闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

不信と不安の日本

2008年01月30日 23時58分15秒 | Weblog
今日、夕方に大変なニュースが入ってきました。
中国製餃子に農薬が混入していて、中毒になった人が出たとか。
現在のところ、何処で農薬が混入したか不明なようだが
日本では使用されていない農薬なので、中国で混入した確率が高いようだ。

それで、中国政府も調査に乗り出した。
中国としては、北京オリンピックが控えているだけに
中国製食品の安全性を確保するのに神経を尖らしている。

いずれにしても原因を早く特定して、きっちり対処して欲しいものだ。
それ以前に、食の安全の確保をどのうように行うかを
政府や行政でもっと考えてもらいたいものである。

ところで、暫定税率廃止とつなぎ法案の泥仕合は、
与野党とも政治の混乱をさける方向に動いたのは、政治としては賢明だとは思うが
国民感情としては、自民の姑息感と民主の腰抜け感は否めない。
与野党が合意した斡旋案も、実に日本らしい曖昧な玉虫色の内容だ。

民主に傾いていた世論も、今回の行方しだいでは、
自民・民主への失望感だけでなく政治全体への不信感になりかねない。
いや「つながる」のではなく、さらに不信感が「つのる」だけか

素朴な疑問なのですが...
政府・与党が声高に「道路!道路!」というけれど
福祉問題や医療問題より、そんなに優先度が高いものなのでしょうかね?
もちろん、道路の利権に群がるゲスどもが、族議員とつながっているのは
理解していますが、与党内でも道路族とは異なる勢力もあるわけだし・・・

今の国内事情を鑑みると、もっと景気回復や低所得者層の問題、高齢者問題
医療問題など道路より優先順位の高いものがあるでしょうに。
何兆円もの税金を道路につぎ込んでも、おにぎり一つ買えない国民には
税金を投入できないということか

地方自治体の首長も腰抜けばかりだ!
中央が財布をいまだに握られている状況はわかるが
国に頼る事ばかり考えず、自分達自身で歳入を増やすアイデアを考えたらどうだ!
首長の中には、一人ぐらい「国は信用できないから自分達で稼ぐ」
くらいの骨や勢いのある人はいないものかね?

京都?ダメですよ京都の首長なんかは。
だって官僚出身だから、脳みそが固まっていてアイデアなんて出るわけがない。


今日目に付いた記事:
 ・中国「世界の工場」に陰り…韓国続々撤退/台湾は南アへ
  人件費の高騰の割りに、成果物の品質が上がってないからなぁー。

今日の気持ちステータス:
 教訓:視点を変えると新たな道が・・・

今日のオススメサイト:
 ・IT用語辞典
  ここもよくお世話になっております

沈む日本

2008年01月29日 23時40分27秒 | Weblog
与党が議員立法で奇策を打ち出してきましたねー。国会が混乱しまっせ。
ニュースを見ていたら、国土交通省は何が何でも道路をつくりたいらしいですよ。
その言い分で一番納得ができないのが「国際競争力をつけるため」という弁。

先日、NHKスペシャルの中で、在日米国商工会議所の元会頭であり
日本でも教育を受けた日本通のチャールズ・レイク氏などは
日本とアメリカの経済をWinWinの関係にしたいと日夜動いておられますが
日本が国際競争力をつけるには、縦割り行政の弊害をなくし
経済連携協定に日本も参加する事だと考えておられるようです。

私はアメリカ嫌いですが、レイク氏の意見には大賛成!
本音を言えば、アメリカは必要悪だと思っています。
日本の国益のためには、アメリカと大人同士の関係をつりあげ
次の時代にも経済の中心にならなければなりません。
中国、インドの経済発展や戦略を考えれば、
経済大国の2国が手を組まないと、日本は埋没しかねません。

