闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

でもまだ日本は裕福

2009年02月10日 11時53分57秒 | Weblog
私、最近、あらためてショックを受けた事があるんです。
TBSの番組で「熱血!地球教室2009カンボジアで夢と希望の特別授業」
という番組の中です。
日本の芸能人などが現地に行って、子供達に科学や音楽などを
教えるという内容で、まぁよくある芸能人ボランティア系番組の一つです。

カンボジアといえば、ポル・ポト政権下でアジアでのホロコーストが
行われたという悲惨な歴史があり、いまだに不発弾や地雷が残っていて
とっても悲惨な状態にあることは周知の事実ですので、今更驚きません。
それにテレビ番組という特性上、かなり編集されているし
やらせの問題なんかもあるから、TV自体に懐疑的な意識を持っていますからね。

まぁそういう事は抜きにして、私がショックを受けたのは...
日本のあるNPOが不発弾や地雷の回収を行って爆発処理させる現場に
必ず子供が来るそうなのです・・・何故か?見物に来るのか?
否、違います。爆発処理で飛び散った爆弾の破片を拾いに来るのだそうです。

破片を拾いに来た子供の一人が言った一言
「この鉄くずを売って教科書を買うんだ」

運が悪ければ、遊んでいる最中に不発弾や地雷で命を落としかねない状況
その自分達の命を奪うかもしれない爆弾の鉄くずを拾ってでも
教科書に変えなければならない現実。

もちろんそれまでに、地雷を踏んで亡くなった人や脚をなくした人等
悲惨な人達の事をいっぱい見聞きしてきました。
それらでもショックを受けてきましたが、その子供の一言があらためて
ショックでしたね(まぁTV局が極端に編集していなければの話ですが)

多分、アジアやアフリカには、そういう子供達がい~っぱいいますよ。
私達の日本の現状を省みた時、不況下で私達は苦しい生活を余儀なくされて
いるとは言うものの、やはり100人の村人の裕福な一握りの人間ですよ。
上を見りゃ上があるし、下を見りゃ下がいる、
それにホームレスの人が沢山いるけど、でもまだ日本は裕福ですな。

それをただ単に「可哀想だね~」とか「何とかしてあげたいね」と
感情論で論じるのは簡単な事だし、同情する事は簡単です。
しかし、本当はそれだけで済ませてしまってはいけない問題なのですけどね。
地球的規模のシステムとして解決すべき問題だと思うのですが、
現状、各国が自国の国益を追求する競争にしのぎと削っている間は、
NPO・NGOの地道な民間の活動しかないのかもしれません。

私自身、なかなか理想と現実のギャップ埋める事ができないので
イライラしますが、これだけは焦っても仕方ありませんから、
現状のほんのささやかな活動を細々とやるだけです。


今日目に付いた記事:
 ・内閣支持率19・7%、森内閣に迫る低さ…読売世論調査
  読売の調査でこの数字ですからね・・・やはりもう末期だ

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 あらゆる意味で春よ来い!