〈ロープウェイを降りると目の前に広がる千畳敷カールと宝剣岳〉
中央アルプスの盟主で最高峰の木曽駒ヶ岳は、信仰の山として古くから登られてきた山である。かつては木曽側からの表参道が多く利用されていたが、昭和42年に一気に2162mまで運んでくれるロープウェイが誕生し、千畳敷からの登山が一般的になった。
ロープウェイ駅のあるしらび平と菅ノ台の間は一般車通行禁止なので、前夕に菅ノ台バスセンターの駐車場に入る(500円)。朝5時から臨時便バスを待つ列ができる。慌ててこちらも並ぶ。3台目のバスと7:00発のロープウェーを繋ぐ(合計往復3800円)。朝から凄い登山者の数に驚く。
予想通り雲海の上は快晴。頂上駅を出ると、目の前に千畳敷カールが広がり、カール壁の上に宝剣山を中心とした険しい岩峰が連なる。中岳経由で頂上へ登り、帰りは中岳の巻き道から宝剣山経由で周回した。
のんびりと散策気分でスタート。振り返ると、ここ3日間同じように雲海の上にくっきりと端から端まで稜線を連ねる南アルプスと富士山・・・。足元の花々と荒々しい岩稜を楽しみながら、ジグを切ってカール壁のコルを目指す。登り切ると浄土乗越で、雲海の上の御嶽山や恵那山とも対面。
その先の中岳へ登るて、周りに比べて迫力のない丸くのっぺりとした木曽駒ヶ岳頂上と対面。南側には、天を突く宝剣岳の右奥に空木岳と南駒ヶ岳がくっきりと見えるのがうれしい。
帰りの中岳の巻き道から宝剣岳を越えて極楽平までは、鎖場などがある険しい岩稜歩きを楽しむ。時間的には物足りないが、スケールの大きな山岳展望と険しい岩稜歩きなどとても印象的な1山となった。
かなりのんびり歩いたつもりだが、3時間弱でロープウェイ山頂駅に戻る。8:30辺りからガスが上り始めて、戻ったときには千畳敷カールはすっぽりガスに包まれてしまった。それでも次々と満員のロープウェイから登山者と観光客が降りて来る。週末は2時間待ちになることもあるらしい。
7:15スタート。登り1時間10分、下り(宝剣岳経由)1時間25分、10:10ゴール
下山後、駐車場近くの有名な「こまくさの湯」は混んでいたので、少し離れた家族旅行村にある「こぶしの湯」へ。夕方までここでまったりした。それにしても下界は暑い・・・今日は全国が猛暑日になるような今年一番の暑さらしい。それに比べて頂稜歩きの涼しかったこと・・・まさに別天地だった。
明日で東沢林道が開通する東京の牧さんと同行予定の安平路山は明後日なので、明日が空いてしまった。そこで、急遽、近くでまだ残している南アルプスの奥茶臼山を選択。これから、その登山口の飯田市のしらびそ峠へ移動。
〈追加画像〉
1、千畳敷カールの途中から望む3日連続の南アルプス連峰
2、花々が咲き乱れる千畳敷カールの登り
3、中岳から宝剣岳とその右奥に空木岳と南駒ヶ岳を望む。
4、中岳から望むのっぺりとした木曽駒ヶ岳頂上
5、雲海の上に頂稜無を見せる御嶽山
中央アルプスの盟主で最高峰の木曽駒ヶ岳は、信仰の山として古くから登られてきた山である。かつては木曽側からの表参道が多く利用されていたが、昭和42年に一気に2162mまで運んでくれるロープウェイが誕生し、千畳敷からの登山が一般的になった。
ロープウェイ駅のあるしらび平と菅ノ台の間は一般車通行禁止なので、前夕に菅ノ台バスセンターの駐車場に入る(500円)。朝5時から臨時便バスを待つ列ができる。慌ててこちらも並ぶ。3台目のバスと7:00発のロープウェーを繋ぐ(合計往復3800円)。朝から凄い登山者の数に驚く。
予想通り雲海の上は快晴。頂上駅を出ると、目の前に千畳敷カールが広がり、カール壁の上に宝剣山を中心とした険しい岩峰が連なる。中岳経由で頂上へ登り、帰りは中岳の巻き道から宝剣山経由で周回した。
のんびりと散策気分でスタート。振り返ると、ここ3日間同じように雲海の上にくっきりと端から端まで稜線を連ねる南アルプスと富士山・・・。足元の花々と荒々しい岩稜を楽しみながら、ジグを切ってカール壁のコルを目指す。登り切ると浄土乗越で、雲海の上の御嶽山や恵那山とも対面。
その先の中岳へ登るて、周りに比べて迫力のない丸くのっぺりとした木曽駒ヶ岳頂上と対面。南側には、天を突く宝剣岳の右奥に空木岳と南駒ヶ岳がくっきりと見えるのがうれしい。
帰りの中岳の巻き道から宝剣岳を越えて極楽平までは、鎖場などがある険しい岩稜歩きを楽しむ。時間的には物足りないが、スケールの大きな山岳展望と険しい岩稜歩きなどとても印象的な1山となった。
かなりのんびり歩いたつもりだが、3時間弱でロープウェイ山頂駅に戻る。8:30辺りからガスが上り始めて、戻ったときには千畳敷カールはすっぽりガスに包まれてしまった。それでも次々と満員のロープウェイから登山者と観光客が降りて来る。週末は2時間待ちになることもあるらしい。
7:15スタート。登り1時間10分、下り(宝剣岳経由)1時間25分、10:10ゴール
下山後、駐車場近くの有名な「こまくさの湯」は混んでいたので、少し離れた家族旅行村にある「こぶしの湯」へ。夕方までここでまったりした。それにしても下界は暑い・・・今日は全国が猛暑日になるような今年一番の暑さらしい。それに比べて頂稜歩きの涼しかったこと・・・まさに別天地だった。
明日で東沢林道が開通する東京の牧さんと同行予定の安平路山は明後日なので、明日が空いてしまった。そこで、急遽、近くでまだ残している南アルプスの奥茶臼山を選択。これから、その登山口の飯田市のしらびそ峠へ移動。
〈追加画像〉
1、千畳敷カールの途中から望む3日連続の南アルプス連峰
2、花々が咲き乱れる千畳敷カールの登り
3、中岳から宝剣岳とその右奥に空木岳と南駒ヶ岳を望む。
4、中岳から望むのっぺりとした木曽駒ヶ岳頂上
5、雲海の上に頂稜無を見せる御嶽山
木曽駒と聞いて昔のことを思い出しました。
5月の連休だったと思いますが、木曽駒東面の黒川に滑ったことを!
2000mぐらいまで滑れたと記憶していますが宮田高原までの林道歩きでまいりました。