SHOさん誘いに乗って、この時期ならではの知内川コースから源座の沢の設計を詰めるコースから大千軒岳に登ってきた。実は、6年前の最初の大腸癌の術後2ヶ月で同じコースをやはりSHOさんと二人で登っている。病み上がりのそのときより、下りはそれほど変わっていないが、登りで1時間も速かった。
前回も登山口である奥二股の1.5km手前から歩いたが、今回は3km手前のゲートから歩いた。ゲートのすぐ先は橋の架け替え工事中で、その先も雪崩のデブリがあちこちで道を覆っていた。
前回同様、芽吹きの新緑、雪渓登り、早春の花々、そしてギョウジャニンニクは期待通りだった。ただし、下山でハプニング発生・・・雪渓を踏み抜いて3.5mほどの滝の下に落ちた。頭上の穴以外は真っ暗な洞穴状態・・・水量が少ないので流されることはなかったが、もし流されたらずっと雪のトンネルの中なので、助からなかったであろう・・・幸い臀部の打撲だけで済んだが、這い上がるのに非常に苦労した。全身ずぶ濡れになったが、暖かったお陰でゴールするまでには衣服はほとんど乾いていた。
夜に会合があるので、函館を3:30に出た。スタート4:55、登り3時間45分、下り3時間55分(ギョウジャニンニク採り30分)、ゴール12:50、知内温泉に入って、15:00には帰宅できた。
渡渉地点の広河原から上流の新緑を眺める
標高550m~950mほどの銀座の沢の急な雪渓登り
誰もいない頂上にて
食べごろのネギ畑
銀座の沢を下る。
踏み抜いて落ちて、這い上がってきた穴・・・ちょうど3.5mほどの滝の落ち口だった。
前を歩いていたSHOさんは声がしたので振り返ったら、姿が消えていたのでびっくりしたらしい。
エゾエンゴサクの群落。
このほかに、カタクリ、オオバキスミレ、キクザキイチゲ、ニリンソウ、シラネアオイ、エンレイソウなどが咲いていた、
今日の収穫物~ギョウジャニンニク、シイタケ、クレソン
詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)
収穫が沢山ありましたね。
この時期の千軒というと昔、橋がないときに対岸に渡るのに靴を脱いで素足で渡ったときの水の冷たかったことが思い出されます。
大河原にテントを張って、キレット沢で滑落停止訓練をしたのはもう何十年も昔のことです。
キレットから落ちるのは、結構な斜度がありました。
千軒の翌日、桂岳縦走とは凄い体力ですね。
わたしは、4月に西表島に蝶の撮影に行ってきました。
広河原・・・今は橋はありません。登山靴の人は今でも素足で渡っているようです。私はいつもスパイク長靴なのでそれより深いことはまだありません。
昔、卒業生を連れて広河原で泊ったことを思い出しますが、あのときは駅から歩いたのですよね。すごいな~!
キレットの沢も雪のあるうちに登ってみたいと思っています。