よいお年をお迎えくださいませ

2013年も今日でおしまい。

今年、私のブログにお越しいただきました皆々様方お一人お一人に
感謝を申し上げたいところですが、それも叶わず大変失礼ながら
この投稿により心から御礼申し上げます、ありがとうございました。

今年もいろいろありましたが、復活できるためのエネルギー充填は
かなりできた年だと思います。
それに加え、今年は沢山の本を読む事ができましたので
かなり自分自身としましては、自分に投資できたかなと思います。
１０段階評価なら今年は６くらいでしょうか。
真ん中よりちょっと頑張ったという感じですね。

来年には、更に基礎を強固なものにするための年と置き、
また未来への準備第二弾として、かなり実践的な点に主眼を置いて
できる限り自分に投資してゆくつもりです。

更に来年はもっと眼を世界に向けたいと思っています。
その第一弾として２月にタイ・ベトナムを訪問して
観光は勿論の事、両国の経済の成長具合や人々の暮らし等も
しっかり見てきたいと思っています。

また世界に出ていくためのツールである英語の強化は必須であり
これまで以上に習熟度を上げる必要に迫られています。
TOIECにもチャレンジして、勉強の励みにしていきたいとも思っています。

とりあえず来年もできるだけ時間を無駄に浪費しないように
常に前向きでありたいと思っています。
以前にも何度かこのブログで書いていますけが、
坂本龍馬さんじゃないけれど「たとえ死ぬ時でも前のめりに死にたい」の
言葉じゃないけれど、志のため、前進あるのみと思っています。

最後に、本年、私のブログにお越しいただきました皆々様の
ご健康とご多幸を心よりお祈りいたしまして
本年最後の投稿とさせていたきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はんなり社長

私が今持っている壮大な疑問

今年も残すところあと１日。いろいろありましたね・・・今年も。
今日は時間が十分にあったので、主に読書に時間を当てました。
今日読んだのがこれ↓


なかなか面白かったですけど、日本に漢字が入ってくる遙か以前の日本、
すなわち縄文時代の言語体系について、私の疑問に十分応えるものでは
ありませんでしたね・・・。

まぁ文字が残っていないのですから、音を類推する事もできないので
大変困難であることは十分理解していますが、もう少し論理的な推論から
論理が展開してあったら良かったのですけどね・・・

私の疑問の発端は、「現在の日本において、母音がaiueoの５つしかないが
古代においてはどうだったんだろう」というところです。
多分、平安時代の人と現代人が話をしても、多少なりとも話ができると
思います、何故なら既に現在使っている日本語の原型はその時代に
できあがっていたからです。

「じゃぁもっと古代では？」という疑問は妥当な疑問だと思うでしょう？
それに古代において、大陸の人たちと日本列島の人たちが
普通に話しができていたのであれば、どうして大陸で現在も残っている音が
日本列島では失われてしまったのか知りたいじゃないですか。
そして日本語が他の国の言語と異なり、何故近しい言語がないのかと、
私が現在持っている疑問はそれです、ちょっと壮大過ぎますかね？

私と同じ疑問を持った研究者の方々が、江戸時代より研究されています、
しかしながら、誰もその疑問を解くことができていません。
近年、DNAの解析なども進んでいますから、単に言語学だけに留まらず
他の分野での解析も含めて、日本の古代語の謎に迫ることができれば
面白いと思うのですけどね。


今日目についた記事：
　・頭部負傷Ｍ・シューマッハー氏「極めて危機的」
　　Ｆ１レースのような危険な状況でも大丈夫だったのに・・・

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　今の日本語は漢字の影響が大きいからなぁ・・・

BRICSの次はASEAN

今年も残すところ今日を含めて３日。
うちでは一応今日大掃除をすべて終えたので、
残り２日はゆっくりと年末を迎えることができます。

毎年、お節料理は母親が作るのですが、
今回の正月は母親にも楽してもらおうと思い、市販のお節料理を購入。
それは明日届くことになっていますし、正月を迎えるのも万全です
毎年、こんなに万全の構えなら良いのですけどね～。

さて、今日のＭＳＮトピックに「2028年に中国が世界最大の経済大国に、
日本は3位から転落―英シンクタンク」という記事が載っていました。

2028年かぁ・・・私はもう少し後のような気がしますけどね。
何故なら2020年に東京オリンピックが開催されますから、
その余力が10年くらい続くとおもいますからね。

