闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

泥舟を改造しても・・・

2008年07月31日 14時33分42秒 | Weblog
内閣を改造するかどうか、今日明日にも福田さんが決断するそうですが、
支持率や改革派や側近との確執を考えれば、改造しか選択肢はないでしょう。
自分の肝いりの内閣で、支持率の回復を図った上で
衆議院を解散して総選挙に望みたいでしょうから。

しかし泥舟の雇われ船長が、いくら漕ぎ手を替えたところで
厳しい状況は一向に変わらないと思いますがね・・・
まぁ、余程物忘れの酷い国民や、自分をいじめるのが好きな国民なら
役人に踊らされ、大企業に操られている泥舟を再度選んでしまうでしょうけど。

改造内閣で、厚生労働大臣に民主党の長妻氏、副大臣に山井氏や細野氏などを
入閣させたらあっと驚くサプライズなんですけどね~
一部の新聞紙やワイドショーで取りざたされているように
まぁ精々小池さんの官房長官あたりのサプライズどまりでしょう。
小泉流改革派の小池さんが、泥舟に乗るかどうかは別の話ですけどね。

テレビ番組ではありませんが、私が総理なら...
厚生労働大臣には、やっぱり長妻氏でしょう。
しかし厚生労働省の腐っている部分は、年金問題だけじゃないですから
大臣と同等の権限を持たせた副大臣を数人配置するでしょうね。

過激な発言でおなじみの石原都知事なんかを外務大臣にしたら
いろいろな意味で面白いと思うんですけどね~
少子化対策担当大臣には、もちろん子沢山の橋下大阪府知事でしょう。
国土交通大臣には田中康夫氏を当てると、ハコモノ造りの勢いが確実に低下する。
行革担当大臣には、谷沢弁護士を起用すると面白いかもしれませんね、

まぁ冗談はさておき、私自身は全然期待するべくもありませんが
改造後の内閣には、失言の多い人の入閣や、顔に絆創膏を張るような
国民からそっぽを向かれるような人事を期待します。
そうすれば、改造内閣も早く終わりますから。
そういう意味では、鳩山法務大臣の留任や、久間さん、柳沢さん、
赤城さんなの入閣が適任ではないでしょうか!

あと気になるのが公明党の動向。
もちろん与党協力があるので、見返りとしての大臣ポストの1つが
転がり込むのだが、誰を当てるかだ。
冬柴のような官僚の操り人形は、国民ウケが悪いので
衆議院選挙を考慮して、公明党としても避けたいだろう。

浜四津代表代行なら、女性でもあるし国民のウケがいい、
それに一度環境庁長官も歴任しているので、
入閣の有力な候補ではないでしょうかね。
でも官僚にしてみれば、人形が摩り替わっただけかもしれませんな。


今日の目に付いた記事:
 ・イチロー、敵地での大歓声に「戸惑った」 一問一答(1)(7/30)
  毎度の事ながら、イチロー選手の考え方に共感を覚えますね

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 現代版カチカチ山(与党編)の始まり♪始まり♪

iPhone 3Gの行方は??

2008年07月30日 17時51分31秒 | Weblog
今日、昼頃からウィルス対策ソフトが不調に陥り、パソコンの再起動やら
ウィルス対策ソフトの再インストールやら、メーカーへの問い合わせやらで忙しく
今頃ブログを更新しています。

結局、元のウィルス対策ソフト(不調になった)は回復せず、
闇雲に不調の原因を調査するのも、時間がもったいないので、
他のウィルス対策ソフトをインストールしました。それは快調です。


さてさてiPhone 3Gがソフトバンクから発売されて2週間余り、
いろいろなサイトで、実際にiPhone 3Gを使ってみた感想的なレポートを
たくさん目にするようになってきました。

どのサイトを見ても、デザイン面や先見的な機能については、
かなり評価が良いものの、機能面などでは合格点がもらえるかもらえないかの
ボーダーラインあたりのようです。

IT関係の評論家の間でも、iPhone 3Gの今後については
iPodのように新しいジャンルを開拓する牽引車となるのか
どうようなスマートフォンが乱立してきた場合のiPhone 3Gの
位置付けについては、いろいろ意見が分かれているところです。

