癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

歯周病による3本目の抜歯

2017年03月16日 | 日常生活・つぶやき

 先日、掛り付けの歯医者の定期検診を受けに行ったら、前から心配していた左上の6番の歯の歯周病の状況が悪化し、「もう様子を見るという状況ではないので、抜歯しましょう」とのことだった。

 レントゲンを撮ったら、歯骨の先がひび割れしているようだとのことだった。痛みがなかったのは、以前虫歯の治療で神経を抜いているからだったらしい。

 ということで、今日抜歯してきた。歯茎への麻酔注射が一番痛い。あとは痛くはなかった。案の定、抜いた歯は歯骨の先が割れていたとのこと。

 この歯は、その隣の7番も抜歯していて8番の親不知と3連のブリッジを掛けていた歯だった。今度は、6番7番と2本続けてなくなったので、8番から5番4番との5連のブリッジになるらしい。入れ歯になるよりずっとマシでホッとしている。

 要するに、左上の臼歯はすべてブリッジで繋がるということだ。右上の7番も20年以上前に、やはり歯周病で抜歯して3連のブリッジになっている。ちなみに虫歯での抜歯は、左下の親不知1本だけだが、歯周病の抜歯はこれで3本目だ。あと心配なのは、右下の7番だが、悪化はしていないらしい。そのほかは、心配ないとのことだった。

 今晩は、お酒とお風呂は我慢してくださいとのことだった。明日は、抜歯した傷口の様子を診て、その後は、傷が塞がるまでブリッジ作製とセットはしばらくお預けとなるらしい。

天狗岳(373m)~425峰~523.3峰(点名・湯の先)周回<北斗市>

2017年03月15日 | 登山・旅行

大野ダムの堰堤から眺める天狗岳(右手前)と三角山(左後ろ)

GPSトラックログ

 国土地理院地図では、国道227号から大野ダムへの入口の西側に聳える頂上に尖った岩を配する山が天狗岳である。今回、この天狗岳とその周りの4つのピークを周回したのは、もちろん未踏だったこともあるが、「山歩人・吉克の山楽日記」の「本当の天狗岳はどこ?」に興味を引かれたからだ。

◎吉克さんの疑問

① 最近スマホの地図アプリを利用する登山者が多くなり、その地図やヤマレコの地図(GOOGLE?/YAHOO/ZENRIN)では、その西隣の425ピークに天狗岳と記載されている。

吉克さんのブログから借用
 
②旧大野町教育委員会の史跡案内板の天狗岳は(標高530m)となっている。この付近で、これに近い標高は、ダムを挟んで国土地理院地図上の天狗岳を対峙する523.3m峰(三等三角点名・湯の先)に近い。

吉克さんのブログから借用

③「箱館戦争大野町の戦跡案内図」によると、「胸墻(きょうしょう)跡(塹壕?)3があった天狗山(380m)」と書かれていて、これは、国土地理院地図の天狗岳(373m)と同じ場所である。

吉克さんのブログから借用

 それらをこの足で歩いて、目で確かめるために、上掲のGPSトラックログの周回となった。

大野ダムへの入口へ車を止め、そこから直接、天狗岳の急な南東尾根に取り付いた。
新雪が深いところで30~40cmもあり、驚いた。


頂上に近くなるに連れ、急で細くなる。
数日前のものと思われるスノーシューのトレースもあった。これは同じ尾根を往復していた。


最後は岩場の上への急登だったが、アルミかんじきの強みを発揮し、蹴り込んで木や笹に掴まって登った。
国道の北側から眺めると細く尖った岩が見える頂上に到着。ここには、2/3に登ったじゅんさんテープが結ばれていた。
両側は急斜面で、高所恐怖症には尻がむずむずして落ち着かない。周りの展望をカメラに収めて早々に退散。
ちなみに、このときのじゅんさんのヤマレコ地図(YAHOO/ZENRIN)も425m峰が天狗岳となっていた。

頂上から、西隣の425m峰を目指して、北尾根を下った。この尾根は緩やかだった。

下ったら、425m峰のすぐ下を通る林道へ出た。


林道を進み、北のコルから425m峰の北尾根に取り付いた。


頂上には、「天狗岳1峰」と書かれたピンクテープが結ばれていた。(これは、コメントで判明したが、2/5にここに登ったじゅんさんが付けた物とのこと)
確かに、こちらの方が標高は高いが、こちらを頂上とするスマホ地図は単純な間違いだと思われる。
天狗岳という山名は、道内各地にあるが、ほとんどは岩場を持った山ばかりである。この425峰には岩場はない。


