闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

天才演歌少女と売れないベテラン演歌歌手

2009年02月15日 17時44分21秒 | Weblog
昨日、テレビのある歌番組で小学生の女の子が演歌を歌っているのを見ました。
何でも美空ひばり以来の天才少女!?とか・・・
でもまぁ素人の私が感じるのと、プロの人が聞いて感じるのとは違うでしょうが
確かに上手い!コブシもきいているし、確かに小学生のレベルではないようです。

歌と簡単に十把一絡げに言いますが、私は歌には心がこもっているし
気持ちをどれだけ乗せられるかが、素人とプロの違いだと思いますし
特に、ジャズや日本では演歌は、作詞・作曲した人や歌手自身の人生経験などが
演歌に更に深みを与えるものだと思っていました。

ところが、殆ど人生経験の超浅いその小学生と、人生経験も豊富で何十年も
演歌を歌い続けてきた人と比べて、その小学生の歌が薄っぺらいとも思えません。
京都のローカルテレビ放送で、よく名前を一度も聞いたことのないし
見たこともないような売れないプロの演歌歌手が出演して歌っていますが
その人たちと比べると、むしろその小学生の子の方が上手で
ん~悩んでしまいました。

下積みが長くなかなか芽がでない人は、どの世界でもいます。
上で書いたような歌手の世界でも同様、例えば天童よしみさんなんかは
やはり天才少女と言われていたのに、長い間陽の目を見ませんでした。
現在のご活躍は皆さんご存知のことと思いますが、
下積み時代と現在と、テクニカルな面では差があるでしょうけど
歌の上手下手という点では、そんなに差が無いように思います。

でも下積みでは売れず、現在は売れている・・・
その差というのは、どこにあるのでしょうか?
また、未だに下積み生活にある年配の歌手と名前が知れ渡っている歌手と
どこに差があるのでしょうか・・・
確かに、ローカルな歌番組を見る限り、売れている人と売れていない人と
どこかなにか違うのですが、具体的に何がちがうのか分かりません。

まぁ企業でも同じですけどね。
凄い技術力があるというだけでは、成功した企業になれません。
勿論、開発現場から営業力、経営力など総合的ないわば会社力も必要です
しかし、それだけでは成功するとは限りません。
それらの一つが欠落していても、成功する企業はありますからね。
その差って何なんでしょうかね・・・

運だという人もいます、しかし、そんな非科学的ものを私は信用しません。
だって棚から牡丹餅が落ちてきた偶然をチャンスに変えるには
牡丹餅が落ちてくる所を予想して、口をあけなければならないからです。
牡丹餅が落ちてくるというのが「運」だという考えもありますが
それは偶然の何者でもないと私は考えます。

最初にご紹介した小学生の女の子、美空ひばりのような道を歩むのか
天童よしみのような道を歩むのか、それとも芽が育つ前に止めてしまうのか
どういう道を歩むのか分かりませんが、10年後、大輪の花に育つように
祈ってあげるだけです。


今日目に付いた記事:
 ・パナソニック労組 4500円賃上げ要求
  何を考えてんだ!?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 本当に一寸先は闇だ