子供の頃、25日の朝、目が覚めて直ぐに枕元を探す・・・あったあった・・・サンタのプレゼント・・・当時そのプレゼントのほとんどは学用品だった。それでも1年で一番うれしい日で、うれしいプレゼントだった。
その夢が現実と化したのは4年生のときだったと思う・・・翌日、文房具屋に何かを買いに行ったら、そこのオヤジさんが「昨日、サンタさんが来たでしょう。何のプレゼントだったかオジサン知っているよ」みたいなことを言われた。その店頭に同じ物が並んでいた。薄々サンタの存在に疑問を持っていたので、「やはりそうか?」と妙に納得したのを覚えている。別にショックはなかった。
翌年、それを確かめようと眠ったふりをしてそのときを待った。父が4人の頭元にプレゼントを置いていく姿を薄目で眺めて、「弟妹には黙っていよう」と心に決めた・・・その後、それはいつまで続いたのかは覚ぼえていない。
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時は流れて、自分が父親になる。自分が親から貰った夢を子ども達にも・・・と、それとはなしに欲しい物を聞き出しては、それを探し出すのに大変だった。また、同じ物がなかった場合、それをサンタに変わってどう言い繕うか苦労したものである・・・まあ、「散々苦労す」だったが、喜ぶ姿に自分の子供の頃と重ねてこちらも喜んだものだ。
息子も4年生ごろまで信じていたようだ。そろそろ夢を壊さないように現実に気付いて欲しい・・・数日前に買っておいたプレゼントを息子が見つける可能性の高いところに隠して置いた。案の定作戦は当たる。そのときに、娘には内緒にしておくように頼んだ。当日の朝、娘と一緒になって喜んでくれる姿がいじらしかった。
一番辛かったのは娘のときだ。これも4年生のときまで信じていた。息子が「そろそろ気付かせないと友達にバカにされるよ」と言う。たまたま「ポシェットが欲しい」と言ったので、妻が娘の洋服地の残り布でそれを作り、息子の時と同じ作戦をとったが気付くことはなかった。
当日の朝、そのプレゼントを見つける・・・布地を見て、当然妻の手作りだと気付く・・・突然、ワァーワァーと泣き出してしまった。まさに夢が壊れた瞬間だったのだろう・・・慰めるのに大変だった。
翌年のクリスマスは、当然、サンタからのプレゼントは終わりにし、欲しい物を買い与えた。ところが、25日の朝、目が覚めたら、自分と妻の枕元に「今まで夢を与え続けてくれてありがとう!」と書かれた手紙が添えられた娘からの小遣いを貯めて買ったであろう精一杯の気持ちが感じられるプレゼントが置かれてあった・・・今度泣いたのは、自分たちだった・・・・。
その夢が現実と化したのは4年生のときだったと思う・・・翌日、文房具屋に何かを買いに行ったら、そこのオヤジさんが「昨日、サンタさんが来たでしょう。何のプレゼントだったかオジサン知っているよ」みたいなことを言われた。その店頭に同じ物が並んでいた。薄々サンタの存在に疑問を持っていたので、「やはりそうか?」と妙に納得したのを覚えている。別にショックはなかった。
翌年、それを確かめようと眠ったふりをしてそのときを待った。父が4人の頭元にプレゼントを置いていく姿を薄目で眺めて、「弟妹には黙っていよう」と心に決めた・・・その後、それはいつまで続いたのかは覚ぼえていない。
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時は流れて、自分が父親になる。自分が親から貰った夢を子ども達にも・・・と、それとはなしに欲しい物を聞き出しては、それを探し出すのに大変だった。また、同じ物がなかった場合、それをサンタに変わってどう言い繕うか苦労したものである・・・まあ、「散々苦労す」だったが、喜ぶ姿に自分の子供の頃と重ねてこちらも喜んだものだ。
