癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

大腸内視鏡検査

2017年03月14日 | 大腸癌日記

 昨夜の下剤が効いて、朝に2度トイレに行った。2回目は水下痢状態だったので、早目に検査可能状態になると思いながら、五稜郭病院へ。

 9時に、今日検査を受ける人5名とともにトイレ付きの部屋に呼ばれる。机の上に、一人分ずつ「経口腸管洗浄液モビプレップ」と計量紙コップとチェック表がセットで置かれている。

 9:05から、10分毎に洗浄液200ccずつ2杯飲み、3杯目に持参した水を200cc飲むことを繰り返す。30分で1セット。

 文庫本を読みながら、それを2回繰り返した10:10、第1便到来。尻から水鉄砲の噴射状態。その後2度トイレへ。徐々にきれいになり、3度目で、かすがないとのことでOKが出て、下剤の服用終了。10:25だった。5人の中で一番早かった。2回の手術で大腸が50cmも短いからだろうか? 結局、下剤を1.2㍑、水を500cc飲んだ。

 12:45までその部屋で過ごす。その間も、5~6回トイレへ。時間になったので、レントゲン室前で待機。

 なお、看護師さんから、前日のサンケンクリン食は、嫌なら、同じくらいの量のおかゆやソーメン、スープなどに替えても良いとのことなので、次回はそうしようと思う。

 13:00前にレントゲン室へ呼ばれ、検査着に着替える。紙でできたパンツは後ろが開いている。


 検査ベッドの上でKo医師の到着を待つ。準備ができた段階で、腕に鎮静剤の筋肉注射を打たれる。医師が「これまでの検査で苦しかったことはなかったですか?」と聞いたので、「終わった後のガスで腹が苦しかったのが1番です」と答え、2回の手術で大腸がへその辺りまでしかないことも告げる。

 肛門からカメラと腸を膨らませるガスも入れられる。横になったり、仰向けになったりを何度か繰り返しながらの検査が続いた。最初の大腸癌が見つかって以来、ずっとKo医師にお世話になっているが、検査では、今まで特に痛いとか苦しいとかは一度もない。

 途中で、医師が看護師に「短いから少なくていいんじゃない?」と言っていた。これは腸を膨らませるガスの量かもしれない。そうだったら助かると思った。

 10分ほどで終わったようだ。まもなく、医師の横に座って説明を聞く。「心配なところはありません。先日の血液検査の結果も、腫瘍マーカーの数値も問題ないので、再発の心配もないです。また、定期的にいらしてください。」とのことで、ホッとする。

 2年前は終わった後に非常に苦しかった腹の膨張感もほとんどなかった。中で膨らませるためのガスが少なかったからなのかもしれない。ちなみに、検査費用は、1割負担で1,860円だった。


 前回は終わったあとは苦しくて、飲み食いは考えられなかった。しかし、今回は楽だったので、昨日家に来たお客さんから「明日検査が終わったら、五稜郭病院の中にあるCOFEE TULLY'Sで使ってください」と頂いたチケットでモカラテをご馳走になることができた。


◎ホワイトデーのイチゴタルト


 帰りに途中のシュウエットカカオで、妻へのバレンタインデーのお返しと、自分の検査結果オーライの意味も兼ねて、イチゴタルトを購入。腹が減っていたので、一気に妻と半分ずつ食べちゃった。

 夕食は、消化の良いものをとのことなので、煮込みうどんをお願いした。