樹さんが長身の高木長之助選手に
大外だったか払い越だったか、また他の技だったか記憶が定かですが、
すごく切れ味のいい技で勝ったのも大変印象的でした。

それから4年後、山下泰裕という最強の柔道選手が出てきたので
私も私のまわりも、山下選手を目標にしていました。
まぁ私の青春時代の1コマです、今でもやれるなら柔道をやりたいですけど
若いのを相手に10分間も乱取りをやったら、
足腰が立たなくなるほどヘトヘトになるでしょうけどね

柔道では、よほど両者の力が均衡していない限り、
組んだら相手の強さがわかります。
私も一度、全日本級の人に稽古をつけてもらったのですが、
組んで、押そうが引こうが全然ピクリとも動きません、
それは体重のせいではありません、足腰がしっかりしているんです。

次の瞬間、どんな技で投げられたか分からないくらいの速さで
畳にたたきつけられましたよ、受身を取るヒマもなく。
さすが全日本クラスの人は違うなぁ~と感心しました、中学生の時です。

結局、大学の時まで柔道をやりました。
知り合いの伝を辿って同志社大学にも練習に行きましたが
同志社大学に全日本クラスの選手がいて、
子ども扱いにされた事が、柔道を止める引き金になりました。
体格が無い上に、センスもない事を痛感しましたからね。

あしかけ6年くらい柔道をやっていましたかね、
まぁ大した柔道もできませんでしたが、体力もついたし持久力もつきました。
精神面でも途中であきらめず頑張る事ができるようにもなったし、
若い頃に柔道をやっていて、本当に良かったと思いますね。
この年になって、まだ体力勝負の仕事でもこなせるのは
全く柔道のおかげと思わざるを得ません。

若い頃に一生懸命勉強をする事も大事でしょうけど
目一杯運動をしておく事も大事だと思いますよ。


今日目に付いた記事:
 ・開発費、想定の2倍近く 高齢者医療制度のシステム
  通常のシステム開発で、開発費が想定の2倍にもなると、まぁ担当者は
  クビまでは行かないにしても、懲戒は免れないでしょうね。
  うちの会社だったら、確実に減給処分か降格処分です。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 子供にはゲームよりスポーツ

ブッシュと福田さんの洞爺湖送別会

2008年04月29日 00時18分05秒 | Weblog
今日は、GWの合間の日。仕事に身が入らないなぁ~と思ったら
これまで順調に進んでいたテストが、ソフトの異常終了で一変、超多忙に!
GW明けには、本格的なテストとして、モニターの企業さんに
テストしてもらうつもりですから、大慌ての大汗です。
まぁ結果的に、原因がわかり対処したのですが、直すのに時間がかかりました。

さてさて、昨日の山口2区の衆院補選、思ったより当選と次点の差がつきました。
やはり社保庁の問題、年金の問題、後期高齢者医療の問題など
与党側にとっては、完全に逆風になりましたね。

それが、今日のニュースの中で、与党幹部が「まぁ所詮補選ですから」なんて
今に至っても、全く危機感のない発言も飛び出す始末。
その発言が強がりだとしても、もう完全に国民と政治家の意識が
乖離しているという印象しか伝わってきません。

支持率が完全に右肩下がりの福田さんとしては、昨日の結果を見て
更に30日に暫定税率の復活という国民が望まない採決するのは確実で
今、衆議院を解散したらどのような結果になるか想像できるでしょうから
更に政権に固執するでしょう、しかし、固執すればするほど事態は悪化します。
そうなるともう完全に死に体だ。

そんな状態で、洞爺湖サミットに臨んで死に体の首相が提案しても
たとえ表面的には賛同が得られたとしても、真に各国の協力や賛同が
得られるとも思えません。
それとも、ブッシュと福田さんの送別会でもやるんでしょうかね。
まだあるサルコジ仏大統領の歓迎会だ
まさか三角帽をかぶって、クラッカーを鳴らしたりしないでしょうけどね

逆に野党としては千載一隅のチャンス。このチャンスをバネに
一挙に政権交代に持っていきたいところでしょう。
そのためには、福田政権を追い込んでいく必要がありますが、
政権与党の支持率が低下しているとはいえ、野党・民主党の支持率が
劇的に増えたわけではありませんし、今一信頼感の薄い民主党ですから、
一筋縄というわけには行かないでしょう。