でもイギリスのシンクタンクが予測するもなにも、
いずれ日本はＧＤＰのベスト１０の圏外になることは間違いありません。
まぁ但し書きがありますけど。

その但し書きとは、出生率が現在かそれ以下の水準であることと
いつも私が口を酸っぱくして言っていますが
日本人の意識が現在と変わらないという前提です。

出生率が増え、日本人の意識がグローバル化できたら、
日本はもっと開かれた国になり、知的生産物の分野で世界をリードし
ＧＤＰはかなり高い水準になるために、ベスト１０から陥落することは
ないと思いますよ、かなり希望的観測の話です。

しかし中国もいずれ衰えてきますから、中国のＧＤＰ第２位というのも
いずれインドやブラジル、ロシアにとって変わられると思います。
いやそれ以前に、中国共産党が崩壊するかもしれませんけど。
その時には世界経済を牽引するのは、現在のBRICSだろうし
その次の経済発展の中心は、ASEANと東アフリカに移るでしょう。

問題は、ASEANが発展するまでにどれだけASEAN諸国とのつながりを
日本が強化しておけるかです。
中国は、ASEAN諸国にも触手を伸ばしており、ラオスなんかは
既にかなり中国の資本が入っていると聞き及んでいます。

もう一つ問題があります。それは中国という国の動向です。
いずれ中国共産党が崩壊するのは目に見えていますけど、問題はその後です。
その後に誕生する国家次第で、日本もASEANも大きな影響を受けることは
間違いありませんから、動向に目が離せません。


今日目についた記事：
　・駅で女自爆、14人死亡＝五輪控えるロシア南部＝
　　ロシアもまだまだ根深い民族問題を抱えていますね・・・

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　Ｇ７に代わる首脳会談もできるだろう、その時に日本はそれに入れるか？！

現状では辺野古以外の選択肢はないでしょう

昨日は仕事納め、お決まりの納会でアルコールをたくさん頂き、
帰宅して横になって「風の谷のナウシカ」を見ている間に寝込んでしまって
またまたブログの更新ができませんでした

今日は朝から大掃除、ほとんどの部屋の掃除は午前中に終わったのですが
あとは台所・トイレ・外回りがまだ残っています。

天気予報では、午後から京都市内も雪が降る予報ですけど、
できるだけ今日のうちに大掃除を終えておきたいと思っています。
年の瀬ぎりぎりになって、大掃除をするのは嫌ですからね。
年の瀬には、ゆっくりコーヒーでも飲みながら読書でも楽しみたいです。

さて、沖縄県の仲井真知事が普天間基地の辺野古移設を承認しましたね。
私としては県外移設が妥当だと思っていますけど、諸事情を鑑み
中国の海洋進出等の情勢を考えると、辺野古以外の選択肢はないでしょう。

残念ながら、中国は軍事費を増強し、太平洋進出を目論んでいますから
今後、西太平洋が平穏であるはずもなく、特に日本の安全保障上
沖縄における米軍の必要性はますます高くなります。

それに中国が裏から基地反対派に支援している現状では、
県外への移設は、まさに中国にとって思うつぼ。
勿論、私が以前から主張しているように、尖閣諸島に米軍基地を造れば
沖縄における基地の軽減、中国に対する牽制の強化になるのですが
防空識別県をまるで領空のように主張している中国に対しても
ろくろく反対もできない弱腰のアメリカですから
中国ののど元の尖閣諸島に基地を造ることなどやらないでしょう。
特にオバマ政権は、そういう点では腰抜けですから。

大体、普天間問題・辺野古移設問題でも、マスコミの偏った
報道のあり方に大変問題があると思いますね。
反対派の動きばかりを報道して、賛成派の報道を殆どしてこなかった。
また基地が存在する事によるメリットなども殆ど報道していません。

それら偏った報道の裏には、マスコミの悪意を感じますし、
それ以上に中国と癒着しているのではないかとすら疑ってしまいます。
実際、中国とつながっている人物が、大手マスコミの幹部の中に
日本人の顔をして、紛れ込んでいるらしいですから。

また辺野古の海は、ジュゴンの生息している貴重な海です。
そこを埋め立ててる事でジュゴンに影響あるとするなら、
米軍にもジュゴン保護の協力させればよいのではないでしょうか。
腰抜けの日本政府ですら、それ位のことを米軍から約束を
取り付けることはできるでしょう。

将来的には、沖縄の米軍基地を減らす事には大賛成です。
しかし当面中国の脅威がある限り、それを実現するには
日本政府・アメリカ、日本国民の三者が、知恵を絞り、
勇気をもって決断しなければ、解決の道はないでしょう。