それで、日米関係の新しい時代を築きあげるには
未だに半鎖国状態の日本が真に開国しなければなりません。
いや、もう一歩突っ込んで、アメリカを利用して世界経済を牛耳るくらいの
したたかさや野心を持つくらいでないとダメです。

しかし、あの強烈な小泉氏でも官僚に屈服する場面もあったくらいですから
国の制度を根本的に変えなければ、ダメなのかもしれませんけど。

日本の保護主義的な内政は、高度成長時代にはそれでよかった。
しかし、否応なしにグローバル化の波に飲まれてしまったのだから
もはやその波に乗るか、波に飲まれて沈むかどちらかしかありません。

小泉氏が行った様々な規制緩和は、至る所で混乱を引き起こしています。
それはあまりにも性急にやりすぎた面はありますが
真の開国を行いグローバル化に乗っかれば、長いスパンで見ると、
結果的に良かったという事になると思います。
波に飲まれて沈んでしまったら、単に混乱を起こしただけの結果となるでしょう。

NHKのドラマでハゲタカという素晴らしいものがありました。
あのドラマの中では、アメリカ企業=ハゲタカという構図になっていましたが
現実には、アメリカ企業=ハゲタカではありません。
真に日本企業をパートナーとして、WinWinの関係にある企業もある。

こんな事を言うと「零細企業のクセして何を生意気な!」とお叱りや
バッシングを受けるかもしれませんが、
外にでて、グローバルな企業の事を勉強しつつ、勝負してみたいものです。
万が一、それでのたれ死ぬ事があっても、悔いは残らんでしょうね。
でもそれを始めるには、私自身、少々世間の怖さを知ったから・・・


今日目に付いた記事:
 ・薄型TVの07年国内出荷台数、液晶・プラズマとも2ケタ増
  内需はいいから、もっと世界と勝負しなきゃ!サムソンやハイアールと。

今日の気持ちステータス:
 教訓:病院の待合室も会社の別室になりうる

今日のオススメサイト:
 ・マイコミジャーナル
  なかなか面白い読み物があります

そんな事している場合か?

2008年01月29日 01時06分04秒 | Weblog
今日は仕事で遅くなったので、手短に...

どうやら与党は、期限延長法案を憲法59条「60日ルール」を使って
衆院の数にモノを言わせ、再議決で3月中に成立させるという奇策を
持ち出しそうですね。
もちろん野党は、審議には応じないでしょうから、
与党だけの賛成多数で成立させてしまうでしょう。

この問題がこじれると、参議院で福田総理の問責決議案も浮上しそうです。
万一、問責決議案が可決されても、福田さんは少なくともサミットまでは
辞める気は無さそうだし、どうなる事やら。

野党が提出する問責決議案には、世論の後押しがないと意味がありません。
現在の福田内閣の支持率では、ちょっと伝家の宝刀とは行かないでしょう。
しかし、政局が泥沼化するのは必至。
場合によっては、民主党の方が割れるかもしれませんしね。

政局の泥沼化は、世界からみても悪い影響しか与えませんから
日本離れが加速して、株価も暴落とならなければ良いのですが・・・

しかし、年金問題、景気回復、医療福祉問題、外交など
問題が山積しているのに、そんな事している場合か?


今日目に付いた記事:
 ・<客室乗務員>航空会社の別会社への全面委託を容認 国交省
  こんなところにもアウトソーシングの波が! 品質は保たれるのでしょうか?

今日の気持ちステータス:
 教訓:粛々と進めてもね・・・

今日のオススメサイト:
 ・WHO
  日本語ページがないのがね・・・ 日本はWHOに貢献してないの?