どうも民主党の主張からは、将来の日本が見えてこない。
そのあたり、もうちょっと国民が夢を見る事ができるような
しっかりしたビジョンを出して、その道程をしっかりつけられたら
政権交代も容易になるのではないでしょうか。
近いうちにガラガラポンもありそうな予感もありますし・・・


今日目に付いた記事:
 ・「コンテンツは無料」の時代にいかに稼ぐかを考える
  これはうちの会社でも大変大きなテーマです

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 企業経営は亡霊にはできないが、政治家は亡霊でも務まる

効率の追求だけでいいのか?

2008年04月28日 11時04分18秒 | Weblog
今朝のニュースサイトasahi.comで
「リニモ・こども未来館・動植物園…道路財源こんな利用も」というタイトルの
記事が載っていた。
要は「道路」特定財源なのに、財源を「道路」以外に使うとはけしからん!
という記事の内容だ。

記事の中では、何々に何億円、何々に何億円と使い道が列挙されているが
確かに大半はけしからん内容だと共感しますね。
しかし、国交省の肩を持つつもりは全然ありませんが、
愛知万博の会場跡地周辺を走るリニモ建設の145億円などは
まぁ少々高い気もしますが、国交省のいう通り、自動車利用者が減って
リニモ利用者が増えると渋滞緩和や便利になる人も出てくるので
一概に完全に「悪い」とも言い切れないと思いますね。

記事では、利用者の伸び悩みや渋滞解消に殆ど効果をなしていないとあります、
まぁだから「効果のない無駄なものを造った」というところでしょう。
確かに計画の甘さや予測の甘さという点で疑問は残るものの
現在そういう状況だからすぐに「悪い」と言い切るものどうかと思います。

現在では、全てにおいて効率化や短期で結果を出す事を求められます。
確かにもっと効率化できる余地のあるもの、短期で結果を出さないといけないもの
特に政治・行政・企業においては、短期どころか長期に渡っても
良い結果を残さなければなりませんし、効率化は常に求められます。
しかし、瞬間的にその点だけを見て、効率が悪い結果が出ていないと
批判するだけというのもどうかと思いますね。

私などもいつも国交省や厚労省をひどく批判してはいますが
彼らがやっている事のすべてが悪いわけではない。
本当に国民のためになっているところも沢山あるわけで
良い点は良い点としてしっかり評価しつつも、悪い点はしっかり指摘する
という姿勢がマスコミにも必要ではないでしょうか。
単に時流に乗って、批判を繰り返すだけのマスコミでは少々片手落ちと
いわれても仕方ないでしょう。

現在、様々なところでスリム化、効率化、が叫ばれていますが
どうも一面からだけしか見ておらず、もっと多角的に評価したうえで
スリム化できるところ、効率化できるところはきっちりやって、
少々効率が悪くても必要なものは残しておくべきでしょう。

つまり私が言いたいのは、声高に効率化だけを錦の御旗にして
トータルで考えたり、長いスパンで考えるということが
なおざりにされているところに、すごく引っかかるのですけどね・・・


今朝目に付いた記事:
 ・パッケージソフト不毛の国・日本的ソフトウエア観(4)
  今回も面白い内容ですな

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 効率の追求より、必要か必要でないかの判断が肝要

古人になった一日

2008年04月27日 23時39分34秒 | Weblog
今日も天気がよかったので、出かけました。
現在開発中のソフトはテスト段階、自動的にテストするようにセッティングして
私が出かけている間もテストするようにしました。

今日は平安京の入り口である羅城門から朱雀大路を上がって
大内裏の入り口である朝堂院跡(大極殿跡)を経由して御所までの約15km。
今日ももちろん全工程徒歩です。

朱雀大路は幅84mの平安京のメインストリートで、
羅城門から大内裏まで一直線に伸びる道路です。

現在は朱雀大路のような道路が全くありませんし
途中、京都駅や京都中央市場、JR嵯峨野線などが朱雀大路にあたる場所の上に
あるので、それらを迂回しての行程です。

出発点の羅城門跡は、小さな公園の隅に「羅城門跡」の碑が立っているだけ。
何とも寂しいものです。
その碑も、公園でサッカーをしている子供のボールが当ったりして。
羅城門があった平安時代には、多くの人が見上げるような
大きな門があった形跡は全くありませんでした。