その頂上から、先ほど登った天狗岳を望む。


次に、林道を挟んだ小ピーク(標高表示はないが等高線からすると425mほど)へ登る。


小ピークから大野ダムと堰堤の向こうに聳える523.3峰(点名・湯の先)を望む。
そのピークの東尾根を下って、ダム堰堤を渡って、その先から523.3m峰の西尾根を登った。


523.3峰頂上下から二股岳を眺める。


523.3峰頂上から大野ダム源流の中二股沢川奥の踏破済みの818.2me峰(点名・中二股岳)を眺める。


この頂上にも、「無名峰523峰」と書かれた、2/5に登ったじゅんさんテープが結ばれていた。
じゅんさんは、2/5に、天狗岳と記載されているヤマレコ地図の425峰に登りなおしたときに、吉克さんと会って、話を聞き、この山にも興味を抱いて登ったらしい。
このピークが、大野町教育委員会の説明版の天狗岳(530m)かも知れない。


頂上から毛無山を望む。


頂上から国道227号とその先の平野部と左手の木地挽山を眺める。
この頂上から下のダム管理道路を目がけて南西尾根を下って、ゴールイン。

 7:45スタート~8:15天狗岳~8:55 425峰~9:10北隣の小ピーク~10:05 523.3峰~10:40ゴールイン 総所要時間2時間55分。

◎この付近の箱館戦争時の歴史の権威であるも~さんの見解
 帰宅後、これらのことを二股口台場山を中心とした箱館戦争古戦場の権威でもあるも~さんに電話をしたら、すぐに我が家に来てくれて、いろいろ話をいただいた。

 彼も、スマホのアプリ地図を利用して山を歩いているが、それを見てもらったら、425峰が天狗岳となっていた。しかし、これは単純な間違いだろうとのこと。

 箱館戦争時の天狗岳は、激戦地の一つで、その古地図を見ると、塹壕が3ヶ所あり、3人の官軍の戦死者の名前も記載されている。その古地図の天狗岳は位置からすると523.3峰の可能性が強い。しかし、彼はその西斜面で塹壕を探しているが見つけられないとのこと。ちなみに、彼は台場山の14ヶ所の塹壕はすべて見つけて、自分も案内してもらったが、最近では、全国からやって来る土方歳三ファンを案内している。
 当時の天狗岳については、諸説がありはっきりしていないらしい。たまたま、その後、国土地理院が頂上に岩場のある373峰を天狗岳として地図に記載したのではないかとのこと。

 詳しい山行記録ともっと多くの写真は下記でどうぞ!
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大腸内視鏡検査

2017年03月14日 | 大腸癌日記

 昨夜の下剤が効いて、朝に2度トイレに行った。2回目は水下痢状態だったので、早目に検査可能状態になると思いながら、五稜郭病院へ。

 9時に、今日検査を受ける人5名とともにトイレ付きの部屋に呼ばれる。机の上に、一人分ずつ「経口腸管洗浄液モビプレップ」と計量紙コップとチェック表がセットで置かれている。

 9:05から、10分毎に洗浄液200ccずつ2杯飲み、3杯目に持参した水を200cc飲むことを繰り返す。30分で1セット。

 文庫本を読みながら、それを2回繰り返した10:10、第1便到来。尻から水鉄砲の噴射状態。その後2度トイレへ。徐々にきれいになり、3度目で、かすがないとのことでOKが出て、下剤の服用終了。10:25だった。5人の中で一番早かった。2回の手術で大腸が50cmも短いからだろうか? 結局、下剤を1.2㍑、水を500cc飲んだ。

