癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ポン山・姫沼&礼文岳

2015年07月18日 | 登山・旅行
〈礼文岳から利尻山を望む〉


礼文岳は17年前に登ったきり。今回の利尻山と礼文岳で、『改訂北海道百名山』(山と渓谷社)は、全て2回以上登ることになる。せっかくの機会なのでに再訪することにした。

礼文島へのフェリーが9:25なので、その前にポン山・姫沼探勝路を歩くことにした。

◎ポン山・姫沼探勝路

登山口は、利尻山と同じなので、宿の車で送ってもらった。リュックは宿に預けて、袋一つの空身で歩いた。登山口は、利尻山への登山者で昨日より賑わっていた。

5:00にスタート。ポン山までは40分で到着。ちなみにポンはアイヌ語で「小さい」の意味。鴛泊市街地の後ろにコブのように聳える400mちょっとの山だ。

姫沼までは1時間30分ほど掛かったが、前半は谷を6本も越えるアップダウンの激しいタフなコースだった。

姫沼は人工のせき止め湖で、ヒメマスを放流したことが名前の由来。数年前に妻と一緒に観光で訪れて以来2度目だ。湖面に逆さまに映す姿が美しい。

そこから車道を1時間歩いて宿に到着。結局3時間15分のハイキングだった。


鴛泊港から利尻山と右下のポン山を望む


ポン山から利尻山を望む


ポン山から礼文島を眺める


姫沼に姿を映す利尻山


姫沼展望台から鴛泊港と市街地とペシ岬(右)を眺める


◎礼文岳

フェリーから下りてバスに乗り、内路の登山口をスタート。同じバスから降りた4人グループて相前後して登る。
帰りのバスまで5時間以上もあるので、4km の緩やかなコースをのんびり登る。

前回は8月だったこともあり、花の島なのに花のない山のイメージだったが、頂上の下でレブンシオガマが咲いていた。その上にもカラフトイチヤクソウをみつけた。さらに、頂上にはハマナスが迎えてくれた。

登りでも10人ほどとすれ違ったが、頂上に着いたら20人もいた。だいたい昨日利尻山に登った本州の人が多かった。

登り2時間、下り1時間30分。

下山してバスの時刻まで1時間半以上もあったが、途中で一緒になった三重県からのグループが、迎えの宿の車に頼んで乗せてくれた。宿に着いたら、昨年泊まった宿だった。ちょっと大きな顔で好意に甘えることができた。

お陰で温泉に入り、夕食も食べる時間ができた。


400ポコから頂上を見上げる


頂上の下に咲いていたレブンシオガマ


20名ほどで賑わう頂


山頂に咲いていたハマナス。


山頂から北のスコトン岬方面を眺める。その右奥にサハリンが見えた。


水平線に沈む夕陽


さらば!利尻・礼文。

ともに、これで4回目だ。5回目はあるだろうか?あるとすれば礼文の花々をまた見たくなったときだろう。

★詳しい山行記録は、帰宅後にホームページで。
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)