追記：
　（１）普天間飛行場の５年以内の運用停止
　（２）牧港補給地区（浦添市）の７年以内の全面返還
　（３）日米地位協定の改定
　（４）普天間飛行場の垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイの半数の県外移転
　上記が仲井真知事が要請書に記した内容らしい。
　ここで特筆すべきは、（３）の地位協定の改定だろう。
　これは政府にとって一番触れて欲しくないところですが、
　仲井真知事は改定を政府に迫ったという点で大変評価されるべきです。
　ともすればアホなマスコミは普天間→辺野古の移設しか報道していない
　こういう要請書の大事な点についても報道すべきです。




今日目についた記事：
　・＜中国・百度＞無償入力ソフト　福島県の個人情報流出か
　　大体中国製のソフトを信用する方がバカですよ！！

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　普天間基地を尖閣諸島へ！

仕事を人並みにこなせても、まだ今は仮住まい

明日はいよいよ今年の仕事納め。　今年も反省点が沢山ありますねー。
今の仕事はこれでほぼ丸３年になります。　石の上にも三年と申しますが、
ようやく何とか人並みにこなせるようになってきました。

しかしまだ今は仮住まい、しっかり自分の脚で立つまでには
まだまだ勉強しなければならない事が沢山あります。
まだ来年もがむしゃらに勉強する年になるでしょう。

今年最初に、沢山の本を読もうと思っていましたが、
目標までには届きませんでしたけど、比較的沢山の本を読めました。
しかし残念な事ながら、あまり詳細な内容を覚えていないんですよねー。
勿論、要点となる所は覚えていますけど、完全じゃない。

再度読まなければならないのは、やはり難解なドラッカーさんね。
できれば原書を読んでみたいのですが、原書だと読み終えるのに
数か月かかってしまうでしょうから、やむなく和訳版を読みます。

内容の詳細は覚えていませんけど、商売の基本原則は理解しました。
それは「お客様に喜んでもらう事」これにつきます。
今の日本の企業が表面的に連呼する「お客様に喜んでもらう」や
「お客様第一」じゃなく、本物の商売本質ですよ。
多分、商売というものが始まった数千年前から変わらない商売の原理原則です。

あとはそれを基に、どのように戦略や戦術を駆使するかを考える事です。
そのあたりを来年一年間でしっかり自分のものにしたいですね。
それと同時に、バネが縮んでエネルギーを溜めるように
エネルギーを更に充填して元気になる事です。とことん縮みまっせー。


今日目に付いた記事：
　・「なぜこの時期」「有意義」…突然の参拝に賛否
　　近隣諸国に対して日本の意思を示すには大変良かったとは思いますが
　　作戦としては失敗でしょうね、立ち回りが下手ですね安倍さんは。

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　年末までにあと５冊は読みたい

Unhappy Christmas

今日はクリスマス、皆さん、メリークリスマス。
今、マライア・キャリーさんの「ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU」を
聞きながらこれを書いています。

ビングクロスビーさんの「White Christmas」もいいけど
マライアさんの軽快なクリスマスソングもパーっと
晴れやかな気持ちになれて、なかなかいいものですよ

ところがその一方、今日のYAHOOニュースによると
『米国で続く「クリスマス戦争」、宗教をめぐる価値観の衝突』という記事
先日も書きましたが、日本人は宗教というものに無関心な人が多いですが
この記事にあるように、世界では宗教というのは大変重要なものですね。

でも私がいつも思うのは、本当にイエスさんが説かれた事は
何か分かりませんが、それを信仰する人たちが世界の多くのゴタゴタを
引き起こしているという事実です。

歴史的見ても宗教戦争、十字軍の遠征等、キリスト教徒（の一派かもしれませんが）
到底、イエスさんが説かれた宗教とかけ離れていると思いますよ。

結局、宗教とは何ぞや？


今日目に付いた記事：
　・事故後２年半、放射線量ほぼ半減　福島第一８０キロ圏
　　確かに半減したかもしれないが、安全が１０とすると
　　１００が５０になったからといって安全ではないという事です、詭弁だ。

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　私の宗教？先祖崇拝と科学です

2013年科学研究の５大ニュース

今年もうちのペットとクリスマス・イヴを迎えております。
「寂しいでしょう？」って？？　いえいえ、私なんかよい方ですよ。
だって世間には、クリスマスどころではない人が沢山おられますから。
特に今、南スーダンやシリアの子供達は、それどころじゃないでしょう。