 12:45までその部屋で過ごす。その間も、5~6回トイレへ。時間になったので、レントゲン室前で待機。

 なお、看護師さんから、前日のサンケンクリン食は、嫌なら、同じくらいの量のおかゆやソーメン、スープなどに替えても良いとのことなので、次回はそうしようと思う。

 13:00前にレントゲン室へ呼ばれ、検査着に着替える。紙でできたパンツは後ろが開いている。


 検査ベッドの上でKo医師の到着を待つ。準備ができた段階で、腕に鎮静剤の筋肉注射を打たれる。医師が「これまでの検査で苦しかったことはなかったですか?」と聞いたので、「終わった後のガスで腹が苦しかったのが1番です」と答え、2回の手術で大腸がへその辺りまでしかないことも告げる。

 肛門からカメラと腸を膨らませるガスも入れられる。横になったり、仰向けになったりを何度か繰り返しながらの検査が続いた。最初の大腸癌が見つかって以来、ずっとKo医師にお世話になっているが、検査では、今まで特に痛いとか苦しいとかは一度もない。

 途中で、医師が看護師に「短いから少なくていいんじゃない?」と言っていた。これは腸を膨らませるガスの量かもしれない。そうだったら助かると思った。

 10分ほどで終わったようだ。まもなく、医師の横に座って説明を聞く。「心配なところはありません。先日の血液検査の結果も、腫瘍マーカーの数値も問題ないので、再発の心配もないです。また、定期的にいらしてください。」とのことで、ホッとする。

 2年前は終わった後に非常に苦しかった腹の膨張感もほとんどなかった。中で膨らませるためのガスが少なかったからなのかもしれない。ちなみに、検査費用は、1割負担で1,860円だった。


 前回は終わったあとは苦しくて、飲み食いは考えられなかった。しかし、今回は楽だったので、昨日家に来たお客さんから「明日検査が終わったら、五稜郭病院の中にあるCOFEE TULLY'Sで使ってください」と頂いたチケットでモカラテをご馳走になることができた。


◎ホワイトデーのイチゴタルト


 帰りに途中のシュウエットカカオで、妻へのバレンタインデーのお返しと、自分の検査結果オーライの意味も兼ねて、イチゴタルトを購入。腹が減っていたので、一気に妻と半分ずつ食べちゃった。

 夕食は、消化の良いものをとのことなので、煮込みうどんをお願いした。 

大腸検査前日食

2017年03月13日 | 大腸癌日記


 明日の大腸カメラのために、3食は前日の検査食セットのサンケンクリンのみ。
 大腸内に食べ物のかすが残らないように、低繊維・低脂肪食らしい。夕食はコーンスープだけで、下剤も服用する。
 飲み物中心だが、間食まで用意されている。しかし、この間食はすべて異常に甘い。これでカロリーを高めているらしい。いつもクッキーと紅茶だけは口にするが、あめ湯と粉末ジュースは飲む気がしない。

 最初の大腸癌が見つかったときから6回ほど経験している。食欲との闘いはあるが、意外と空腹感はないものだ。しかし、体を動かすと、腹が減るような気がして、今日は1日、家でのんびりしていた。

 なお、このサンケンクリン食は、自分がお世話になっている五稜郭病院の例で、ほかの病院では、これと似たよう食事や消化の良いものを食べても良い場合もあるようだ。

第54回全日本スキー技術選(最終日)観戦

2017年03月12日 | スキー・クロカン

ポスター

 21年ぶりに北海道で開催される「第54回全日本スキー技術選手権大会」がルスツリゾートスキー場で3/8~12の5日間開催された。
 
 自分が20代のころは「全日本スキーデモンストレテーター選考会」という名称だった。そのころから数えて第54回を迎える歴史ある大会だ。自分もそのころの函館地区予選を経て北海道予選会に5回ほど参加している。

 今年は、全国8ブロックの予選会を勝ち抜いた男子300名、女子141名が、1日目(3/9)と2日目(3/10)の予選会に出場。その予選会で、男子145名、女子81名に絞られて、3日目と4日目の決勝となった。
 昨日(決勝1日目)の種目は、大回り(整地)、小回り(不整地)、総合滑降(マテリアル規制・整地)、小回り(リズム変化・整地)の4種目。

 今日、その最終日の決勝の観戦に出掛けた。今日の種目は、整地総合滑降、整地小回り、決勝SF(男子ベスト20、女子ベスト10)不整地小回りの3種目だった。現在の国内トップ選手の滑りをたっぷりと堪能できた。


左がダイナミックコース(総合滑降)、右のタイガーコース(左が決勝SFの不整地小回り、右が整地小回り)


