癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

快晴の音江山(深川)

2013年02月25日 | 登山・旅行

眼下に広がる深川市街地を中心とした平野を挟んで三頭山と道北方面の山々
 

 疲れ過ぎて熟睡できず、ほとんど眠れないまま早い朝を迎えた。疲れてはいるが、快晴の天候に恵まれたので、予定通り、深川の音江山(795.6m)に登った。しかし、昨日の疲れは意外と感じなかった。

 深川市の南に位置する一等三角点の山で、沖里河山、イルムケップ山と共に音江連山として親しまれている。近年山スキーやスノーシュー登山やスノーボードでの滑降などで人気の山である。夏には一度登っているが、その冬に人気のわけも知りたいのと、「ほっかいどう山楽紀行」の取材もかねて、冬に一度登っておきたいので、予定に組んできた。
 
 金曜日のドカ雪の後、土日の登山者のお陰でトレースができていた。深さが40~50cmのラッセルなので非常に助かった。

 実際に冬に登ってみて、頂上からの360度の大展望がこの山の魅力であろう。石狩川流域の広大な平野、増毛山系、樺戸連山、夕張山系、表大雪~十勝連峰などなど。そして、頂上近くの疎林帯の滑降斜面に軽い雪・・・単独行なので安全第一ながら、膝上ほどのパフパフパウダーの深雪滑降を楽しむことができた。

○登山口での出会い
 下山してきて、車で休んでいたら、最新の山スキー装備の単独の若い女性が下りてきた。同じ音江山からだと言う。途中で会わなかったが、「坂口さんですよね?」と来た・・・どう見ても初対面だ。「函館ナンバーのX-TRAILは坂口さんのはずと思って、主人に電話したら、間違いないとのこと。いつもホームページ参考にさせて頂いております。お会いできると思って追いかけたのですが、会いませんでしたね。」とのこと。

 私の車まで知っているとは畏れ入った。多分、自分は頂上の下の方は、登りのトレースから離れて、木のない斜面を滑り降りたので、会えなかったのはそのせいかもしれない。地元深川のKaさんという方だった。しばらくおしゃべりをして別れた。

 7:20スタート、登り2時間40分、下り40分、ゴール11:00
 

国道12号線から望む音江山


もうすぐ頂上


暑寒別岳を中心とする増毛山系の山々


パフパフパウダーの滑降を楽しむ
 

 下山後、札幌で用事を足して、そのまま帰路に就いた。疲れたり、眠くなったら、どこかで寝ても良いと思ったが、結局まっすぐ帰宅することができた。思ったより疲れを感じていないのが不思議だ。

 多くの写真と詳しい山行記録は、下記の親サイトでどうぞ! http://sakag.web.fc2.com(アップ完了)