点で考えず、スパンで考える

2008年01月28日 00時58分42秒 | Weblog
やっぱりタレント候補が当選しましたねー、大阪府知事選挙。予想通り。
まぁ当選したからには、議会の抵抗勢力やたぬき議員に負けず
しっかり大阪の府政を行ってもらいたいものです。

今、全世界的に問題になっている環境問題、特に温暖化問題はどの国でも
避けて通れない問題となっています。
昨夜の深夜番組で、ツバルが地球温暖化で満潮時には、島の奥まで海水が
入り込むようになったり、地下の淡水層に海水が入り込み、
飲み水が確保できなくなったりという現状を流していました。

確かに地球温暖化の影響で、海水の膨張が起こっているのはわかります。
もうまもなく海に沈んで人が住めなくなる事も理解しているし
住み慣れたふるさとから、去らなければならならい辛さもわかります。

しかし、地球温暖化は全てが全て先進国のもたらし結果ではありません。
地球の歴史を見れば、寒冷期と温暖期は周期的にやってきます。
1万数千年前に氷河期が終わり、それから地球は温暖化し始めています。
その温暖化は、大変緩やかなものですが確実に温暖化は進んでいます。

そこの自然のサイクルを加速させたのは、確かに先進国に原因があるでしょう。
その点はしっかり認識しなければなりません。
しかし、地球が温暖化する方向にある現在、先進国が加速させなくても
いずれ遅かれ早かれツバルは海に沈む事になったでしょう。
いえツバルだけじゃなくて、ヴェニスもオランダも東京も沈むでしょう。

人間の一生なんて地球の寿命から見れば、一瞬にもなりません。
地球の歴史では、火の玉の状態あり、全球凍結ありですし
多分ですけど、かなり大きな彗星が衝突して、地球の何分の一かがもぎ取られ
それが月になったりもしています、大気の成分も常に変化しています。

一説では、恐竜が鳥へと進化できたのは、恐竜がすんでいた時代には
酸素が今よりずっと少なかったので、できるだけ効率よく酸素を取り込む仕組みを
身体の中に作った結果、酸素が増えた現在、空を飛ぶという酸素を大量に
消費する運動が実現できたというものです。

酸素が減って二酸化炭素が増えれば、植物が育ち光合成が盛んに行われて
酸素が増えてくる、酸素が増えると動物の活性が上がり
植物を餌とするものが現れて、植物の数が減る。
そうなるとまた二酸化炭素が増えるの繰り返しでしょう。

つまり私が言いたいのは...
地球温暖化、環境問題といっている視線が点でしかない事、
もっと自然のサイクルや動物達の営みや植物の状況なども考慮して
長いスパンで考える必要があると思いますね。
それに永遠に二酸化炭素が増え続けるわけでもないし
どーせそれまでに、人類は滅んでしまうと思っていますからね


今日目に付いた記事:
 ・ビル・ゲイツ氏、貧困国の農業支援に3億ドル超を拠出
  凄い額ですねー。私なんか、年間に1万円寄付するので精一杯なのになぁ。

今日の気持ちステータス:
 教訓:集中してやったときは、進みも速いし、間違いも少ない

今日のオススメサイト:
 ・裁判員制度
  いよいよ来年5月までに開始されます。

人気投票選挙

2008年01月27日 00時53分39秒 | Weblog
昨日の食事会の帰りにでも足首を捻挫したのか、
足首の調子がわるいの、今日は運動せず家で大人しくしていました。
その代わりゆっくり読書ができましたけど。

読んだのは松下幸之助さんの書かれた本ですが、
あらためて読んでみると、また違う角度から見えてくるものもあるし
違う行間が見えてきて、とっても勉強になりましたね。
たまには、意図的に時間をつくってでも読書をするという事は大切な事です。

さて、明日は大阪府知事選挙の投票日です。
選挙の投票は、ある意味、人気投票みたいものですから、
多分、この選挙でも知名度が一番高い人が選ばれると思っています。
結果を見れば、大阪府民の厳しい財政に対する態度や
府政への関心度がはっきり見えてくると思いますね。

そういえば、来月には京都市長選挙があります。
私にとっては、こちらの方が日常生活に密着しているので重要です。
京都市は政令指定都市ですから、府と同等の影響力がありますので
ここでハコモノが好きな人を選んでしまうと、とんでもない事になります。
どても知名度だけでは、選ぶ事ができません。
しっかりマニュフェストを読み、公約を聞いて判断しないといけません。