一方、ソフトを提供するメーカーでは、iPhone 3G対応のソフトウェアや
Webサービスが少しづつ出てきています。SNSで有名なmixiも対応しました。
今後も対応するメーカーが出てはくるでしょうけど、
ソフトバンクユーザーしか使えないiPhone 3Gのために
どれだけの経費をかけることができるかが焦点になってくるでしょう。

iPhone 3G上で動くソフトをつくる場合、もちろんiPhone 3GのOSが
MacOSXのサブセット版ですから、ちょっと敷居が高いですね。
もちろんJavaが動くのであれば、裾野はかなり広がるでしょうけど。
Webサービスを提供する企業にとっては、4キャリアに加えさらに
iPhone 3G用のソフトを組まないといけないので、かなり負担になります。

いずれにしても、あとどの位iPhone 3Gユーザーが広がるかわかりませんが
日本ではドコモが採用する事と、利用料金が下がる事がキーになるでしょう。
しかし、そうなると日本のスマートフォンメーカーも黙って指をくわえて
静観しておらず、対抗製品を出してくるだろうし、
auやウィルコム、イーモバイルの動向なんかも興味をそそられるところです。


今日目に付いた記事:
 ・任天堂、「Wii」好調 4―6月純利益34%増
  一時期、危なかった任天堂なのになぁ~。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 賛否両論があるが、話題にのぼるだけで宣伝効果大

売る側の親切

2008年07月29日 18時38分34秒 | Weblog
今日は定期通院日です。以前は1ヶ月に1回だったのですが
ここのところ2ヶ月に1回となり、負担が減って助かっています。
やはり一回病院に行くと5時間もかかるのでね・・・

しかし今日は早かったです、いつもなら最低でも3時間待ちなのに、
今日は約30分の待ち時間で済みました
どうしてそんなに待ち時間が少なかったかの理由は、
この猛暑で高齢者の方が、診療に来なかったからのようです。

以下のような、待合室でのブラックジョークが具現化しているような・・・
高齢者Aさん「XXXさん、今日はまだ来ていませんね」
高齢者Bさん「XXXさんは、今日は風邪をひいて家で寝ているらしいですよ」

私のようなゼンソクの場合、お医者さんに診察してもらって薬を貰わないと
いつ発作で死ぬかわかりませんから、雨が降ろうが槍が降ろうが
はたまた気温が40℃だろうが、必ず病院へ行かなければなりません。
従って暑いからという理由で病院に来なくて済む人は、気温が適温になっても
病院に来ないで欲しいものです、待ち時間が増えるだけだ。

思ったより早く診察が終わったので、午後からは私用で家電量販店へ。
毎夏、扇風機と気合で過ごして来ましたが、暑さがひどくなったのか
それとも私の気合がヘタれてきたのかわかりませんが、ついに限界を超え
クーラー/エアコンを購入しようと思い家電量販店へ見に行ったのです。

なかなかいいのがあったので、取り付けまでどのくらいかかるか聞いてみると
なんと今購入しても、取り付けは8月半ば以降になるとの事。
8月半ばなら、もう2週間も我慢すりゃ暑さも落ち着いて来る頃でしょう~。

その家電量販店だけかと思って、他の家電量販店にも聞いてみると
どこもどんぐりの背比べ、早いところで8月第2週。
今年は例年になく酷暑なので、エアコン購入者が予想を上回り
取付業者がフル稼働でも追いつかない状態で、3~4週間の待ちが
出ているのだとか。 どこの家電量販店でも同様の事情なので
どこで購入しても、今年は長く待たされるらしい。

この一番売れる時期に、取付けまで長い間待たせてしまうという
マイナス要因を抱え、ガンガン売れない家電量販店側も複雑な気持ちでしょう。
長い待ち時間で逃げる客もいるわけですからね。

でも客側としては、そういう取り付けに3~4週間もかかるなら
その事実をチラシやホームページには書いて欲しいものですよ!!
そうしたら、このクソ暑い中、ガソリンを使ってわざわざ店まで
足を運ぶ必要もなくなる。
それが売る側の親切というか、誠意というものでしょう?!