ジョンレノンさんのイマジンじゃないですけど、
世界中の子供が、戦争や弾圧や貧困や暴力や病気などから解放され
心から楽しめるクリスマスが来る事を願ってやみません。

さて、ナショナルジオグラフィック ニュースで
２０１３年科学研究の５大ニュースが掲載された。それは・・・
　1. 居住可能な条件下にある太陽系外惑星をめぐる議論が深まる
　2. ヒトのクローンES細胞が作製される
　3. ボイジャー1号の太陽系外到達を正式確認
　4. キュリオシティ、火星で太古の湖の痕跡を発見
　5. 人類の系統樹に関する新発見が相次ぐ

いずれも素晴らしい内容で、まだ先につながる話題ですね。

この中では、私はボイジャー1号の話題を一番に挙げたいですね。
それ以前の探査機も素晴らしい業績を残していますが、
ボイジャー１号・２号はそれにも勝る素晴らしい業績をのこしていますし、
いまだ私たちに素晴らしい情報を送ってきてくれていますから。

もしキュリオシティが、火星で水や生物の痕跡を見つけていたら
それを一番にしたいところですけどね。

現在の科学は、まだまだ未熟です。
しかし人類が未熟な科学というツールを使い、切磋琢磨して
新しい発見をすることは本当に素晴らしい事だと思いますね。
来年も科学は私たちに夢を与えてくれます。


今日目に付いた記事：
　・消費増税が家計直撃＝暮らし、こう変わる―予算
　　気に入らないのは、これまでの経済政策を失敗した政府のつけを
　　どうして国民が穴埋めしなきゃぁいけないの？

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　私が来年注目しているのはロボット開発の分野

年末・年始のＴＶ番組

今年も残すところ１週間強。
この１週間ほどで今年一年を省みて、新たな気持ちで来年につなげたいです。
今年の締めについては、また３０日か３１日にでも書こうと思っています。

さて、年末・年始というとＴＶでは特番ラッシュ。
私がひねくれているのか、皆さんのご賛同をえられるのかわかりませんが、
あまりにもクダラナイ番組が多すぎて、この時期、ＴＶを見る気がしません。

もっとこの間の国会で成立した法案を解説し、それによって私たちの生活に
どのように影響するかなどを解説する番組をつくるとか、
国民がもっと賢くなるような番組をつくって欲しいですな。

そういう意味では、池上彰さんのニュースの解説番組は大変良いと思いますね。
でもそれに出演している芸能人で、あまりにも常識外れで、
基本的な事を知らないのが出演しているからイライラしますね。
それもひとえに日本の教育が悪い事が根本にあるとは思いますが。

かと言って、すべてそんな堅い番組ばかりつくれと言っているわけではない。
もちろんお笑い番組や歌番組などもあってしかるべきだと思います。
ただお笑い番組なのに、笑えるところが一つもない芸の素人や
下手な歌しか歌えない歌手モドキが出演するような番組はやめて欲しい。

ましてや芸能人のサバイバルや食べ歩き、買い物、お見合いなどは
出演している芸能人は楽しいかもしれないが、こちらは全く面白くない。
こういう番組を平気で流しているＴＶ局のレベルの低さがわかりますね。
そういう意味では、まだＮＨＫはマシですけどね。でもマシなレベル。

また今年も今秋から苦痛が始まりますな・・・


今日目に付いた記事：
　・「スマホ高い」割安サービス広がる　通話アプリや格安ＳＩＭが続々登場
　　こういうのは、大歓迎！！

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　逆を返せば、ＴＶ見ない分、読書や勉強がはかどってＧＯＯＤ！

「お前の宗教は何だ？」

今日は二十四節季の一つ冬至。一年で一番昼が短い日。
京都では、今日の昼間、冬至らしくみぞれが降りました、寒い！！

ニュースで、伊豆シャボテン公園の冬恒例カピバラの温泉が映っていました。
カピバラが気持ちよさそうに温泉を楽しんでいるのを、
こっちは、寒さに震えながらそのニュースを見ていました。
うちでもペットはヒーターでヌクヌクで、人間より待遇がいいですけど

さてクリスマスが近づいてきているので、スーパー等の総菜売り場などで
「クリスマス用フライドチキン」なるものが売られています。
変ですね～、クリスマスと言えば「七面鳥」じゃないんですか？