総合滑降


コース整備


総合滑降の男子選手


整地小回り


決勝SFの不整地小回り


総合2位になった井山敬介選手(北海道)の決勝SPの滑り


男子ベスト20、女子ベスト10の選手たち


優勝した丸山貴雄選手(長野県)と栗山未来選手(新潟県)

 2位以下のベスト5は、<男子>2位井山敬介(北海道)、3位山田卓也(北海道)、4位武田竜(北海道)、5位柏木義之(新潟)で、6~9位新潟、10位長野の選手だった。
 女子2位金子あゆみ(新潟)、3位春原優衣(長野)、4位大場優希(北海道)、5位青木美和(新潟)で、6位北海道、7位東京、8位宮城、9位兵庫、10位岐阜の選手だった。
 こうしてみると、男女ともベスト5は、北海道、新潟、長野で独占している。

 予選会からの成績や種目等が記載されている「第54回全日本スキー技術選手権大会」のオフィシャルサイト
 ↓↓↓
 http://54gisen.info/

亀足ジョグ・大沼湖畔1周

2017年03月11日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 妻が2日ほど前から、「土曜日天気が良さそうなので、大沼の周りをゆっくり走ったり歩いたりして、温泉に入りたい」と言っていた。

 ここ数日の雪で歩道は無理だろうが、車道なら走れるかもしれないと付き合うことにした。
 この大沼湖畔1周のメリットは、スタートしたら否が応でも13.7kmは逃れることができない。4/16の「伊達ハーフ」へ向けての始動として、体と足慣らしにちょうど良いかもしれないと思ったからだ。

 結局、11.5kmくらいまでは、8分/km前後のまさに亀足ジョグを続けたが、最後の2kmほどは歩いた。


大沼公園駅前の駐車場に車を置いて、10:00スタート。


セバットの橋の手前の「虚子の道」入口から、凍結した湖面に木の影を写す大沼と駒ヶ岳を望む


白鳥台セバット。小沼は奥の方まで解けてしまっている。白鳥は旅立ち、カモだけが少し残っていた。


東大沼キャンプ場近くの湖面に並ぶワカサギ釣りのテント


東大沼駐車場を過ぎた辺りから駒ヶ岳を振り返る
 
 帰りの温泉は、帰路途中の北斗市営せせらぎの湯(300円)でのんびり・・・。

フリースキーイング

2017年03月10日 | スキー・クロカン

 今日もひきこもりになりそうな天気だったが、マンタンさん(写真中央)からの昨日の「今週は連日新雪モードで、体調もいいです」とのコメントに釣られて、七飯スノーパークへ出掛けた。

 9時からのゴンドラを待っていたら、マンタンさんもやって来た。2本目のゴンドラ乗り場で、お互いにブログ仲間でもあるmacotoさんとも会い、ゴンドラに3人一緒に乗った。

 連日の降雪で雪質は最高だったが、降雪が激しく上の方はガスで良く見えないときもあった。 11時ごろには雪も止み、昼までノンストップで滑って打ち上げとした。


 11時前ごろ?にわずかな時間だけ、視界が開け、駒ヶ岳が見えた。


 圧雪車で踏まれていないゲレンデの端の方の深雪を選んで滑る


 下の方の重たい新雪に描いた2本のmyシュプール(ズーム)



今まで気づかなかった、ゴンドラの中に貼られていたステッカー(昨年から夏も運行中)



帰りに、家の近くの丸亀製麺で食べた新メニュー・親子丼(小)(390円)とかけうどん(並)(290円)。
50円の割引券利用で630円だった。親子丼もとても美味しくて、ボリューム的にも大満足だった。

今日もひきこもり

2017年03月09日 | 日常生活・つぶやき

 今日も雪の朝を迎えた。ここ数日連日の積雪だ。例年もそうだが、今年も3月初めまでは、道路も歩道も乾いていて、ジョギングができる状態だった。しかし、この雪では、プラス気温になる日中はビチャビチャになるので、走ることも、歩くことも億劫だ・・・ということで、今日もひきこもり状態で、本を読んだり、TVを観たり、PCをいじったりのグダグダした1日だった。


