癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

南蔵王<屏風岳(1825m)・不忘山(1705m)>

2013年08月25日 | 登山・旅行

引き返しピークの鋭峰・不忘山。登山道はまさに花畑だった。


 今日は南蔵王の予定だった。近辺に道の駅がなかったので、昨夜はコンビニの駐車場に泊めてもらった。朝起きたら、山に濃いガスが懸かっている。しかし、午前中はよい天気のはずなので、登山口の刈田峠へ向かった。少し待っていたら、ガスが取れ始めた。

 すでに標高1540m。展望の利く高山の雰囲気の中、整備の整った登山道へ入っていく。前山(1684)~杉ガ峰(1745)~芝草平(湿原)~最高峰で一等三角点の屏風岳(1825)~南屏風岳(1810)~不忘山(1705)と歩いて戻った。そのまま下れば縦走できてしまうのだが、戻る交通機関がない。

 人気のコースの上、日曜日だったこともあり、100人近くの登山者と出会った。最高峰の屏風岳はのっぺりしていて、登頂感がないこともあり、多くの人は、山容が険しく登頂感もあり、花も非常に多く、展望抜群の不忘山まで来て戻っているようだった。東側には仙台平野、南には吾妻連峰の連なりも見えた。

 6:30スタート、登り2時間30分、下り2時間25分、ゴール12:05。


刈田峠から眺める、手前から前山、杉ガ峰、最高峰の屏風岳。
屏風岳はのっぺりとした山だが、南側から見ると急斜面となって落ち込んでいて屏風状に見えなくもない。


杉ガ峰から、蔵王江コーラインの上に聳える蔵王連峰主峰の熊野岳を眺める。


屏風岳への登りから、芝草平の湿原と杉ガ峰を見下ろす。
チングルマの綿毛のほかに、トウチソウ、イワショウブ、キンコウカなどが咲いていた。


屏風岳から南屏風岳と不忘山を眺める。


不忘山への登山道には花畑が広がる。
ハクサンフウロ、ヒメシャジン、ハクサンボウフウ、ウスユキソウ、オヤマノリンドウなどなど・・・。


不忘山頂上で名刺交換をしておしゃべりをした仙台の開業医Ta氏と一緒に。


下山後、秋田の由利本庄市の道の駅・ほっとらんど鳥海郷まで北上した。道の駅の休憩室に机と椅子とコンセントがあり、ブログアップには最高。