息子も4年生ごろまで信じていたようだ。そろそろ夢を壊さないように現実に気付いて欲しい・・・数日前に買っておいたプレゼントを息子が見つける可能性の高いところに隠して置いた。案の定作戦は当たる。そのときに、娘には内緒にしておくように頼んだ。当日の朝、娘と一緒になって喜んでくれる姿がいじらしかった。
一番辛かったのは娘のときだ。これも4年生のときまで信じていた。息子が「そろそろ気付かせないと友達にバカにされるよ」と言う。たまたま「ポシェットが欲しい」と言ったので、妻が娘の洋服地の残り布でそれを作り、息子の時と同じ作戦をとったが気付くことはなかった。
当日の朝、そのプレゼントを見つける・・・布地を見て、当然妻の手作りだと気付く・・・突然、ワァーワァーと泣き出してしまった。まさに夢が壊れた瞬間だったのだろう・・・慰めるのに大変だった。
翌年のクリスマスは、当然、サンタからのプレゼントは終わりにし、欲しい物を買い与えた。ところが、25日の朝、目が覚めたら、自分と妻の枕元に「今まで夢を与え続けてくれてありがとう!」と書かれた手紙が添えられた娘からの小遣いを貯めて買ったであろう精一杯の気持ちが感じられるプレゼントが置かれてあった・・・今度泣いたのは、自分たちだった・・・・。
八剣山の稜線と巻き道の合流点、「sakag出合い」と名付けて相変わらず登っています。もっとも自分しか分からないのですが。笑)
うちの娘は中2と小5・・2日前に言われた言葉「お母さん、今年のプレゼントはお年玉と合わせて買ってもらうから、あわてて買わなくてもいいよ・・・」と。
去年まではかすかにサンタを信じていた次女も、すっかりとすれてしまい(親の教育の悪さがわかりますね~)しらけたクリスマスでした。。。
親の立場からすると、与える喜びだけで良かったのですが・・・クリスマスになるといつも思い出すエピソードです。二人とも結婚していますが、まだ夢を引き継ぐ子どもはいません。
「sakag出会い」今でもはっきり覚えています。あの竦みそうになった細い岩稜の上を平気な顔で下りてくる人との出会いでしたから・・・。
佳いお年をお迎え下さい。来年もよろしく!
さびしいでしょうが、そのような段階を経て、どんどん子どもは大人になっていくのです。
自分が親になったときに思い出してくれるでしょう。
佳いお年をお迎え下さい。
年の瀬、昨夜から今朝にかけて大荒れの北海道でしたね。でもようやく冬山がやって来たぞと言う感じで内心喜んでいる自分が居ました。まさに二日遅れの私へのクリスマスプレゼントでした。
来年もゆ良い年を迎えられ、思い叶えば・・
出合と山行の実現を楽しみにしています。
天気が良ければ、28日、29日に観音山に足を延ばしてみようかな?と思っています。
観音山って、私も登っている襟裳の山ですか?
それ以外は、思いつきませんが・・・。
お気をつけて・・・。
来年はぜひお会いできることを願っています。
佳いお年をお迎え下さい。
我が家は娘が3人、上は小3なのでそろそろ学校でサンタの正体を
聞いてきている様な感じがします。1回だけ「父さんでしょ」みたい
に言われましたが、「さあね?」といった返答をしておきました。
それにしても、いいお話ですね! 我が家も参考にしてみよう!
それと、ブレスサーモダウンのプレゼント、いいですね!
私も興味があるので、着用感の報告をお待ちしてます。
sakagさん、来年も元気に山に登ってください!
拙ブログへのご訪問、初コメントありがとうございます。
アットホームな貴ブログでのお嬢さん達の様子拝見しました。可愛いですね~。
今の子どもは、いろいろ情報が入りすぎて夢が少ないような気がします。このサンタの夢くらいは大切にしたいものですね。
ブレスサーモ、2回の冬山には持参しましたが、まだ着用していません。むしろ、動きの少ないスキーの時は良かったです。がさばらないし、軽いし・・・私はしませんが、ジッと待つことの多い釣りには最高だと思います。