 2月中は「今年は雪掻きが楽でいいいね」と言っていたのに、3月に入ってここ数日毎日続いている。


ちょうど晴れ間の通学時間

冬に舞い戻る中の椿展

2017年03月08日 | 日常生活・つぶやき



 4~5日前までは、歩道にも雪がなく乾いていたので、4/16の「伊達ハーフマラソン」の練習への切り替えの意気込みだけはあった。しかし、その後連日の降雪で、すっかり真冬に戻ってしまった。
 今日も、いくつかの所用ついでに雪道ウォーキングに出た。しかし、五稜郭公園では激しい降雪に見舞われて、五稜郭タワーアトリュウムに避難した。

 そこでは、毎年2~3月に開催されている椿展が開かれていた。外の天候とのギャップに、ほっこりとした気持ちになった。








 


秋田県×蔦谷書店

2017年03月07日 | イベント鑑賞・参加

秋田竿灯祭りの写真

 函館蔦屋書店では、いろいろな催し物が開かれる。3/6~3/19には、秋田県を体験できるイベントが開催されている。秋田県の伝統工芸品、竿灯祭りの提灯、なまはげなどの展示、観光案内や秋田県の魅力を発信する本などなど。


南側の入口の正面に展示されている、大きななまはげと刈和野の大綱引きの縄


2階から展示スペースを俯瞰する


展示スペース


秋田県の観光パンフとなまはげ


大玉で有名な大曲の花火


巨大な2つの提灯が練り歩く能代市の「天空の不夜城」


巨大な秋田犬の風船


観光地の写真の展示

 秋田県は、三百名山巡りで何度も行っている。今夏も、連載の「どうなん。とうほく山楽紀行」の再取材を兼ねて訪問する予定である。
 しかし、その前の4月下旬には、角館のシダレサクラの花見と同じころに開催される大館の花火大会(春の章)は、新幹線利用でぜひ行ってみようと思っている。

 2階のレストランFUSUでは、名物グルメも提供されているようだが、ランチとディナー限定で、しかも、ディナーのきりたんぽ鍋は予約制とのことで、夕方に行ったのであり付けなかった。

◎ポールスター「青森:ゼットン×札幌:エゾ」の「EZOの油そば」


 数年前から続いている恒例の港町の函館ポールスターの2017年3月の月替りラーメン、第37弾は、「青森のゼットン と札幌のin EZO」2店舗のコラボのようだ。
 そこで、汁なしの油そばが食べられるというので、珍しさもあり、食べに行ってみた。


油そば(並盛り)

 並盛りでも麺が300g、妻が食べた女子盛りが200g、四角く切ったシナチクとチャーシュー、卵の黄身とおろしニンニクときざみネギを混ぜて、こんぶ酢とラー油をかけて食べるのだが、ややくどい感じだ。
 美味しいことは美味しいが、また食べたいとは思わなかった。また、汁がないせいか、普通の麺の2倍ほどの300gなのに、あまり腹がきつくはならなかった。やはり、この手の麺は汁があった方が良い。また、何が2店舗のコラボなのか良く分からなかった。

 今日の夕刊に載った「どうなん・とうほく山楽紀行」の「縫道石山」か下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/
 

健康寿命は足で延ばす

2017年03月06日 | 日常生活・つぶやき

2名を除いて全員60~70代の昨日の登山メンバー

 この標題は、現在副会長を仰せつかっている北海道退職組織の機関誌に4回にわたる連載を依頼され、自分で決めたものである。すでに、登山のことは原稿を提出済みであるが、残りの3回は、歩き旅、スキー、ジョギングで執筆する予定だ。

 以前に、百歳を超えてもなお元気だった双子姉妹の妹のぎんさんは「人は足から死ぬ」と話されていて、そうならないように自分も元気で歩き、自分の子供たちにもそれを促していたそうだ。

 周りにいるお年寄りを見ても、元気な人は足が丈夫で、外を出歩いている人が多い。自分の趣味である上記の4項目は、いずれも足腰が丈夫であるがゆえに続けられることであり、その世界で出合う高齢者には認知症の人は見たことがない。

 昨日の登山会で同行させていただいた20人のうち、18人は60~70代だった。しかも女性が半分の9名。自分が紹介したルートではあったが、特に弥五兵衛岳から二股岳への東尾根は、登ったという人はネット上では目にしたことがない。自分も下っているだけである。そこを含めて、アップダウンを繰り返すハードなロングコースを9時間も歩き続け、誰も遅れることなく踏破できたことに感激した。

