3月の血液検査で腫瘍マーカーのca19-9項目が高かったが、2年ごとに定期的に受けている胃カメラも大腸カメラも異常なかった。その後のCT検査も異常なしだった。しかし、主治医は腫瘍マーカーが高いのが気になると、膵臓癌のMRI検査を勧められ、今日がその日だった。
診察券による受付を済ませ、まずは血液検査の採血をし、MRI検査室へ。
MRI検査の装置はCT検査の装置と似ているが、CTはX線を用いるのに対して、MRIは強い磁石とラジオに使われているような電波を用いて体内の状態を画像にする検査である。検査中、装置から工事現場のような大きな音が聞こえるので、遮音のヘッドホンのようなものを当てられる。検査時間はCTより長く30分程度掛った。
膵臓癌はまず助からない癌で、一番罹りたくない癌である。多分大丈夫だとは思っていたが、一抹の不安もあった。診察室へ呼びこまれ、結果を聞く。「MRI検査では異常が見つからなかったとのことです。血液検査も、前回高かった項目の数値は正常値内に戻っていました。膵臓癌の心配はないと思ってもいいでしょう」・・・ホッとする。ところが、「今度は別の項目の腫瘍マーカーが高くなっているのです。今までの検査で胃も大腸も膵臓も大丈夫だったので、少し様子を見ましょう。半年後にでもまた診察に来てください」
高かった項目はCEAという項目で、正常値が0.0~5.0ng/mlだが6.7だった。この項目は、やはり消化器系の癌が主らしい。数値的には軽症だが、自分に当てはまる高齢者や糖尿病などでも陽性を示すことがあるそうだ。前回のca19-9項目も、結局は一時的なものだった。今度もまた同じように一時的なものであろう。主治医の「様子を見ましょう」という言葉通り、気にしないで、半年後にでもまた血液検査でもしてもらおうと思っている。
ちなみに、MRI検査と血液検査と診察の費用だが、1割負担で3070円だった。
ホット一安心ですね
今、乳癌で抗癌剤治療の知人に寄り添っています。
なんとか乗り越えてほしいと願っています。
私も明日は山です
大腸のときは、取れば治るという確信がありましたが、膵臓癌はそうはいかないので、不安はありました。
抗がん剤治療は副作用があるので、できれば使いたくないですが、乳がんはそうはいかないらしいですね。
私の親しいご家族の奥さんも乳がんで、今は退院していますが、大変なようです。
お二人とも乗り越えて完治してほしいですね。