癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

混んでいたスキー場

2013年02月06日 | スキー・クロカン

 今日は、函館七飯スノーパークでの6回目の「函館ライフスポーツ」のスキー講習会だった。今日で5回めのお手伝いだ。あと3回残っているが、いろいろ重なっていて、自分がお手伝いできるのはこれで最後になった。

 穏やかな天候に恵まれたが、平日にもかかわらず、非常に混んでいた。それは、ラサール中学校300名のスキー学習のほかに別の小、中学校のスキー学習も入っていたせいである。珍しくゴンドラやリフトに列ができ、ゲレンデも混んでいて、トレーンで滑り降りてくる子供たちと衝突を避けることに気を遣った。しかし、それらの講師を依頼された多くの指導員とも顔を合わせることができてうれしかった。



 今日の担当は、女性ばかり中・上級者3名の班だった。3名の滑りを観て、講習の重点を、「きれいなターン弧を描くための上体の動き」に置いてみた。要は、今のスキーは脚の動きを意識したり、脚の力を加えたりしなくても、外側の腕でリードして、内側の腕を引くだけで、外足が伸ばされ、内足が畳まれる。それだけでスキーが回転する。あとは、それを交互にゆったりとしたリズムで繰り返すだけで楽に連続ターンができるのである。「非常に楽に曲がれるし、長い距離を滑っても疲れない」とのことだった。
 
 深回りのきれいなターン弧を描くための方法として、「突いたストックをコンパスの針のようにして外腕でゆっくり半円を描くような感じで滑ってごらん」と言ったことが一番功を奏した。終わった後の「今日はとても楽しかった」と言う言葉に救われた。