闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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神様と人間の中間の存在が始まり

2009年02月11日 09時23分05秒 | Weblog
今日は建国記念の日、元は明治時代に定められた紀元節ですね。
神武天皇が紀元前660年に即位された日だといわれています。
しかし、神武天皇が実在したのしなかったのか諸説があるようで微妙です。

私は、実在そのものがかなり怪しいと思っていますけど。
大体、東征の話にしても、ヤマトで即位した話にしても、どうも作り話っぽい。
高千穂から四国を越え、河内で一旦上陸するも戦いに負けて
熊野に回りこんでまで、さして特別な意味合いのない山の中の奈良盆地
(橿原神宮)で、即位する理由もないでしょう。
橿原神宮で即位された即位名が「ハツクニシラススメラミコト」と
とってつけた様な名称も不自然。それに崩御されたのが127歳だとか・・・
当時の人の平均寿命からすれば3倍以上も長生きだ、あまりにも超人的。

時代が進んで応神天皇や仁徳天皇あたりでも実在したかどうかわからない。
蘇我氏や物部氏が登場してくるあたり、継体天皇以後、欽明天皇や推古天皇等の
時代になると、かなりその存在は確かなものに近づいています。
ただ存在が「確か」と言い切れないのは、最近の研究では、
聖徳太子の父である用明天皇や聖徳太子ですら、
その存在が架空ではないかという説が有力になってきているからです。

まぁいつをもって建国の日とするかは、
正直な話、私にとってはどーでもいい問題ですが
日本の神話から現在の天皇制にかかわという点では、面白いですね。
神話では、神武天皇以前にも神様は沢山おられるわけだし、
天孫降臨されたのはニニギノミコトでしょう?!

神話の神様が建国したのではなくて、神武という神様と人間の中間の存在、
それこそ真の現人神のような存在、そんな存在を当時の人がどのようにして
作り上げたのかという点は大変興味深いですな。
また、当時、そういう神格化された人物をどうして必要としたのか
というような歴史的背景なども大変興味をそそられるところです。

私がもし建国記念日を決められるとしたら、明治新政府が戊辰戦争後に
五箇条の御誓文を出した1868年3月か、1954年GHQの占領から解放された
4月28日(講和条約発効の日)の方が妥当だと思うのですけどね。
これも学者さんとかでは諸説あるようですし。

建国記念の日の今日は、天皇陛下や浩宮が皇居で手を振るのでしたかね?
そういうイベントがあるとしたら、お疲れ様ですね。


今日目に付いた記事:
 ・アフガン増派規模を決断へ=米大統領が数日中に-国防長官
  結局、軍需頼みか!?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ゆっくり昼寝したい!