次に近所にある西寺跡へ。
朱雀大路を中心に東に東寺、西に西寺があったのですが、
現在は東寺だけが残っていて、西寺はそれがあったことを示す碑と
礎石の一部だけが小山の上に残っているだけでした。
私が行ったときには、その残っている礎石に座っている人や子供のおもちゃが
乗っていたりして、平安京の最大級の寺院があったのは嘘のようです。

そこから朱雀大路跡を上がる事ができません。
京都駅と京都中央市場があるので、それらを大きく迂回して七条通から
また朱雀大路の跡を辿る行程の再開です。

幅84mの大通りの陰もなく、その場所は現在JR嵯峨野線の高架下あたり。
その高架に側道があるのでそれを上がりました。
その側道は、丁度朱雀大路の西側あたりに当ります。今は6m道路です。

途中、JR嵯峨野線が西側に大きく曲がっているので
そこらあたりから朱雀大路の中央にあたる道路を北上。
十数分で、大内裏の入り口の朝堂院跡(大極殿跡)にたどり着きました。
こちらも小さな公園に「大極殿跡」の碑が立っているだけ。
天皇や貴族が政務を行った場所の跡にしては寂しいものです。

古人(いにしえ)の栄華は夢の中、平成の世にはタダの石柱 (詠人知らず)

まだ少し脚に余裕があたので、ちょっと御所に寄ってみました。
御所内部は春と秋の特別公開以外は入れないのですが、外苑は出入り自由。
江戸時代に長州征伐のきっかけとなる蛤御門の変が起こった蛤御門から中へ。
ちなみに蛤御門の変で長州側が放った銃弾の跡がらしきものが残っていました。

自然がいっぱいで、すっかり市民の憩いの場となっている御所外苑を
1周して帰路につきました。
天皇家も東京に一極集中するといざという時、全滅する可能性があるので
浩宮一家は京都御所に住むようにすればいいのにと思いますね
そうすれば、雅子さんもまわりからの変なプレッシャーがなくなるし、
沢山の自然に囲まれているから、雅子さんの病気もすぐに良くなりますよ。

それにしてもこのブログ、写真を1枚しかアップできないのが残念です。
昨日・今日と約200枚くらいの写真を撮ってきたのですけどね・・・
それをお見せできないのが残念です。


今日目に付いた記事:
 今日もこのブログを書く以外、殆どパソコンに向かっていませんので休みです

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 脚の痛みで古人の強さを知る

散策

2008年04月26日 23時48分18秒 | Weblog
今日は、目を休める意味と日頃の運動不足解消の意味もかねて
京都の東山界隈の散策に出かけました。

コースは、伏見稲荷大社~東福寺~悲田院~泉涌寺~三十三間堂~
京都国立博物館~豊国神社~建仁寺。
約15km、もちろん健康のためですから徒歩です。

伏見稲荷大社では、当然商売繁盛祈願。
といってもお賽銭が10円で商売繁盛とは、少々虫が良すぎてお稲荷さんも
呆れ顔でしょうが、そこは気合だと思ってしっかり二礼・二拍手・一礼。
となりで祈願している人を見ると、両手をあわせてさすっている位ですから
まだ私の方がマシだ!な~んて思いつつ伏見稲荷大社をあとにしました

次の目的地は東福寺。
古い奈良へ街道を歩きながら、このあたりで150年ほど前に鳥羽伏見の戦いで
官軍と幕府軍が激突したんだなぁと思いをはせつつ東福寺参道へ。
東福寺参道は、ゆるい上り坂になっていて、自然がいっぱい。
お寺や神社は、本当に自然が多いので気持ちがいいですね。

どうやら途中で曲がらないといけないのを通り越して、
東福寺の裏手から入ってしまいました。それがまた幸い!
正面から入ったら入山料を払わないといけないのが、裏からだとフリーパス
まぁ仏様の広いお心に甘えて、しっかり拝観
素晴らしい仏教彫刻を堪能して泉涌寺へ向かいました。

泉涌寺は東福寺と違ってさすが、江戸期の天皇の墓所があるだけに
裏からとは行きませんでしたが、入山しなくてもお寺のまわりの側道から
内部が丸見え それで入山せず、側道からじっくり拝観。

次は三十三間堂へ。 三十三間堂は、通し矢で有名です。
こちらは人が多かったですね~、外国人観光客や修学旅行生がいっぱい。
中国語や韓国語、英語、スペイン語、黄色い声が飛び交っていました。
拝観料?もちろん600円払いましたよ!

