癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

羊蹄山(喜茂別コース)

2015年06月21日 | 登山・旅行

喜茂別コースの登山口のすぐ上から頂上を見上げる

 昨日の七飯岳に引き続き、ヒロコさんと一緒に最高の好天に恵まれた羊蹄山へ。毎年1回は登って体力試しをしたい山だが、考えてみたら、今年は「羊」年の羊蹄山だった。

 比羅夫コースと真狩コースは登っているとのことで、アスリートにふさわしい喜茂別コースへご案内。このコースは、ほぼ直登で4コースのうちもっとも急なので、一番登山者の少ないコースである。しかし、歩く人が少ないので、静かな登山が楽しめること、道は荒れてなくてもっとも歩きやすいこと、ぐんぐんと高度を稼ぎながら、一定のペースで登れることがこのコースの魅力で、自分的にも好きなコースである。そのことを彼女もとても喜んでいた。さすがアスリート。

 彼女はこれまで登った中で最も良い天候と展望に恵まれたとのことで、大喜びだった。道南の駒ヶ岳や横津岳、札幌近郊の山々の左奥には大雪連峰も見えていた。天気が良かったせいか頂上付近や頂稜のあちこちで大賑わいだった。

 頂上で休んでいるときにすぐそばの男性から、「もしかしたら坂口さんでないですか?」と問われた。札幌の方で、拙サイトや新聞の連載をいつもご覧になっていただいているとのこと。話の内容からしても、かなり詳しくマメに読まれている方だった。私の年齢も知っていて同じだそうだ。

 函館発4:00、7:05スタート、登り3時間35分、休憩・頂稜花散策1時間50分、下り2時間05分、14:35下山。真狩温泉に入って、夕食前に帰宅できた。 


高度を上げて行くにつれて、支笏湖付近や胆振の山々が顔を出してくる


賑わう頂上が目前


頂上でのツーショット


頂上から洞爺湖方面を俯瞰する


雪渓の残る父釜の中を覗く


京極コースの下り口付近のミヤマキンバイとイワウメの大群落

 
イワベンケイとイワウメ


エゾノツガザクラ

花はこれらのほかに、登山道沿いには、サンカヨウ、クルマバソウ、オククルマムグラ、クルマバツクバネソウ、ツクバネソウ、マイズルソウ、タチツボスミレ、ミヤマスミレ、ノウゴウイチゴ、サイハイラン、ハクサンチドリなど
頂稜には、メアカンキンバイ、イワハタザオ、コケモオ、キバナシャクナゲなど。頂稜の花は年々少なくなっている感じがする。

 詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
羊蹄山日和 (waji)
2015-06-21 21:18:45
お疲れ様でした。
前日登った時も好天でしたが本日は更に遠方まで見通しのきくすっきり晴天、素晴らしい登山日和でよかったですね。
それにしても喜茂別コースをこのタイムで登られるのですからお二人とも恐れ入ります。
私なら登りも下りもプラス1時間余計にかかります・・・
返信する
wajiさんへ (sakag)
2015-06-22 05:40:29
いつも天気の良いときを狙って登っていますが、昨日も最高の展望が広がっていました。
今まで天候に恵まれなかった相棒がとても喜んでいました。
登りは抑え気味に登りましたが、下りは急なこともあり、予想より速かったです。
返信する
何故? (ぴ~ちゃん)
2015-06-22 11:37:31
3時間35分で登れるのでしょう?
息継ぎはしているすか?

昨年真狩コースを5時間半かかりましたが・・・・・

昨日今は誰も住んでいない実家の前にある、ぴんねしり岳に登りました。
山開で登山マラソンをやっていましたがタイムはどうだったのかしら?
私は往復3時間半でしたが、マラソン1位の人とあの場所で交差したので・・・1時間半はかかっていないと思います。
返信する
ぴ~ちゃんさんへ (sakag)
2015-06-22 12:26:06
水泳の息継ぎができない私ですが、山ではあの澄み切った青空を吸い込むほどの勢いで息継ぎをしています。

実家の前にあるピンネシリ・・・お疲れさまでした。
下記の「ピンネシリ・待根山」、読まれたでしょうか。登山マラソンのことも触れてあります。
http://sakag.web.fc2.com/76pinne.htm

返信する
残念~ (ぴ~ちゃん)
2015-06-22 13:40:22
私のは道北の敏音知岳です。

紛らわしくてごめんなさい^^;
返信する
ぴ~ちゃんさんへ (sakag)
2015-06-22 13:45:38
向こうの敏音知岳でしたか?
そちらでも登山マラソン大会があるのですか・・・?
本当に紛らわしいですね。

北海道中の山を倒木だらけにした台風2004年の台風の翌日、妻と一緒に登ったのが懐かしいです。
http://sakag.web.fc2.com/n-pinnesiri.htm
返信する
ありがとうございます (ぴ~ちゃん)
2015-06-22 17:29:16
「頂上から、頂稜の先の東峰を見ると、なんとなく向こうが高そうに見える。よく見ると、そこまではっきりとした道が付けられているので、休憩前に辿ってみる(10)。」

道ありましたか?
子供のころから向こうの山に行くなんて考えたことも聞いたこともありません。

今回山頂で登頂証明を渡す人、三吉さんのおみくじを販売する人2人がいましたが
生意気にも向こうの山まで道をつけると良いですね!と言ってしまいました。
その人も笑っていましたから、過去に道があって行けたなんて知らなかったのでしょう。
一日過ぎてから新しい発見です!
来年も行けたら良いな~
返信する
ぴ~ちゃんさんへ (sakag)
2015-06-22 17:50:59
記憶には残っていませんが、あのように書いているところをみると、はっきりとした道があったのでしょうね。写真にもそれらしいところが見えるし・・・。
返信する
実は (てんじろう)
2015-06-22 20:08:33
僕も昨日、羊蹄山に登りました!!

日曜に羊蹄山に登ると、月曜の勤務に支障があるかな?と、迷っていましたが、朝起きてブログを拝見させて頂いたところ、羊蹄山へと書かれていたので、お会いできれば幸運位の気持ちで、登山決行!!

遅いスタートで、9時をとっくに過ぎた京極コースへ。

見ましたよ(笑)
調度、下山されるところで、同行者さんもいらっしたので、声をかけるのは遠慮させていただきました(^^)

ちなみに、僕のことは視界に入っていないと思います。僕は、京極コースからの登山で、調度
喜茂別コースへ下山されたところだったので。
ホントにチョッとのタイミングでしたが、僕にとっては、山の神様を拝見でき嬉しかったです(^^)v

長々とすみません。

いつかお会いできることを楽しみに、登山を楽しみたいと思います。
返信する
てんじろうさんへ (sakag)
2015-06-22 20:37:25
遠慮なく声を掛けてくだされば良かったのに・・・。せっかくの機会でしたのに残念です。

今度はぜひ声を掛けてください。、
返信する

コメントを投稿