京都は、昔から比較的共産党勢力が強いところで
京都市議会も、自民党に次いで第2の勢力ですから、
いろいろ歯止めになりそうな気もしますが、そこが国政と違うところ!
自民勢力と民主勢力が協力し合う関係にありますので、
いわば大連立のような構図になっています。

ここが国政と同じように、自公VS民主・共産の構図になれば
数がかなり拮抗するから、緊張感を持った議会運営になるのですけどね。
ほとんどの場合、自公民VS共産の構図ですから、いけない!

現在の市長の市政には、大いに疑問があり、納得できない部分がありますが
一つだけ大変評価ができるところがあります。
それは、議会にはほとんど着物姿で出席されています。
織物産業が厳しい中、市長が着物姿でアピールされるというのは
大変良い事だとおもいます。
さて、次の市長はその点についてはどうでしょうかね。


今日目に付いた記事:
 ・年賀はがき売れ残り4億枚 民営化元年「偽装」も発覚
  読みが甘かったですねー、CMの効果も薄かったようです。

今日の気持ちステータス:
 教訓:たまには読書!

今日のオススメサイト:
 ・(有)ユニテックス
  なかなか面白い企業です

変化を追い求めて

2008年01月26日 00時56分11秒 | Weblog
今日は、寒さに負けないよう従業員と焼肉を食べてきました。
やっぱり従業員と一緒に食事をとるというのは、
同じ釜の飯を食べているようで、とってもいい事ですね。
特に、うちのような零細企業では、従業員といっても家族同然ですからね。

最近、日本の企業のあり方が少し変わってきたように思えます。
年功序列の復活、成果主義の見直し、新しい福利厚生の導入などです。
ようやく、日本企業においてアメリカ型一辺倒のやり方では、
限界があることが認識されてきたようです。

うちの会社は、創業当時から日本型企業の良いところと
アメリカ型企業の良いところを融合させたハイブリッドな就業規則、
給与体系、福利厚生をうたい文句にしていますから
その点においては、世間様より少し先端を走っていると自負しています。

私自身がサラリーマンの時に、納得できなかった疑問点や
起業家塾生に勉強したアメリカ型企業の変だと思った点を
改善した(と思っている)ルールになっているからです。

ルールというものは、時間とともに変化しますし、
良いルールはどんどん取り入れたい。
またそぐわなくなったルールは、どんどん改善するなり捨てるなり
変化していく必要があると思っています。

「この世に変化しないものなどないし、変化こそ進歩の第一歩である」
というのが私の根本理念です。
私自身も変化しないといけないし、会社自身も変化しないといけない。
もちろん、会社のルールも変化しないといけません。

36億年前に生命が誕生してから今日まで、変化があったからこそ
高度な意識を持つ生物が生まれるに至ったんです。
インフルエンザだって、変化するから繁栄がありますからね。
安定というのは一時的な見せ掛けで、ぬるま湯です。
それに慣れ過ぎた人や企業は、次の変化についていけません。

しばしば政変が起こるようでは困りますが、
変に変化を恐れる政府では、お先真っ暗です。
安定している職業として、よく公務員があげられますが、
公務員だって時代とともに変化していかないと
国民のニーズについていけませんし、給与は比較的安定していますが
老後は一般のサラリーマンや自営業者と同様に、年金で節約生活です。

