十和田湖東側に位置する十和田三山の戸来岳(へらいだけ)と十和利山に登った。どちらも「東北百名山」に選ばれている。実は、「戸来」という地名は、ヘブライに由来し、この新郷村にはキリストの墓まであることは、昔から知っていた。そんな歴史ロマンに惹かれてこれらの山を選んだ。
先に登った十和利山は、美しい三角錐の山容で、太古の時代に造られたピラミッドという伝説や、登山口の迷ヶ平にもキリスト終焉の地という伝説まである。急な東線コースを登り、緩やかで長い西線コースを下って、周回した。頂上からの十和田湖の展望以外は特に楽しみのない山だった。このときは、戸来岳はガスで覆われていた。
6:30スタート、登り1時間、下り1時間、ゴール8:40。
次に、戸来岳を目指したが、単独峰の呼称ではなく、最高峰の三ッ岳(1159.4m)と大駒ヶ岳(1144m)の総称である。平子沢口からのコースを三ッ岳まで往復した。幸い、登り始めた頃からガスが取れ始めて、二つのピークからはすっきりとした展望が広がった。大駒ヶ岳からの200mほどの登り返しが往復ともにきつかった。
眼下の十和田湖はもとより八甲田連峰や四方の山々、東側には太平洋まで見えていた。天気が良いと、岩木山や岩手山も見えるらしい。
9:15スタート、登り2時間30分、下り2時間、ゴール14:00。
十和利山から見下ろす十和田湖
ブナ林の中の広い快適な登山道を行く。
学術的に貴重な存在といわれる大駒ヶ岳山頂付近のイチイの矮性林
大駒ヶ岳の下りから眺める三ッ岳への登り
大駒ヶ岳から望む十和利山 一等三角点の三ッ岳頂上
三ッ岳頂上から望む八甲田連峰。手前が南八甲田、右奥が北八甲田。
三ッ岳頂上から望む大駒ヶ岳
下山後、新郷村のキリストの墓とその伝承や資料などを展示している伝承館、さらに、ピラミッドなどを見て回り、新郷温泉館で汗を流した。
キリストの墓の説明板とキリストの墓
伝承館とピラミッド
キリストの墓とについては、下記でどうぞ!
http://www.vill.shingo.aomori.jp/07sight/sight-christ.html
大石神ピラミッドについては、下記でどうぞ!
http://b-spot.seesaa.net/article/20421491.html