癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院4日目(静養日)

2011年04月02日 | 大腸癌日記
        
            <今朝の病棟から・・・朝日を浴びて輝く五稜郭タワーと付近のビル>
 
 今日は、朝のうちに外科の看護師が来て、手術前の準備や心構え、術後の留意点や早い回復のための心がけ等の説明を受けた。外科病棟への転棟は前日の5日だそうだ。それまでは、ラッパ吹きとうがいに努め、手術に備えた体調を整える日々・・・。

 多分そうだろうと思っていたが・・・I医師は3月一杯で仙台の病院へ移ることになっていたのだが、震災の関係で、ひと月延びたのだそうだ。そのお陰で、また私の手術を担当してもらえることになった・・・医療スタッフも寿命の一部と考えている私にとって、今回の震災が、思わぬ形で、自分と繋がったことになる。被災者のことを考えると複雑な気持ちだが、ここは自己中心で素直に喜ぶことにしよう・・・。何が幸いするか分からないものだ。


 一昨日のブログに毛ガニのことを書いたら、妻の話だが・・・、昨日、ラジオのその番組に、リスナーの女性から「いつも見ている山のブログに、この番組でプレゼントされた毛ガニのことが書かれていました。まだ会ったことはありませんが、親近感が湧きました。」という投稿があって、そのことが話題となっていたそうだ・・・。その投稿されたお方へ・・・「いつもの拙サイトへのご訪問、ありがとうございます。もしこれをお読みなったらコメント入れてください。」

 この病院は、まだ函館市内でここだけのようだが、ベッドごとにインターネットのジャックが設置されているので、このブログの更新はもちろん、メールのやり取りもできるので非常に助かる。役職上の仕事もメールに文書を添付してやり取りしながら、こなすことができている。

 4/9の「平成23年度函館スキー指導員会 納会・祝賀会」には出席できないので、会長代理を副会長の一人にお願いし、その挨拶文の原稿を書いて、メール添付で送った。また、担当から当日の出席者名簿がエクセルで送られてきて、その席順の決定も頼まれてその原案も作成した。退職団体の仕事も文書ファイルを添付してもらって、ひとつこなすことができた・・・いい時代になったものだ。

         
 妻は、毎日夕方に自分の夕食の弁当持参でやってくる。一緒に夕食を食べて、20:00ごろに帰る。おかずは多めに作ってくるので、当然そちらへも箸が伸びる。今日は栗ご飯を作ってきてくれた。病院のご飯は手をつけずに、そちらをよばれた。カロリーオーバーが気になるが、手術後はかなり痩せるはずなので、まあ良しとしよう・・・。 

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おいしそう (on)
2011-04-02 19:24:30
かなさん料理上手ですねー。
食事は生きる活力ですから、おいしいものでたっぷり力つけて乗り切ってくださーい^^
私も食べたいです (中標津Moです)
2011-04-02 19:51:10
こんばんは。ベッドごとにインターネットのジャックが設置されているなんて進んだ病院ですね。それにしても栗ご飯美味しそうです。
onさんへ (sakag)
2011-04-02 20:59:18
本人の弁・・・「栗と調味料を入れてご飯を炊いただけで、料理上手とは言わないでしょう」とのことです。
手術したらしばらくは好きなものを食べることができないので、今のうちに食べておきます。
中標津Moさんへ (sakag)
2011-04-02 21:01:04
お陰で、3年前のときも、毎日ブログを更新できました。
栗ご飯・・・確かに美味しかったです。
ネット使用 (Unknown)
2011-04-02 21:09:34
私の病院はなぜか、ベットで携帯も、PCも禁止。今は皆スマートフォンを使っているらしい。
Unknown (康)
2011-04-02 23:01:25
今晩は。確かに、術後は食べ物どころではないですよね。今の内に美味しい物を。
私の場合は、入院後、3日で手術でしたので、色々考えることもなく、それが良かったかも。
術後は何故か甘いものが、欲しくなりました。何故だろうか?
何事もなく、無事に手術が終わりますように祈っていますよ^~~。
Unknownさんへ (sakag)
2011-04-03 04:48:00
この病院は、ベッドでの携帯もOKですよ。さすがマナーモードにして、通話は病室を出てしていますが・・・。
康さんへ (sakag)
2011-04-03 04:54:06
術後は、数日は点滴のみで、その後もお粥に始まって徐々に消化の良い食事・・・、退院後も当分はそうなるでしょう。
前回は術後は退院までで2~3kgは痩せたはず?
甘いものが欲しくなる・・・ちょっと覚えていません。でも気持ちは解ります。

がん (サイアム)
2011-04-03 12:36:53
うちの母親は子宮がん切除と肺への移転で五病で何度も手術と入退院を繰り返していました。
タイから函館まで飛んで五病の部屋へ見舞い毎日通いましたが、病室ではすることがありません。病室の窓から建設中の五稜郭タワーを眺めながらウイスキーの小瓶を開けてちびちび飲んで、酔っ払ったら床で寝ていました。不謹慎だけど自分が若かったときに散々面倒をかけた母親の近くにいなくてはと思っていました。

母はおかげさまでがんを克服して元気です。
ブログ主様も克服できますよ!

再来週から1年半振りに函館へ行きます。
お会いできる機会があれば嬉しいんのですけど。
サイアムさんへ (sakag)
2011-04-03 14:04:37
お母様は肺まで転移しも克服されて元気なのですね。こちらも元気をもらえます。
再来週のご帰省、今回は開腹手術になるので、まだ入院中の可能性が強いです。病院の方へおいでいただければお会いできます。残念ながら、飲みながら・・・というお互いの希望は叶いませんが・・・。

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