ましてや、起業家が変化を恐れているようでは、本物の起業家とはいえませんね。


今日目に付いた記事:
 ・NY金最高値更新、一時924ドル・需給ひっ迫観測で買い先行
  土地の次は金ですか

今日の気持ちステータス:
 教訓:夢を語りながらする食事は、どんな豪華な食事にも勝る

今日のオススメサイト:
 ・総務省の情報通信政策に関するポータルサイト
  たまには面白い読み物も載っています

対中の光と陰

2008年01月24日 23時33分21秒 | Weblog
今日は荒天でしたねー、京都でも凄い風で、雪やみぞれがちらほら。
日本海側や関東以北では、大雪だったところもあるようですね。
過疎で高齢者率の高い山村では、雪かきも大変でしょう、
それに地方自治体では、原油価格の高騰で除雪車の出動も頭の痛いところでしょう。

道路を作る予算を組む前に、地方の日常生活をまもるような施策をを考えるか
国もふるさと納税とかのまやかしではなく、
きっちりした形の地方分権を考えて欲しいですね。

今日のニュースサイトで、中国のGDPが3年連続で2桁の伸びで
GDPが世界第3位のドイツにせまる勢いとか。
そんな国にいまだODAを行っているバカな国もあるそうですが、
多分、その国ではホームレスも居なくて、高齢者も健康で文化的な生活を送り
国民はさぞかし余程裕福な暮らしをしているのでしょう

それにしても中国の勢いは凄いですねー。
もちろん北京オリンピックの影響も大きいのでしょうけど、
昭和39年頃の日本を彷彿させるような感じですね。
オリンピック開催に合わせたハコモノ建設ラッシュに
それにリニアモーターカーの開業とそっくり。

日本はその後、数年間高度成長を続け、世界第二位の経済大国への道を歩みました。
北京オリンピック以降、中国の経済は停滞するという人もいますが、
確かに鈍化するにしても、経済成長は続くことでしょう。
そして今世紀の終わりには、世界第二位の経済大国になっているかもしれません。

しかし、経済成長と引き換えに日本で起こった負の部分、
すなわち公害問題は、中国でも避けられないでしょう。
日本が問題を抱えていた時以上に、地球温暖化が叫ばれるなかでの環境問題は
中国にとって大変重い足かせとなるかもしれませんね。

それに、共産主義と経済成長との折り合いのつけ方も難しいでしょう。
経済特区をつくったのはいいが、そこだけにとどまれば経済も停滞する。
全土を豊かにするには、現政治体制では矛盾も出てくるでしょう。
ひょっとすると、政変がおこらないとも限りません。

中国の場合、国が大きいだけに政変が起これば、周辺国への影響も大きいです。
台湾問題、北朝鮮との関係、中越国境問題など火種はたくさんありますから
中国での政変は、それらに火をつけないとも限りません。

私が一番危惧しているのは、中国での原発事故です。
スリーマイル島やチェルノブイリ級の事故が起これば、
季節によって、日本に死の灰が降る事も十分予想されます。
今でも、中国大陸から公害物質が黄砂とともにやってくるのですからね。
死の灰が降らなかったとしても、食料品の輸入規制が入り
私達の日常生活は、大混乱する事は必至です。

中国がお金持ちになって、日本の良いお客さんとなるのは良い事でしょうけど
お客さんの家での内紛や事故の影響は受けたくないですね。


今日目に付いた記事:
 ・ 絵記号・音声ATM…銀行で導入進むバリアフリーサービス
  点字対応のATMも設置して欲しいものです。

今日の気持ちステータス:
 教訓:冬の寒さより、懐の寒さの方が身に染みる

今日のオススメサイト:
 ・任天堂
  過去はどうあれ、勝てば官軍か?!

仮想

2008年01月23日 23時32分02秒 | Weblog
今日は東日本の方や日本海側では、かなり雪が降ったようですね。
統計によると、来週あたりが一年で最も気温が下がる時期だそうですから
来週、大陸の高気圧が強くなると、またまた雪が降るでしょうね。