今日目に付いた記事:
 ・グーグル元従業員ら、検索新サービス開始 本家に挑む
  なんともアメリカらしい!!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ちょっとした親切が他社との差を生む

不思議な写り方をした写真

2008年07月28日 15時04分50秒 | Weblog
私が子供の頃、NHKで放送されていた人形ドラマ「新・八犬伝」で、
ナレーターの坂本九さんが、怨霊と化した玉梓が現れるときに
「一転にわかに掻き曇り・・・」というと、それまで晴れていた空に
急に暗雲が立ち込めてくるシーンを思い出させるような今日の京都の天気。

正午前に暗くなったなぁと思ったら、凄い稲光と比喩でなく、
正にバケツをひっくり返したような大雨、
気温が急に下がって、快適な温度になったのは幸いですが、
大雨の被害が出ているところもあるようです。

いつもながら、雷の膨大な電気エネルギーの利用と、
雨の落下による運動エネルギーの利用、また雨を水として二次利用できると
少しでもエネルギー問題に寄与できると思うのですけどね・・・

今日はエネルギー問題はさておいて...
今日の落雷をデジカメの動画撮影していたら、不思議な写真が撮れました。
ははは、不思議な写真と言っても、心霊写真ではありません、
ご期待に応えられず申し訳ありません

このブログでは、残念ながら一度にアップできる写真が一枚なので
不思議な写真(連続で比較しないと分からない)をお見せできないのですが、
不思議な現象とは...

1コマ目 ・・・ スパーク前の風景
2コマ目 ・・・ スパーク前なのに、赤くぼんやりたスパークが走った写真
         しかもスパークは背景の家とカメラの間に走っている!
3コマ目 ・・・ 赤いスパークが消え、再度、スパーク前の風景に戻る
4コマ目 ・・・ まばゆいスパークが走っている
5コマ目 ・・・ スパークが収まりつつある
6コマ目 ・・・ スパーク前の風景と同じに戻る

ここで不思議なのが2コマ目、不思議な点は2つ。
その一つは、まだスパークが発生していないのにスパークが写りこんだ事、
実際のスパークはこの約2/30秒後あたりだ。
もう一つは、そのスパークが、カメラを向けている方にある家
(多分カメラからは10mくらいしかはなれていない)とカメラの間に
スパークが入りこんでいる点。

どうやら、これは動画を保存する回路に起因しているようである。
4コマ目の明るいスパークが撮れた時に、まだ2コマ目の保存処理をしていて
スパークの閃光がずば抜けて明るいため保存処理への影響が大きく
2コマ目に映り込んだ可能性があると思います。決して心霊写真ではありません。


今日目に付いた記事:
 ・プログラミング歴2年で世界3位に・慶応大の高橋直大君
  発想の勝利ですな・・・若い脳みそには勝てません

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 不思議も良く考えれば99.9%は解けるでしょう

プリンタ?プリンター?

2008年07月27日 11時18分31秒 | Weblog
私たち製作したソフトに添付するマニュアルなどを書く時によく迷うのが、
外来語のカタカナ表記、例えば、「プリンタ」なのか「プリンター」なのか。
外来語のカタカナ表記については、文部科学省、業界毎、各企業などがバラバラに
基準を設けたりしているので、「プリンタ」もあれば「プリンター」も存在する。

コンピュータ用語においては、やはりマイクロソフトが有力で
マイクロソフトの社内標準が、半ば業界の標準になっているふしがある。
そのマイクロソフトが、先ごろ外来語のカタカナ表記を変更すると発表した。
その内容は、かなり文部科学省推奨の表記にかなり歩み寄る内容だ。
どうして今になって「-」をつけるようになったかの事情はいろいろあるが
メモリが高価で大きなメモリを実装できないコンピュータでは
1文字でも少ないほうが有効だったというのが大きな原因のようだ。

変更は「er」「or」「ar」だけで「y」については変更が行われない、
すなわち「query」などは「クエリー」にせず「クエリ」のままだ。
ややこしぃ~!!

それに合わせるかどうかは、各企業の考え方次第ではあるが、混乱するのは必至。
そもそも文部科学省の見解では『「er」「or」「ar」などは「-」と伸ばす』
としているが、ネイティブアメリカンの発音を聞いてみると、「er」「or」
「ar」を「-」と伸ばしている場合はかなり少ないような気がします。

例えば「computer」は「コンピュータァ」と言っているように聞こえます。
文部科学省は、明治以来の文字偏重の英語教育の元凶ですから
「er」「or」「ar」が末尾につく単語では、「-」を付けないと気が
済まないように見えます。

この際、マイクロソフトも含めて業界全体で、業界用語の表記の仕方を
統一するような動きがあっても良いように思いますけどね。
バラバラだと、結局割りを食うのはユーザーであるわけですから。
それとも、一般の人から見たら、「コンピュータ」でも「コンピューター」でも
どちらでも良いようなものかもしれませんけどね

