も～さんの講演「二股口古戦場・台場山の陣容を探る」

　午前中に明日の「札幌国際スキーマラソン」のトップワクシングを終えて、荷物を全部車に積み込んだ。札幌へ向かう前に、午後から、北斗市公民館で開催されたも～さん（毛利剛）さんの講演会「郷土資料館・歴史講座＝戦将・土方歳三の台場山の陣容をさぐる～台場山を踏査して～＝に参加した。

　も～さんは、同じ歳で若い頃からの友人だが、退職後に取り組んだ土方歳三の歩いた道や箱館戦争の古戦場、道南の旧道・古道などの踏査研究の第一人者だ。

　去る６月１９日に、拙サイトを見たという、全国の古戦場の研究家で埼玉のＮさんという方が「二股口の古戦場」の探訪にやってきた。そこで、も～さんに案内をお願いした。そのときも彼が見つけた台場山の塹壕を全て案内してもらい、旧幕府軍と新政府軍の戦いの様子を説明していただいた。今日の講演はそのときより、見つけた塹壕がさらに増えていた。

　一人で数年に渡って藪を掻き分けて踏査研究した氏によると、「これでようやくほぼ全貌が明らかになったと思われる」とのこと。いろいろ写真や図、古地図などふんだんに映しながらの説明だった。しかし、氏も最後に話していたが、この話は現地で実物や地形を観て聞くのが一番だ。実現できるように働きかけているらしい。
　
　さて、これから、札幌の小金湯温泉まで走り、まつの湯に入って、豊滝除雪センター（旧道路情報館）で車中泊の予定。

《たくさんの参加者、登山愛好者の顔ぶれも多かった》

《攻防の概念図》

ツルツル、グサグサ

　１２月下旬から１月中旬まで、連日の真冬日と積雪に悩まされ、一時積雪47cmまでいった。しかし、ここ10日ほどは、真冬日から脱し、降雪もほとんどないので、積雪もどんどん減り、25cmを切ったようだ。

　そこへ、昨日と今日の最高気温７℃まで上がる春のような気温。しかも、夜半からの雨に、小路はツルツル、交通量の多い車道は路面が出ていて車は走りやすいが、歩道はグサグサで非常に歩きづらい。

　このまま春になりそうな気配だが、まだ２月に入ったばかり。昨年はこれからが大変だった。昨年の記事を振り返ったら、2/28に91cmという最高積雪タイ記録に並んでいた。

　まだまだ騙されるわけにはいかないが、昨年のようなことはないと願いたい・・・・。

　しかし、全道的なこの暖かさの後、明日は急激に気温が下がり、真冬日になるらしい。明日の「札幌国際スキーマラソン」50kmの予定だが、どんな天候と雪質になるのか、非常に不安だ。昨日までは「猛吹雪」の予報だったが、少し良い方に変わったようだが、果たして？

　今日は、午後に、北斗市公民館で開催されるも～さんの講演会を聞いてから、その足で、札幌へ向かう予定。