さて、私達コンピュータに携わる人間が使う専門用語は
普通の人にとっては難しいようですが、
その中でも「仮想」という概念などは難しい方でしょう。

仮想、バーチャル...
実際は、形がないのに、あたかも形があるように考える世界。

コンピュータという機械は、
最終的には電子の信号でしかないわけですから、もちろん目には見えません。
そこで、あたかも目に見えるようなものとして扱う方が
とっても都合が良い事が多いので、実際には形がなかったり
単なる概念にも形を与えて、目に見える形で扱います。
しかし、やはり目に見えないだけに、慣れるまでに時間がかかります。

このことは、少し「愛情」を扱うのと似ていますね。
「愛情」という感情には形がありませんが、
「愛情」という限定的な言葉を当てはめ、
時には、ハート型という形まで持ちえます

特に、プログラミングという作業は、仮想世界と現実世界を
つなぐための作業だと思っても良いでしょう。
プログラマーの頭の中の仮想現実を具現化したものが、ソフトウェアです。
そしてそのソフトウェアが、またまた仮想現実を作り出す。

面白いのは、仮想現実の中で、愛情という概念が生まれる事もあるという事です。
もちろん愛情を感じるのは、仮想現実の中の仮想人間を動かしている人間です。

仮想現実をモチーフにしたSF映画もたくさんありますよね。
有名なところでは、キアヌ・リーブス主演の「マトリックス」や
古くはジェフ・ブリッジス主演の「トロン」などです。

おっと!なぜ、こんな話になったかというと
今日の日経ネットの記事に「マイクロソフト「仮想化」本格参入・ソフトを強化」
という記事を読んだからです。
この記事を読んで、一般の人は内容を理解できるんだろうかと思ったからです。

マイクロソフトがやろうとしているのは、バーチャルマシンのソフトを
強化するという戦略です。
すなわち、Windowsの上で他のOS、例えばLinuxなどが動くというものです。
数年前からバーチャルマシンソフトをマイクロソフトが出していますが
それをさらに強化するというものです。
まぁ一般ユーザには、あまり関係ないかもしれませんが。


今日目に付いた記事:
 ・マイクロソフト、「仮想化」本格参入・ソフトを強化
  ソフトの価格が安ければいいんですけどねー

今日の気持ちステータス:
 教訓:製品を出すには、製品より営業に力を入れないとダメです。

今日のオススメサイト:
 ・World Economic Forum
  一般には「ダボス会議」と呼ばれる会議のサイトです。
  お暇な方は、ゆっくり読んでみられては?

憎(29)らしい世界恐慌株下落・・・1929年

2008年01月23日 00時03分39秒 | Weblog
日経平気株価が1万3000円を割り込ましたね。
世界同時株安のあおりを受けたようですが、
外国の投資家が日本株を売っている事も原因の一つのようです。

株価は、将来への投資を表す指標ですから
日本の先行きにあまり魅力を感じていないのでしょう。
それでも、バブル崩壊直後の8000円台まで落ち込んだ時期とは違い
まだ1万2000円台ですから

それに19・・何年だけっけ・・・「憎らしい世界恐慌株下落」だから・・・
1929年ですね、世界恐慌が起こったのは。 世界恐慌の時よりずっとましです。
ここでマイクロソフトで世紀の不祥事でも発生して株価が暴落したら、
世界恐慌の引き金になるかもしれませんがね。

しかしここ数年の日本の景気を支えて来たのは、海外で儲けている企業ですから
ここでそれらの企業の株価が下がると、物価高で内需が後退していますから
少々厳しい木枯らしが吹くかもしれませんよ。
今日、アメリカのFRBが緊急に金利の引き下げを行いましたが
焼け石に水とならなければよいのですが・・・。
こういう時のアメリカと日本の対処の早さが違いますね。

そんな中、今日もテレビで自民党のある先生が不届きな事を言っていましたよ。
「首都圏に比べて地方の道路の舗装率はまだまだ低いから、暫定税率分の歳入で
 どんどん舗装しないといけないでしょう?」って。 バカじゃないですかね?