このような「-」の問題以外に、「mail」の表記が「メイル」か「メール」か?
現在では「メール」という書き方が一般的になっているようだが
ネイティブアメリカンの発音に合わせるなら「メイル」の方がしっくり来る。

んーー本当に日本語は難しいですな


今日目に付いた記事:
 ・インドテロの死者29人に 犯行声明、全土で警戒
  中国にしてもインドにしても、まだまだ治安が悪いですな

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 日本語は難しい

来てませんよ、宇宙人

2008年07月26日 12時19分10秒 | Weblog
凄いですね~、元宇宙飛行士のエドガー・ミッチェル氏がラジオのインタビューで
「政府は宇宙人の存在を隠ぺいしている」と発言したとの報道。
怪しい元職員だとか研究者でないだけに、これ以前の発言と重みが違います。

同インタビューの中では、宇宙人やUFO騒動の発端になったロズウェル事件
真実だと語ったとどこかのニュースで書いてありました。

宇宙人地球来訪説に懐疑的な私としては、NASA職員の誰かが面白おかしく
語った作り話を、まじめなミッチェル氏が鵜呑みにしてしまったと思っています。
大体、何十何百光年も時間と経費をかけて地球にやってきた宇宙人が
知的生命体を発見して何もしないというのは納得ができませんね。

百歩譲って、人類にできるだけ影響を与えないように配慮して
公の場に顔を出さない奥ゆかしい宇宙人がいるとすれば
アメリカ政府だけに加担するような、不平等な事を行わないでしょう

それに現在のアメリカの兵器を見る限り、人類が思いつく範囲のモノで
特に宇宙人の凄いテクノロジーを使った兵器を全く知りません。
更に宇宙人のテクノロジーがあれば、核兵器など必要なくなるから
アメリカは進んで核廃絶を行い、核保有国に対して同様に強く核廃絶を
求めるでしょう。
イランの核開発や北朝鮮の核開発に神経をとんがらかしているアメリカの姿勢を
見る限り、どー考えても宇宙人のテクノロジーを導入しているとは思えません。

先ごろ昼のワイドショーでUFO写真や映像を紹介していましたが
「未確認飛行物体」という意味では、どれも確認できない飛行物体ですから
「未確認飛行物体」には間違いないのですが、
それがどうして宇宙人の乗り物だと言い切れるのか、私には全く理解できません。
「未確認飛行物体」の窓を開けて、宇宙人が手でも振ったのなら分かりますが。

中には酷い動画があって、どう見ても見えにくい紐か何かで吊り下げられて
周期的に揺れている円盤の動画なんかは、円盤が回転しているから振動している
と結論付けているUFO研究者の物理学の知識の乏しさに驚くしだいです。
私ならもっと自然に見える動画をCGで作る事ができますよ

さて、最初に書いたエドガー・ミッチェル氏、この人は多分エイプリルフールに
コロっと騙される類の人ではないでしょうか。


今日目に付いた記事:
 ・飛行中、機体に大きな穴、気圧低下で緊急着陸 カンタス機
  おー恐っ!写真では本当に大穴開いている!!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ジョークが分からない人にジョークを言ったらダメ

本来の意味は?

2008年07月25日 12時24分19秒 | Weblog
ライブドア事件の二審で控訴が棄却され、堀江さんの有罪が支持されましたね。
堀江さん側は「故意にやっていない」という主張をしているようですが
司法で結果的に粉飾決算と判断されるような状況になったのですから
全責任を負っている経営者としては、やはり脇が甘かったのでしょう。
さて最高裁で争うのかどうか分かりませんが、
いずれにしても堀江さん側には、あまり旗色が良くないでしょう。


さて今日の読売オンラインで
『7割の人が「憮然=腹立て」と誤用、文化庁の国語世論調査』
という記事が掲載されていました。
この記事では、本来の意味を取り違え、
間違った使い方をしている慣用句の調査結果を報道しています。

ん~確かに間違って使っている慣用句がありますね。
記事の中にある「檄(げき)を飛ばす」や「憮然(ぶぜん)」などは
完全に間違った使い方では無いにしても、正確な意味では使っていません。

NHKの「ことばおじさんのナットク日本語塾」という5分ほどの番組でも
ことばおじさんこと梅津正樹アナウンサーが、間違いやすい慣用句などを
丁寧に解説してくれる番組があり、大変勉強になります。
またNHKの各アナウンサーが自分の出身地の方言を紹介したりと
短時間ながら面白い構成の番組です。