と思いインターネットで調べたら、日本では七面鳥が入手しにくいので
鶏肉で代用するようになったのだとか。
それもバレンタインのチョコレートのように、鶏肉店がそれを考え付いたと
疑ってしまうのは私だけでしょうか？

日本では、学校でもクリスマスの行事を行うところがあるようですが
アメリカの知人に聞いてみると、キリスト教徒が多いにも関わらず
アメリカでは学校でクリスマスのイベントを行わないのだそうだ。
何故なら、学校では様々な宗教の子供がいるからだそうだ。

日本人は普段から宗教を考えて生活している人は少ないですけど、
世界では宗教というのは、相当重要な事です。
私が初めて海外に行った時「お前の宗教は何だ？」と最初に聞かれました。
私は無宗教なので、その応えに窮した事を思い出します。
いずれにしても、日本人が海外の人とお付き合いする場合には
その点をよーく肝に銘じなければなりませんね。

そういう日本人ですから、七面鳥であろうが鶏肉であろうが
全く気にしていない事もあるのでしょうね。


今日目に付いた記事：
　・“喉から手が出る”月額８４５万円、立法事務費めぐり泥仕合　会派離脱でみんなと結いの党
　　実に醜いですな～、どちらも支持者が減るのは当然

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　にわとりは、おちおちクリスマスを迎えられませんな

日本電子産業の再起はあるか？ ないね、今のままだと。

今日のＭＳＮにレコードチャイナの記事が掲載されていました記事を受けて
ＭＳＮが、その記事を紹介する形の内容。
「赤字額が8000億円に、日本の電子産業は何を間違ったのか？」

謙虚さが欠落している人間が多い中国の記事ですから、
さぞかし日本をこき下ろしているのかと思いきや、
記事を読んでみると、中国識者が冷静に日本の電子産業を見ている内容。

その記事の中に中国工程院院士の倪光南(ニー・グアンナン)氏の
発言が掲載されている。

　　「科学技術面から見ると、日本企業は基礎研究・応用基礎研究に対する
　　　投資が不足しており、その革新力は米国の同業者を大幅に下回る。
　　　日本は技術の安定的な発展段階において、技術と製品に徹底的に
　　　こだわり強い競争力を示せる。しかし技術激変の時代、斬新な技術・
　　　製品・サービスの発展が必要な場合、日本の反応は遅れ、流行を
　　　けん引できず、追随者になるしかない」

実に的を得ていますね。

さらに、日本企業のサプライチェーンの閉鎖性や、日本の優れた製造技術が
コストの足かせとなっている事を指摘しています。

「日本の技術力は今でも世界一だ」という声を、様々なメディアや
製造現場、大企業の関係者、はては零細企業の人たちからもよく聞きます。

私はそれは間違っていないとは思いますけど、アホだと思いますね。
製品を買うお客様は、技術力が高いなぁーって製品を買う訳じゃない。
すぐに壊れないなら、中国製であろうが韓国製であろうが安い方がいい。

結局、日本企業は技術者がよく陥る自己満足に陥ってしまった結果が
現状の一端を担っていると思いますよ。
「素晴らしい技術を投入したものは売れる」こんなの幻想にすぎません。
もしそれが真実だとしたら、マイクロソフトのWindowsなんか誰も買わない

もう一つは、日本人の好きな規則で自分自身を縛ってしまった結果、
余裕が無くなってしまった事でしょう。
規則なんてものはもろ刃の剣です、うまく機能すればまとまるが
過剰な規則は、柔軟性を失うことは誰でも知っている事実です。
にもかかわらず、日本人はそのトラップに陥ってしまいます、
そういう例を見るたびに、日本人はマゾヒストの集団ではないかと感じます

各メーカーとも、現状から抜け出す道を必至に探しているのは事実です、
しかし体質を根本的に変えるようなドラスティックな事はやらない。
そんな状態で、到底再浮上できるとは思いませんね。

もし本当に再浮上したいのなら、グローバルスタンダードな気質を
企業内に根付かせる事でしょうね、でも脳みそが硬化し、
古き良き時代に固執している経営陣では無理だと思いますけど


今日目に付いた記事：
　・生活保護法が改正　何がどう変わるの？／秘密保護法の陰で成立
　　今のマヌケな役人には本当に必要な人を判断できなから
　　可哀想な人たちが増えるだけで、何の解決にもならんでしょう

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　大きな代償を払ってでも、日本は体質改善して再浮上するか、
　それともお得意の中途半端さで根本的な体質改善できず沈むか