闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

ゴミの分別で新たな分類→宇宙ゴミ

2009年02月13日 11時25分21秒 | Weblog
皆さんも昨日のニュースでご存知だと思うのですが
米の通信衛星とロシアの使用済み衛星がシベリア上空で衝突した事故
通信衛星に大きなダメージが無かったようですが
以前から問題になっている宇宙ゴミの問題が深刻である事を
あらためて示唆した事故だったと思います。

スペースシャトルや国際宇宙ステーションでも、
微小な宇宙ゴミとの衝突は皆無ではないようです。
現在、NASAが宇宙ゴミの殆どを監視していますが、
宇宙ゴミ同士が衝突を繰り返すと、とんでもない方向に行ってしまったり
場合によっては、宇宙ゴミのスピードが増したり、更に断片化して
より危険なものになりえる事もあるわけですから
今回の事故で、今後、それらと宇宙ゴミの衝突の危険性を
再認識しなければならなくなったでしょう。

それに太陽風の影響を受けたり、地球に近づいた彗星の影響を受けたりすると
宇宙ゴミのコースがますます把握しにくいという事にもなりえますからね。
宇宙ゴミは、私達のが考えているよりずっと早いスピードで移動していますから
その運動エネルギーは凄いものです、平均で時速3万6000キロメートルとか
音速が確か時速1200キロメートル位のはずですから、凄い事がわかります。
銃弾の比じゃありません。
宇宙遊泳中に宇宙ゴミが宇宙服に当たったらと思うと、ぞっとしますね。

それにしても、現在のような事態になる事は、NASAをはじめ
各国の宇宙開発チームや当局は、想像できなかったのでしょうか?
多分、地球に落下して燃え尽きると甘い考えをしたのでしょうが、
微細な宇宙ゴミが地球に落下するまでどのくらいの時間がかかるか
別に特別な計算は必要なく、ニュートン力学の範囲で計算できるでしょう。
そんな事より、開発の方を優先したのでしょうね・・・
これも人類の愚かさの一つでしょう、
結局、今になって自分の首を絞める結果になっています。

科学技術には、必ず良い面と悪い面がある諸刃の剣です。
従って、良い面はまぁ良いとしても、悪い面についてもっとよく知り
それに対するセーフティネットを準備しておく必要があるでしょう。
それこそが、新しい科学技術を生み出した人の責任だと思いますけどね。
宇宙開発然り、核開発然り、コンピュータ技術然り・・・

私は、もうちょっと人類は賢い生き物だと信じたいですが、
現在、世界で人類が起している事柄を見ると、
確かに素晴らしい事もありますが、総じて落胆のため息しか出てきません。


今日目に付いた記事:
 ・首相「小泉改革と反対ではない」 野田消費担当相は首相擁護
  あとになって言い訳しないといけなくなるような発言はダメでしょう!?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 人類にはもっと賢くなって欲しい