842ピークとのコルから迫力ある雪崩斜面を抱いた山頂部を見上げる
これで3回目となる樺戸山地の神居尻山(947m)だが、最初は、晩秋にAコースを登り、Bコースを下っている。2回目は、花の時期に逆コースで歩いている。
今回の目的は、一番迫力のある842ピークからの山頂部への登りに人物が入った写真が欲しかったことと、まだ歩いていなかったCコースを歩くことだった。そこで、Cコースを登りBコースを下る予定で出掛けた。
夕方までに帰らなければならない予定があったので、遅くとも9時までに下山すべく、Bコースの駐車場を5:40にスタートし、車道を歩いてCコース登山口へ向かった。
この山は、道民の森の中にあるので、整備が行き届き、急な所には木の階段が設置されている。
登っていくと、CコースとBコースの合流点となる842ピークが見えてくる。
足元に咲いていた小ぶりのエゾノホソバトリカブトとウメバチソウ
鋭く尖った842ピーク
6:55、842ピークに到着。ところが、周りがガスで覆われていて、頂上も見えない。
これでは目的のの写真が撮れない。登る前はきれいに見えていたのに・・・時間的に1時間は余裕があるので、粘って待つことにした。
その間、先に登って下りてきた新十津川の人とおしゃべり。道新連載の「ほっかいどう山楽紀行」も読んでいるし、拙サイトのことも見たことがあるとのこと。そこへBコースから登って来た男性に「大千軒で2年続けてお会いしてますよね」とご挨拶をいただき、こちらも思いだした。
45分ほど待ったら、ようやく山頂部がガスの中から姿を現した。
まだガスが絡んでいるが、タイミング良く登って来たご夫妻の後を追って、念願の人物の入った画像をゲット
この後、再びガスで覆われてしまった。この画像で満足して下山しようと思ったら、再びきれいに姿を現した。
慌てて、今度は自分の入った写真(冒頭の画像)を撮った。
8:15、頂上まで行く時間がないので、石狩湾を写して、下山開始。
眼下に見える町営公共牧場と右側の道民の森の研修施設。右の尾根は下ったBコース。
まだ葉が微かに色付いたばかりで、実の赤さが際立つナナカマド
冬の北西の風の強さを印象付ける姿のダケカンバ
Bコースの尾根から振り返る山頂部と842ピーク
9:05、下山。そのまま帰路に就いた。札幌を抜けるのに、藻岩下辺りから定山渓までものすごい渋滞だった。予定より1時間半も余計に掛り、コインラドリーでの洗濯も、自分の洗濯(入浴)もできなかった。
妻と16:00に約束していた「大沼ジャズフェスティバル2016」の会場での待ち合わせにようやく間に合った。