三十三間堂の1000体の仏像は圧巻です!本当にその数の多さに圧倒されました。
仏像の金箔がかなり剥げていたのですが、創建当時は全ての金箔が光っていたと
想像すると、それを見た人達は絶対ご利益を信じたと思いますね。

三十三間堂を1つ道路を挟んだ向かいが京都国立博物館。
今日はラッキーなことに、入館料無料日に当っていて、
沢山の文化財をタダで見る事ができました。
魏の皇帝が卑弥呼に賜ったという三角縁神獣鏡を見られて感激しました。

次は京都国立博物館の隣の豊国神社へ。豊国神社は豊臣秀吉公をお祀りした神社。
私も秀吉公のように「成り上がれますように」と手を合わせました
その頃になると、そろそろ脚に張りが出てきました。
あとは一気に建仁寺まで歩き、祇園界隈の人出を掻き分け帰路につきました。

普段住んでいる京都の街ですが、まだまだ行った事のない場所が沢山あります。
またチャンスがあったら、出かけたいですね。
運動にもなるし、目を休める事もできるし、自然にも触れられますし
第一ストレス解消にもなりますから、メリットはいくつもあります。

皆さんも一度、地元をじっくり散策されてみては?


今日目に付いた記事:
 今日はこのブログ以外にアクセスしていないのでお休みです

今日の気持ちステータス:もちろん

今日の一言:
 京都も意外といい街ですな

命を選択する

2008年04月25日 17時50分42秒 | Weblog
いやぁ~今日は雑用が何かと忙しい日でした。
給与の振込みに銀行へ、郵便物を出しに郵便局へ、
あと取引先企業さんへのお届け物と他の企業さんと打ち合わせ
その帰りの足で社会保険事務所と出かけっぱなしです。

ははは、いろいろ世間から批判のある社会保険事務所では、
こちら持っていた書類に落ち度があったのにもかかわらず
とっても親切な応対を受けたので、逆に笑っちゃいましたよ
以前だったら、完全に上からモノを言う態度だったのにね。
でも年金の相談関係の窓口は、満員でしたね。特にお年寄りで。

今日はJR福知山線の脱線事故から丁度3年。
未だにあの時の事故の後遺症で、肉体的に苦しんでおられる方、
精神的に苦しんでおられる方、またご遺族の癒えない悲しみと
なくなられた方の数の何倍もの方々が、苦しみの中で今日を迎えておられる
という現実を重く受け止めなければなりません。

あれから3年経って、交通機関の安全性がどのくらい向上したのでしょうか?
昨今のニュース報道などをみていると、第二、第三の大事故の火種が
どこかにくすぶっているような気がしてなりません。

先日もNHKでJR福知山線脱線事故直後の救出時における
トリアージ(救命の順序付け)についての番組も放送されていました。
あれだけの多くの死傷者が出ると、救出現場ではどうしても救出するための
順位付けをしなければなりません。

JR福知山線脱線現場では、医師が容態を見て「黒赤黄緑」のいずれかのタグを
被害者に付けるのだそうですが、その判断は大体30秒くらい、
もちろん外見だけでは判断のつかない重い内臓損傷があっても
見た目が大丈夫そうなら、より軽い症状のタグがつけられてしまうケースも
多々あったようです。

ちなみに黒は手当てしない(死亡または助からない)、赤は最優先で病院へ搬送
黄色は後で病院へ搬送、緑は軽症なんだそうです。
結局、これで命の選別を行うわけです。
しかし、タグをつけられる方もなかなか納得できな部分があるし
最初から「黒」タグをつけられた遺族もなかなか納得できない。
また、トリアージすら受けられなかった被害者もいるようです。