舗装しなくても道路は走れるけれど、ガソリンが高くて買えなくて
自動車がはしらなければ、いくらきれいな道路があっても意味がない。
全く何が今一番優先度が高いかが全く見えていませんね。

大体、租税特別措置法というくくりで、ガソリンの暫定税率と関税、
中小企業の優遇税制を一まとまりにしているのも納得がいかない。
かなり選挙用戦略見え見えの民主党だが、少しは話の筋が通っている。

暫定税率を軸に、与野党が衆議院解散総選挙にもっていく行かないで
綱引きをしていますが、意外とそのトリガーは外からやってくるかもしれません。
福田さんも暫定税率や年金問題、サミットなどに注目しすぎると
トリガーにあっさり足をすくわれるかもしれませんね。


今日目に付いた記事:
 ・いよいよ実現?
国政の電子投票

  素朴な疑問、選挙中に停電が発生したらどうなるんだろう??

今日の気持ちステータス:
 教訓:メールより電話の方が、話が早い

今日のオススメサイト:
 ・IT総合情報ポータルサイト
  このサイトはいつもいろいろなジャンルがあって面白い

私も地獄に落ちる!?

2008年01月21日 23時33分30秒 | Weblog
ここのところ「スピリチュアル」何とかや、何とか「占術」の人が
ゴールデンタイムの番組に出演するのが問題になっていますね。
フジTVの「27時間テレビ」という番組内で、
その「スピリチュアル」何とかの人の発言の中に、
倫理違反があったと意見書まで出る騒動になっています。

私は嫌ですね~そういう商売。人の心の弱みに付け込んで稼ぐ商売。
詐欺とまでは言いませんけど、どうかと思いますねー。
それがゴールデンタイムに出てくるのですから、いただけません。
子供達もテレビを見ている時間帯ですからね。

「視聴率が取れれば、どんな番組を流してもいい」というわけでもないでしょう。
ましてや、他人の考えを無視して「あんた地獄におちるわよ」というような
発言は教育上大変よろしくない。
何とか「占術」の人は、普通に話をしている時は、
至極まともな事をいっているのですから、そこで留めておけばいいのにね。
「あんた地獄におちるわよ」発言は、霊感商法などでも用いる脅し文句ですから。

大体、苦しんでいる人を本当に助けたい気持ちがあるなら、
無償か最小限の必要経費でやるべきです。
そして政府の補助金などを当てにすりゃいい。
困った人から金を巻き上げて、広い敷地に豪邸を建てて
おまけに別荘まである状態で、人助けというのはどうも信用できない。
こんな事を書いている私は「地獄」に落ちるでしょうね

取り上げるマスメディアもマスメディアだ。
視聴率さえ取れれば、どんな番組を流してもよいのか?
数年前から、視聴率至上主義のような気がしてならない。

NHKでさえ、最近は安易にアニメ番組を流しているし・・・
別にアニメが悪いとは言わないが、しっかり受信料を払っているものとしては
他にNHKでしか作れない番組もあるので、そちらの力を入れて欲しいものです。

民放はスポンサーの問題があるので、ある程度内容に偏りがあるのは
まぁ仕方ないがないとしても、中立な立場の公共放送であるNHKには
もっと重要な役目があるのではないでしょうか。
この調子だと、NHKでもモシモシショッピングや18禁番組まで
流すようになるんじゃないか?

企業は、営利団体であると同時に、社会に影響を及ぼす団体であることを
常に忘れてはなりませんね。 特に規模の大きな企業や、
公共性のある企業は特に肝に命じる必要があるのではないでしょうか。


今日目に付いた記事:
 ・はげるリスクを遺伝子診断=米社が1万6000円で
  診断するだけでなく、治療もして欲しいなぁ~!!

今日の気持ちステータス:
 教訓:手間のかかる事ほど、注意深くやらねば抜けが出る

今日のオススメサイト:
 ・電子政府の総合窓口
  企業の経営者や担当者はよく知っているサイトでしょうけど
  一般の方やサラリーマンの方はどうでしょうかね?