連日の雨で、昨日の予定だった齋藤さんの慰霊プレートの設置作業は、今日に延期したが、今日も朝から雨でできなかった。平日にもかかわらず、12名もの参加協力者がいただけに残念だった。
できれば、お盆前に済ませて、ご遺族の方を案内したいと思っていたが、齋藤さんのところは仏教でないので、お盆にこだわらなくても良いそうだ。
しばらくこの雨模様が続きそうだ。慌てずに、お盆期間が終わってから改めて作業日程を組み直すことにした。
しかし、現場までの「慰霊の道」の開削作業から2ヶ月近くも経っている。草が延び放題になっているだろうと思った。草刈りは慰霊プレート設置作業と並行してするつもりだったが、雨が上がった午後から、一人で草刈り機を持って出掛けてきた。
開削歩道部分は意外にも草はあまり生えてなく、むしろ下の沢沿いの登山道の方が両側から草が伸びているところが多かった。
組み立てられ、設置を待っている慰霊プレート
赤い部品は土中に埋もれる支柱のX型根枷。紙でくるまれたのが支柱の単管。
この設置作業が終わったら、その様子も入れて、『捜索活動報告集』を発刊する予定だ。現在、その編集はほとんど終わり、捜索に参加してくれた方々からの寄稿が揃うのを待っている段階だ。100ページくらいになりそう。最低60部は作成したいと思っている。
写真も多いので、今のところはカラー印刷をしたいと思っている。自分のプリンターで全部印刷するつもりだが、結構時間が掛りそうだ。用紙代とインク代は遺族からいただいた謝礼金の残りで間に合いそうだが、プリンターが酷使に耐えるかどうか心配だ。