今後、同じような大災害が発生した時に、一番最適なトリアージができるのか?
そういう大災害医療についても、JR福知山線脱線は問題を投げかけたようです。
ただ一つ、不幸中の幸いは、阪神淡路大震災の時の経験から
まわりの人たちの連携が良かったとの事でした。

最後に、あらためてJR福知山線脱線事故でお亡くなりになった方々の
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。


今日目に付いた記事:
 ・下着泥で柏レイソル選手を逮捕 兵庫県警
  このニュースが流れた直後、柏レイソルの公式ホームページへのアクセスは
  凄かったようです。 全然つながりませんでしたよ。

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・佐藤直曉リーダー研究所公式サイト
  私のブログにしばしばコメントを頂戴いたします佐藤様のサイトです。
  リーダーの方必見!です!!

またか!と批判するより・・・

2008年04月24日 12時41分28秒 | Weblog
今朝、ブログを書き始めると、いろいろ雑作業の割り込みやら何やらで
ちょっと書いては別の作業をし、ちょっと書いてはまた別の作業と
なかなかゆっくりブログを書いていることができません。

結局、その都度書き直して、今、4回目の書き直してをしております。
ちょっと古いですが、藤子・F・不二雄氏の漫画パーマンに出てくる
主人公の代わりをしてくれるアンドロイドのような
もう一人の自分の手助けが欲しいくらいです、ったくもー

まぁ私の忙しいのはさておいて...

またまたアメリカ産輸入牛肉からBSEの危険部位が混入しているのが
見つかったようですが、まぁ「またか~」ぐらいでもう驚きもしません。
現在の検査体制では、100%水際で食い止めるのが難しいですからね。

全くの私の持論ですが、この輸入牛肉の問題は事実上100%なくす事は
不可能ですから、一定の規制はしつつも情報を十分消費者に提供して、
消費者が購入するときに判断できるようにすれば良いと思っています。

例えば...
『この牛肉はアメリカのどこどこでいつ生まれた牛の肉で、BSEの危険性は
 何%くらいありますが、国産牛肉に比べて20%も安くなっています』
のような表示をつければいいですよ。
そうすれば、安全性を求める消費者は、割高でも国内産の牛肉を購入するし
安い方がいい消費者は、少々リスクがあっても米産牛肉を購入するでしょう。

飲酒運転なども一定の規制はするものの、完全に「飲んだら乗るな」を
めざすのではなく、万が一、飲酒運転が発覚した場合には、
かなりの厳罰を課すようにすればいいんですよ。
例えば、死亡事故を起こした運転者の血中アルコール濃度にかかわらず、
少しでもアルコールが検知されたら死刑にするとか。

もっと消費者の自己責任や運転者の自己責任にして、
リスクを負わせる代わりに、その分、自由度も増やせばいいんです。
大体100%防止するという夢物語を追求するのではなく
もう少し現実に則したものにすべきだと私は思いますけどね。

そういう意味では、例えば医薬品に対するアメリカの考え方...
ある薬品で「1万人の人を救えるなら、1人2人の犠牲者はやむを得ない」
というような考え方を私は支持します。
もちろん犠牲者が出ない事を切に願いますが、
残念ながら、それは現実的ではありません。


今朝目に付いた記事:
 ・日産、ダイエー元会長の林文子氏を執行役員に
  この林氏、私はお名前と簡単な略歴しか存じ上げませんが、
  余程能力の高い人なのでしょうね・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 完全阻止の夢も夢のまた夢

日本の大学式セキュリティ

2008年04月23日 12時35分24秒 | Weblog
昨日といい今日といい、初夏を思わせる天候ですね。
私にとしてはベストな環境なのですが、いきなり急に気温が上がったので
ちょっと着るものに困りますね~、夏物はまだタンスの奥ですし・・・

昨日、茨城県国民健康保険団体連合会の会計課主任の男が
保険料10億円を着服したというニュースが流れました。
ずさんですね~、開いた口がふさがりません、10億円って大金ですよね、
いったい会計の検査はどうなっていたのでしょうか!
これが氷山の一角でなければよいですが・・・

