(大黒山頂上から赤井川カルデラ盆地を俯瞰する)
余市町の道の駅で寝ていたら、夜中の2時にピーという音で目が覚めた。PCの電源をコンバーターから取るために、エンジンキーをスタンバイ状態で使っていたが、うっかりそのまま眠ってしまったので、バッテリーが上がってしまったようだ。長い間車中泊生活をしているのに初体験だ。そのまま眠れないので、5時まで待ってJAFを要請した。これまで長い車中泊生活で初体験・・・ボケたかな?
今日は、天気予報が9時ごろから雨だった。今日予定の大黒山なら、3時間もあれば往復できるであろうと、早朝登山に掛けた。6時にスタートして、8:45に下山した途端に合わせたように雨が降ってきた。結構な強い雨だったので、早朝登山の目論見が功を奏して、思わず微笑んでしまう。
自分も執筆者の『北海道雪山ガイド』に掲載されているこの山は、赤井川カルデラの取り囲む外輪山の最高峰である。赤井川側は樹林が混んでいるが、仁木町南町の沢の源頭斜面や北西尾根は開けていて、山スキーが楽しめる山である。
仁木町南町のフルーツ街道から北西尾根の末端に続く道を進む。最終人家の先の除雪終点をスタート。『雪山ガイド』効果であろうか、スキーのトレースが賑やかだった。
頂上から眼下には赤井川カルデラ盆地の全景が広がり、左側に目を移すと、余市湾と塩谷丸山が一望できたが、遠望は徐々に広がってきた雨雲でよく見えなかった。
パウダースノーのころであれば、710ピークの北側の源頭斜面へ飛び込んで行きたいところだが、すっかり腐って、ターンもできないザクザク雪ではそうは行かない。急な尾根の下りは、横滑りもできないほどで、プルークターンとキックターンで慎重に下るしかなかった。
(赤井川盆地の中から望む大黒山(左))
下山後、カルデラの中からこの山を見たかったのと、赤井川カルデラ温泉で、ゆっくりとブログやHPの更新作業に取り組んだ。
しかし、ブログは更新できるが、HPの方はFTPへデータを送るのに、非常に時間が掛かるので更新を諦めた。