 今までにいろいろなスーパー高齢者を見てきたが、昨日、いまだかつて見たことのない類の怪物さんに出会った。上掲の写真の前列左端の男性を見ていただきたい。ほぼ全員が毛糸の帽子の上からヤッケのフードをかぶった完全武装なのに、ただ一人無帽で、しかもヤッケの前を開けている。この格好で、雪混じりの強風の中を最後まで歩き続けた。しかも、つぼ足で、手にはストックではなく、片手にプラスチックのスコップを持ち、手こずる急斜面でステップを刻んだり、皆さんの面倒を見ながら歩かれていた。この方が74歳というのだから驚いた。冬山山行ではいつもこのスタイルとのこと・・・。自分ならとっくに凍傷になるか低体温症で死んでいる。

 自分も「健脚」だとか「鉄人」などと言われることは多いが、自分の趣味の世界で出会う怪物さんと比べたらまだまだヒヨコである。

 三浦雄一郎さんのようにエベレストには登らなくても、80歳を超えてもなおかくしゃくと登り続けている人が多い。自分が創設に関わったHYML(北海道山のメーリングリスト)にも、体力やバランスが必要な沢登りをまだみんなと一緒に続け、見た目も体つきも絶対60代後半で通用する80歳になる室蘭の愛称「山じい」がいる。この4/1に有志がニセコの山荘に集まって傘寿の祝いをすることになっている。

 スキーの世界でも、ゲレンデスキーでは、自分もコーチを務める函館ライフスポーツのメンバーも凄い。平均年齢は71歳だが、最高齢84歳が数名いて、毎回講習会に参加している。
 そのスキー場でいつも出合う元同職でスキー指導員の大先輩、89歳のHa氏はまさに怪物さんだ。シーズン券を買って、ほぼ毎日車を運転してスキー場に通っている。「ゴンドラの階段を登るのが一番辛い。ここを登れるうちは滑れる。車の運転だって、スキー場へこうして来ているから続けられる」と言いながら、颯爽とほとんどノンストップで滑り下りている。

 クロカンスキーで出合う怪物さんは、国内最長85kmに90歳で参加している旭川スキー連盟副会長のSi氏だ。今年と昨年は完走は叶わなかったが、88歳の一昨年までは毎年完走し続けていた。来年は距離が少し短い60kmに参加するそうだ。

 歩き旅で出会った怪物さんは、四国遍路の時に出会った85歳のお遍路の男性。「どこかにステーキを食べれる店がなかったですか?2日に1回はステーキを食べないと調子が悪い」と話されていた。なお、その時に数日間一緒に歩いたひと回り上の北広島のスーパー健脚大師ことTa氏も凄い。現在84歳だというのに、まだクロカンスキーの大会に出場して、毎年出会うことが励みになっている。これらのほかに、自分が参加する数回のマラソン大会でも80代はおろか90代の方を目にすることがある。

 だいたい、この類の人は健啖家で、食欲が旺盛である。自分も食欲がなくなったときは死ぬ時だと思っている。せめて、好きなものを長く食べ続けるためにも元気で長生きしたいものである。

札幌と函館合同登山「グリンピア大沼~弥五兵衛岳~二股岳~三九郎岳<循環縦走>」

2017年03月05日 | 登山・旅行

グリンピア大沼をスタートして、ブナ林の尾根を登り弥五兵衛岳を目指す

 昨日に続いて、札幌のロビニア山岳会と函館マウンテンクラブの合同登山会に加えていただいた。今日のメンバーは、札幌が11名、函館10名で、合計21名だった。

 今日のコースの当初の計画は、国道227号の二股岳登山口~二股岳~三九郎岳~グリンピア大沼への縦走だった。しかし、配車やデポ車等の煩わしさもあり、グリンピア大沼を起点とした弥五兵衛岳~二股岳~三九郎岳の循環縦走を提案したら、そのように変更になった。装備はほとんどがスノーシューとカンジキだったが、最後までつぼ足だで通した人が2名。

