この度、買い換えて2ヶ月以上を経過した中古のX-TRAIL2号車は、快調に走っている。前の所有者は10年で8万7千kmしか走っていなかったので、年平均の走行距離は8700kmである。しかし、ここ2ヶ月あまりで、すでに4000km以上走っている。車もさぞかしびっくりしていることだろう。
添付書類をよく見たら、自分のこれまでのX-TRAILより1年あとの平成22年車だった。道理で1部モデルチェンジがされているはずである。しかも、前の車よりグレードの高い車なので、いろいろな便利な装備が付いていている。
さて、本題だが、今度の車のキーはインテリジェントキー(日産の登録商標)になっている。いろいろ便利な機能であることは確かだが、困ったのは、スペアキーである。新車の場合は、スペアキーが1本付いているらしいが、今回の中古車には前の所有者が紛失したのか不明だが、付いてこなかった。
前の車の時に、藪漕ぎ登山でキーを落してしまったが、財布にスペアキーを入れて持ち歩いていたので助かったという経験がある。それ以来、必ずスペアキーを財布に入れて持ち歩いてきた。しかも、それまでのスぺキーは鍵屋で1000円もしないでいくらでも作ることができた。
そこで、担当者にそのスペアキーのことを聞いたら、作成することはできるけど高いとのこと。2種類あって、薄い方の上の出っ張りの部分を削れば財布に入れて持ち歩くことは可能ではないかとのことだった。しかし、見積もり書を見てビックリ・・・黒い頭部にチップが入っているので、13,500円もするという。
落とさないように十分気を付けてはいるが、万が一ということもある。ましてや旅先で落としてしまったら、鍵の作成まで1週間以上は車を動かせないことになる。泣く泣く必要経費だと思ってお願いした。
使用する本人がインテリジェントでないので、以前のままキーで良かったのに・・・これこそ、便利という名の不便である。
さらに、財布に入れやすくするために、頭の部分の出っ張りを金切り鋸で切り取った。
特に、コンピューターがいろいろなところに使われるようになってから、車の進化はものすごい勢いで進んでいる。10年前の車でもこうである。代車で最近の車に乗ったが、「こんな機能はなくても良いのに・・・」と思うような、かえって不便に感じることもあった。ましてや、それらが故障したりすると、部品の交換が莫大に高くなる・・・。