さて慣用句の誤用ですが、他の似たような表現に引きずられ
本来の意味とは違う使い方をしている慣用句って以外に多いものです。
正しい意味を知っている人が聞いたら、奇異に感じたり
場合によっては、話の内容が180度変わってしまったりするので
可能な限り正しい意味で慣用句を使いたいものです。

特に他人の前で話す機会が多い人、経営者なんかもそうですが
慣用句などを間違った使い方をすると、根本的な国語力や知識まで疑われ
恥をかくどころか、仕事にも支障が出てきます。
「時代の流れで言葉も変る」は私の持論ではありますが、
やはり公式の場での発言や演説、またプレゼンの時などは
正統派の日本語を使うべきだと思っています。

ただ、間違って使う以前に、慣用句をあまりにも知らなさ過ぎると
おバカキャラを通り越して、人間性まで疑われかねませんね。
それは知識以前に教養が足りませんな。


今日目に付いた記事:
 ・オバマ氏演説に聴衆20万人 ベルリン「戦勝記念塔」前
  この異様な盛り上がり方は何だ??

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 おバカはタレントだけで十分

地震というリスク

2008年07月24日 11時35分37秒 | Weblog
またまた岩手で大地震が発生しましたね、今回は死者が出ていないようなので
ほっとしますが、それでも怪我人が多数でていますから気は抜けないようです。
今回は、活断層ではなく、プレートの沈み込みの地下深くで起こったようで
6月に起こった岩手・宮城内陸地震とは性格が違うようです。

気象庁の地震情報を遡って見てみると、数日前から岩手県を中心に内陸から
太平洋岸~宮城県沖まで頻繁に地震が発生して、
今日未明の大地震への兆候が垣間見られます。
あとの祭りなのですが、このデータから今回の大地震の予知というものは
不可能だったのでしょうかね? 私は可能だったように思えますが・・・

ここ数年の間に発生した大地震の分布を見てみると、空白地帯が見えてきますね。
もともと地震とはあまり関係のない地方もあるのですが
過去に大地震が発生しているが、近年は空白地帯になっているところは要注意。
明日はわが身と心の準備だけはしておく必要があるでしょう。

企業としても地震のリスクは考えておかなければなりません。
私たちの仕事は、電気が来ててパソコンがあればできる仕事なので
最悪ノートパソコンさえ動かすことができれば、瓦礫の中でも仕事はできますが
工場のラインや地場産業は、そう簡単に行かない。
場合によっては再建できない場合もでてくる。

経営においてリスク分散を考えることは大変重要なことですが
地震など壊滅的な事態を想定した場合、大企業なら工場を日本全国に
分散して配置してリスク分散もできようものですが、
中小零細になると、なかなかそういうリスク分散は難しい。

中小零細企業においては、地震など壊滅的な事態のリスク分散を考えるより
むしろ壊滅的な状態から、如何に短時間で元の状態に戻れるかの方が
重要な課題かもしれませんね。
中小零細は、その点、大企業に比べてフットワークは軽いですから。

いつもながら経営というのは、本当に総合的な力量が必要だと感じます。
経済だけ強くてもダメ、政治の動向も読めないといけないし、
様々なリスクを想像できる力も必要、もちろん忍耐力や強い意思も必要。
もちろん数学や国語力、英語力、斬新な発想等など、
学問として研究されている経営学より、もっと多くの要素が必要とされます。

どんなに偉い学者さんが書いた素晴らしい経営学のテキストを見ても、
地震のリスクについて書いてあるものは無いでしょう
でも現実には、少しは考えておく必要があります。


今日目に付いた記事:
 ・「まだまだ飽和段階ではない」・ミクシィ笠原社長インタビュー(上)
  ミクシィがもう一歩飛躍するには、何か仕掛けが必要でしょうな・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 実際の経営は総合学

あの企業も危ないの?!

2008年07月23日 13時16分53秒 | Weblog
またまた「誰でもよかった」という無差別殺人事件が起こってしまいましたね、
何の落ち度もない若い女子大学生のアルバイトの方が犠牲になられて
本当に心が痛みます。まだまだやりたい事いっぱいあったろうに・・・

こういう犯人は死刑覚悟でやっているだけにクセが悪い、
私は死刑賛成派ですが、重大犯罪への抑止力がない死刑より
終身刑の方が抑止力になるなら、私は死刑廃止派にもなろうものです。