ココまで来ると、横領した男だけの問題ではなく
完全に組織の問題であり、組織内の仕組みの問題です。
いくら法で厳罰化しても、防止できませんからね。

個人情報保護や企業のセキュリティが声高に叫ばれ、
様々な企業で、セキュリティの重要性の教育やシステムの構築が進んでいます。
しかし、実際に仕組みとして機能しているのは、まだまだ少ないでしょう。

どーも日本の場合、形から入って、それが形成されてしまうと安心する。
実際は、導入したシステムをどのように運用して、
如何に最大限の効果をあげるかが本来の目的のはずなのに、
いつの間にか導入する事自体が目的になってしまっている。
これは過去にISO9001などを導入した時と全く同じ状況です。

私は仕事柄、様々な企業さんをご訪問させて頂く事が多いのですが、
訪問先の企業の玄関から打ち合わせの場所まで、
ICカードを差し込んだり、暗証番号を打ち込んだりと、うっとうしいくらい
いくつものセキュリティチェックがある場合がある。
そんなシステムを、全館に導入するのに、さぞかし経費がかかったのだろうと
感心してしまいます。

それで打ち合わせが終わって帰る段になった時、またまた入館した時同様
「いろいろやらないといけないのか」と思っていたら
帰りには、全くのノーチェック。
全てのドアは、すんなり開いてくれるし、玄関の警備員の方も笑顔で
「ごくろうさまでした」と見送ってくれました

私に悪意があって、訪問先の企業さんの極秘情報を密かに持ち出していたら
どうするんでしょうね?
まるで日本の大学のような、入るのは難しいが出るのは簡単!というような
片手落ちのセキュリティで、満足している企業が多いのではないでしょうか。

ちょっとスキを見せると、他民族から侵略されたり殺戮されたりする歴史を
経てきた欧米や大陸の企業に比べて、そのような事が殆ど無かった日本の
セキュリティに対する甘さを、しっかり自覚しなければならないでしょう。


今朝目に付いた記事:
 ・企業の63%に「人材不足感」・民間調べ
  今後、この数字はもっと上がるでしょう

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 強固な要塞も内部から壊れる

難しいですね・・・

2008年04月22日 13時05分36秒 | Weblog
今日、光市母子殺人事件の差し戻し審の判決がでましたね。
詳細はわかりませんが、ニュース報道から見聞きしたところから判断すると
差し戻し審の結果は合理的なものだと私は感じます。

推定無罪の原則を揺るがすような判決が沢山出ている中、
来年から裁判員制度も始まるし、死刑廃止の議論の高まりと
私にとっては大変注目すべき裁判でした。

裁判員制度では、1審だけに限定されていますが、
もし私が裁判員で、この裁判が1審だと仮定した場合、
私はどんな結論を出すべきだろうかと考えましたね。

ニュース報道や感情に流されず、事実だけを直視し
合理的に、かつ論理的に結論が出せるでしょうか...私には自信ありません。
それでも結論を出すように求められるなら、多分、死刑の結論を出すでしょう。
何故なら、自分が被告の気持ちは推し量る事ができませんが、
原告の気持ちの方は、私自身、愛するものを失った事がある経験から
少しでも推し量る事ができるからです。

それにもし私が原告だと仮定すると、被告が刑務所から出る事があるなら
どんなに時間がかかっても、反社会的な考えだと非難されようが
必ず被告に報復するだろうと思うからです。 しかも残忍な猟奇的な方法...
そうですね・・・映画セブンに出てくる犯人のような方法でやります。

狂っている?! かもしれませんね。
しかし、約35億年前に生命が誕生して、様々な困難を乗り越え
35億年後の今日まで続いてきた命を奪ったのですから、
そしてその後の全ての生命を奪ったわけですから、やむを得ないと私は考えます。
もちろんそれで私の気持ちが晴れる事は、絶対ありえないでしょうけど。

逆を返せば、私がもし裁判員の一人として裁判に参加し
万が一、冤罪を生んでしまったとしたら...
その罪の重さに耐えられないかもしれません。

この悩みが、来年からつきまとうと思うと、本当に憂鬱な気持ちになりますね。


今朝目に付いた記事:
 ・個人情報保護の基本方針 改正案に「過剰反応」対策盛る
  もっと柔軟な運用ができるように考えてもらいたいものだ

今日の気持ちステータス:

今日の一言
 私達は35億年の歴史を背負っている