13年振りに解禁になった駒ヶ岳に、この山が未踏で楽しみにしていた妻と一緒に登って来た。
ゲートの先と6合目登山口で、申込者をチェックしていた防災関係者によると、今日の申込者は407名で、車が70台とのことで、今年の最高人数だそうだ・・・しかし、実際登っていた人は200名くらいのものだった。
今年の規制解除も10月末までなので、自分たちもそうだったが、駆け込み登山者が多かったようだ。規制前に、この山でこんなに多くの登山者と会ったことはなかったところを見ると、やはり、みんなが規制解除を待っていたのだろう。本州からの登山者も多かった。
天候に恵まれて、展望は申し分なかったが、解除されているのは馬の背までだけで、しかも、登り着いた地点に直径50mくらいの範囲でロープが張り巡らされていて、火口はもちろん火口原も見えず・・・。
3年前の勉強登山会の方が火口の中も火口原も見ることができて良かっただけに、もう少し、広く歩けるようにして欲しいものだ・・・・この山の楽しさは、広い火口原に広がる火山地形を眺めながら、剣ヶ峰や砂原岳を自由に登り歩くことなのだが、そのような日はいつ来るのだろう?
下山は大沼と小沼を眼下に見下ろしながらだったが、その向こうに函館山と津軽海峡が見えるのが、なぜか新鮮な眺めだった。
登り50分、下り35分・・・実に呆気なかった。妻の弁を借りると、「凄く楽しみにしていたのに、これなら函館山の方が面白いかも。この山は富士山と同じに眺める山なのか?」・・・確かに、この山の一番美味しいところが規制されているので、仕方ないところであろう。
詳しい山行記録は下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/koma10.htm