闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

自然体経営

2009年02月27日 09時40分14秒 | Weblog
今、製造業は一部を除いて、本当に瀕死の状態ですね。

その瀕死の製造業の社長さん、特に零細企業の社長さんには3種類があります。

一つは、元気もなく蒼い顔をして、世も末というような社長さん、
もう一つは、元気で大企業がダメな今こそチャンスだと考えている社長さん、
最後は、とりあえず抵抗しても仕方ないので、時流に乗っるしかないと
冷静に考えている社長さん。 そうだ!もう一つありました!!
私のように何も考えていない社長さん

蒼い顔をしている社長さんは、察するところ人情に厚くまじめな職人的社長さん
いわば浪花節のような生き方かもしれません。
元気な社長さんは、元来楽天的な性格か体育会系のノリを持った社長さん、
もしくは完全に開き直ってしまっている社長さんでしょう。
冷静な社長さんは、多分、処世術に優れているか、かなり保守的な性格
または慎重な性格なのかもしれません。
最後の何も考えていない社長さん、こういう人はどうなんでしょうかね

と、4パターンくらいに分類できると思うのですが、
大事な事は、多少会社の状態に違いはあるものの、
現状はどのパターンの社長さんにとっても同じだという事です。
悲観するか、チャンスと捉えるか、とりあえず様子を見るかは
社長さんの気持ち次第という事になります。

状況が同じなら、皆、元気にノリノリの方、
いわゆるポジティブシンキングの方が景気よくなりそうですが
残念ながら、これだけは持って生まれた性格や人生経験、考え方など
複雑な要素で構成されている心の問題なので、一筋縄にはいきません。

よくサラリーマンや起業しようとしている人など向けのハウツー本に
ポジティブシンキングの事が書かれていて、出世や成功するための
必須条件のように書かれているのを目にしますが、あれは間違いですね。
確かにネガティブな考えばかり持ってしまうのは良くないとは思いますが
鵜のマネをしたところでカラスは溺れてしまいます。

ただ私の経験から言わせてもらうと、ネガティブな事を考えて行動した時には
あまり上手く行った試しはありませんね、
かといって、ポジティブに考えて行動しても上手く行かない時も多いし、
一番成功率が高いのは、日頃からの自然体で臨んだと思います。

特に現在のような大不況の時は、考えすぎて自滅したり、
ノリノリ過ぎて身の丈を超えたりしない事が涵養かと思いますけどね。


今日目に付いた記事:
 ・非正社員の失職15万7千人に 昨年10月~3月
  非正社員だけでそれだけでしょう!? 正社員や内定学生なども入れると
  その1.5倍にはなるでしょう。 特に正社員は大企業だけに限らず
  下請けや関連産業に波及するだけに、影響は計り知れません。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 悲観しても不況、楽観的でも不況