 弥五兵衛岳~二股岳~三九郎岳の間を歩いているのは自分だけだったのと、二股岳東面の尾根は非常に急なのでとても心配したが、みなさんの健脚と「ハードだったけど滅多に経験できないおもしろいコースだった」という声に救われた。

 朝のうちは、晴天に恵まれたが、二股岳を越えた辺りから小雪が降りだし、三九郎岳からの下山は物凄い勢いの降雪に見舞われた。

 グリンピア大沼スタート7:10~9:20弥五兵衛岳9:30~11:40二股岳11:50~14:05三九郎岳14:20~16:20グリンピア大沼ゴール。実に9時間10分ものハードなロングコースだった。
 ちなみに、5年前の4月上旬に一人で逆回りをしたときは6時間だった。


GPSトラックログ


弥五兵衛岳山頂にて


弥五兵衛岳山頂から駒ヶ岳と大沼を望む


弥五兵衛岳からコルまで下り、北斗市と森町の境界尾根上を二股岳を目指す


一番手こずった二股岳への急登の核心部


強風の二股岳では休まず通過


三九郎岳への稜線を少し下った風の当たらないところで、越えてきた二股岳を見上げながら昼食タイム


右手に見えてきた三九郎岳への稜線のアップダウンを繰り返す。


作製して背負ってきた三九郎岳山頂標識を設置


三九郎岳山頂での集合写真


物凄い勢いの降雪の中を下山


 下山後、解散式をして、札幌メンバーと別れてお互いに帰路に就いた。函館組は北斗市役所分庁舎で解散。自分は、昨日に引き続き、北斗市のせせらぎ温泉で疲れを抜いて帰った。

 もっと多くの写真と詳しい山行記録は、下記でそうぞ!
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札幌と函館の合同登山「貧乏山」

2017年03月04日 | 登山・旅行

目指す貧乏山を眺めながらスタート

 今日と明日、札幌ロビニア山岳会と函館マウンテンクラブの合同登山会に加えていただいた。どちらにも、何度か一緒の登ったことのある方が数名ずついることもあったので大きな顔をして・・・。

 今日は、軍川小学校の裏にそびえる珍名山として有名な「貧乏山」(501m)。今日の参加者は、札幌が11名、函館は自分も入れて7名で、合計18名。夏には2回登っているが、冬は初めてだった。全国に一つしかない珍名山・貧乏山の由来は、昔、厳しい気象により荒れ地となっていたためにこのように呼ばれたことに因るらしい。

 JR大沼駅前で10:00過ぎに合流し、軍川小学校の前を通り、除雪終点まで車で入ってスタート。

 スタート10:55、登り1時間40分、下り1時間05分、14:10ゴール。当初の計画では西隣の楢山にも登る予定だったが、下山すると、16:30ごろになりそうだし、明日のこともあるので、そのまま下山した。


冬の強みで、林道を無視して苅澗川沿いを進み、カリマ林道ゲート手前で林道に出た。
あとは山頂手前まで林道を進んだ。


カリマ林道と分かれて、左の貧乏山の下の北側を巻く林道へと進む


正面の尾根の出っ張りを巻いて進み、右の法面がなくなったところで、右に入り、頂上を目刺した。


頂上へ着いて、函館メンバーの篆刻の心得のあるYo女史(左側の方)が作製してきた山頂標識をそばの木に設置。
雪が溶けたら、私が棒杭を持参して、三角点のそばに設置しなおすことを約束。


頂上到着が12:35だったので、昼食タイム。残念だったのは、天気が良ければ左後ろに駒ヶ岳が見えるはず。


集合写真を撮って下山開始。私は前列左から2人目。


時間的なことを考えて諦めた楢山を眺めながら、登って来た林道を下る。


林道から離れて、川の上の倒木の上を渡る


ゴールが近くなって来たら、駒ヶ岳が姿を現し、左奥に、明日登る二股岳~三九郎岳も見えた。


今日のGPSトラックログ

 札幌メンバーは、旧大野町(北斗市)のたねだ旅館に泊まる。その後一緒にせせらぎ温泉に入って、4月に出版する『ほっかいどう山楽紀行』のゲラを見ていただいて、しっかり営業をしてきた。

 なお、この貧乏山にUFO基地があったという漫画が、1976年(昭和51年)発行の小学館『小学校4年生』に9月号と10月号に掲載されている。
 下記でその漫画が見られます。興味のある方はどうぞ!
 http://oriharu.net/jkadoh_kosaka.htm


 詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
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講座・ムックリ横内の「函館山物語」⑩

2017年03月03日 | イベント鑑賞・参加

 2/10に初めて参加したムックリ横内(横内輝美)さんの函館山歴史講座「函館山物語⑩」に参加してきた。前回、元北海道山岳連盟普及部長を務めた方と書いたが、その横内さんは、すぐ上のお兄さんの泰美さんの方だった。道理で顔が違うと思ったのだが・・・。

 今日の副題は「函館山と松浦武四郎」だった。武四郎は函館には何度も来てはいるが、函館山に登ったという話は聞いたことはないし、函館でもこれといった目立った活動や記録は知らないので、期待しての参加だった。

 前半は、前回とダブル話が多かった。後半になって武四郎の話になった。しかし、やはり函館とのかかわりでは、具体的なものはなかった。話の内容は、「アイヌを愛した探検家松浦武四郎」が中心だった。当時のアイヌの人たちに対する松前藩や幕府の役人や商人によるむごい交易や支配の様子、傍若無人な振る舞いなど、さらに、人口が短期間で激減していくようすやその背景などを詳しく調査し記録し、厳しく告発していること、しかし、それが幕府や明治新政府に受け入れられなかったことなどが主な内容だった。

 これらは、自分でも知っていることばかりで、特に目新しいことはなかった。ただ、失望して明治政府の開拓使を辞めた後の雅号を「馬鹿齋(ばかくさい)」と名乗ったともいわれ、これは明治政府に対する当てつけだったらしいとのこと。

◎鼻への麻酔の副作用?・・・鼻水が止まらない

 昨夕から、風邪気でもないのに、鼻水が止まらない。寝ている間は出ないが、朝起きてから1日止まらなかった。
 ネットで調べてみたら、やはり、鼻からの胃カメラを経験した人で同じ症状が出ることがあるらしい。麻酔によって粘膜が敏感になり過ぎる副作用のようだ。夕方、鼻水の薬を買ってきて飲んだが、果たして・・・・?

6年ぶりの胃カメラ検査

2017年03月02日 | 大腸癌日記



 2回目の大腸癌手術から6年が経過し、定期検診は終了したが、大腸カメラ検査は2年ごとに自主的に受けることにしている。今年はその年なので、その予約時に、胃カメラ検査もお願いした。前回は、2度目の入院のときだったので6年ぶりだ。こちらの方が先になり、今日だった。ちなみに、大腸は3/14の予定。

 前回は初めて鼻からの検査を経験した。まったく吐き気がなく苦痛が1/10くらいで非常に楽だったので、今回も鼻からお願いした。担当医は、2008年の大腸癌の時からずっとお世話になっている消化器内科科長のKo医師。

 検査室に入る前には
 ①胃をきれいにする薬(液体)を飲む
 ②鼻の通りを良くする薬(液体)を鼻の中へ噴射 
 ③鼻と喉の麻酔(液体)を鼻の中へ噴射。流れて喉にも行く
 
 検査室の中では
 ①筋肉を弛緩させる筋肉注射

 ベッドに横になると、細い管の内視鏡が鼻から入れられる。すんなりと喉を通過。ここが口からの検査と全然違って楽だ。口呼吸をしているだけで、検査中も吐き気や苦痛が全くない。医師との会話もできる。抜くときも、すんなりと通過。

 肝心の検査結果だが、「前回と同じびらん性の胃炎の痕跡はあるが、心配はないでしょう。ピロリ菌の有無を調べておきます。次の大腸検査のときに結果をお知らせします」とのこと。

亀田川の新世橋の近くに咲いているマンサク




 五稜郭病院の帰りに、新世橋の近くに咲いているマンサクを見に寄った。
 ここは、1月ごろから咲き始めているが、咲き始めのころは、長く黄色い花弁がクルクルと巻いている。語源は「先ず咲く」が、東北地方で訛って「マンサク」となったとのこと。本州の雪山で1㍍もの積雪の中で咲いている自生のものを見たことはあるが、北海道ではまだ見たことはない。

 自分が育った大野町(現北斗市)では、マンサクと言えば、福寿草のことだった。