いずれにしても、これまで無差別殺人でお亡くなりになった方々の
気持ちや残されたご遺族の辛さを考えると、こんな不合理な犯罪を
絶対野放しにしてはいけません。


さてさて、夕刊フジのオンラインサイト
「危ない108社…監査人認めた1年以内に破綻のリスク」なる記事が
掲載されていました。
以前から危ない!危ない!といわれ続けている企業や
「こんな企業が!」と思うような企業など108社。
他にも大証やジャスダックの要注意企業もあわせて掲載されています。
同記事では、「今期は景気の悪化から、経営の継続性について重大な
リスクがあると開示する企業がさらに増えるのは確実だ」とも書いている。

どの経済アナリストや経済研究所のレポートを読んでも明るい話題が全然ない!
中には、来年の世界経済は減速どころか失速してしまうという見方もある。
いずれにしても、インフレ懸念をかかつつ、原油高・食料高の傾向は
続くだろうから、国内経済にもかなり影響してきますから
リスク開示企業は減るはずもない。

昨日のニュースでも触れていたが、ハコモノ業界では公共事業が
確実に減っているし、今後も増える見込みは少ないのにもかかわらず、
業者は数パーセントしか減っておらず、現在は生き残るだけでも
大変な状態にあるのだとか。

本業だけでは食べていけないので、異業種へ進出している企業もあるようだが
いずれも2番煎じ、3番煎じで、アイデアに欠ける上に商売の才がない。
本業の補助になるどころか、足を引っ張る結果になりかねない。

そういう深刻な状態になってくると、談合というのは良くない事だが
仕事をシェアするという意味で、ついつい談合してでも共に生き残る道を
選ぶ企業も出てくるに違いない。

まだ当分、今の状態が続くと、企業だけでなく家庭も崩壊するところが
出てくるに違いない。生活保護世帯も増えるんじゃないのですかね・・・


今日目に付いた記事:
 ・社保庁後継組織、懲戒者採用せず 自民が独自案
  自民も尻に火がついて、少しはまともな案を出す気になったか!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 突入!迷路経済

くさいモノにはフタか

2008年07月22日 18時07分07秒 | Weblog
今日はずっと外出しておりましたが、暑かったです。
比喩じゃなく本当に目が回りましたよ、
道路沿いは50度近くあったんじゃないかな?
こういう時は、子供ならずとも水が恋しいものですな。

水といえば...
今日のYahooニュースに、何とも日本らしいというか教育委員会らしいというか
そういうニュースが載っていました。

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今年6月、あるレスリング部員がプールで飛び込みをしたところ
プールの底で頭部を強打するというい死亡事故が発生したらしいんです。
それで福島県教委が県立学校のプールでのスタート台から飛び込む行為を
「全面禁止」する事にしたのだそうです。

ところがそれで困ったのが水泳部員!
仕方なしに通達を破って数度飛び込みの練習をしているそうですが
「全面禁止」の通達の手前、大手を振って飛び込みの練習ができないのだとか。
この「全面禁止」措置が続けば、リレーなどでは練習なしで
本番にのぞまなければならなくなるから困っているとの事。
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これなんぞは「臭いモノには蓋をする」という
その場しのぎの日本人の対応の不味さがモロに出ていると思いますね。

「死亡事故→全面禁止」の構図は、死亡事故が発生したメカニズムを
十分検討せず、また再発の可能性や再発防止のための措置も十分検討せず、
全面禁止にした場合、誰がどれだけ影響を受けることも考えておりません。
それに死亡事故が発生した場合の学校側・教育委員会側の保身としか思えません。
これは現在の教育現場全般の様々な事柄にもつながっているような気がします。

例えば「木登り→危険」というのは、木登りをした事のない大人が思う事で
それを子供に口伝えで教えるのが教育じゃないでしょう!?
子供が実際に落っこちて、怪我をして「木登り→危険」と認識し
次から落ちない工夫をする事こそ教育だと思いますね。
私は教育の多くは「体験の積み重ね」だと思っていますよ。

では木登りで死亡事故が発生したら?という質問が来そうですが
死亡事故が発生したら、一緒に遊んでいた子供達が悲しい思いして
「木登りは危険であり落ちたら死ぬこともある」という学習になるでしょう。
大変残念な事ですが、人間の歴史において人間が学習するまでに
犠牲者が出ることを回避することはできません。


今日目に付いた記事:
 ・東証システム障害、原因はプログラムミス 担当役員が陳謝
  こんなことは今後も何度でもあることですよ、今の形式の開発が続く限り。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 臭いものには蓋をせず、原因を探る