癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

『魅する山々 道南100山紀行』

2010年10月04日 | 登山・旅行
 道内の山旅から帰ってきたら、山もスキーも大先輩である斉藤浩敏さんから本が送られてきていた。自費出版『魅する山々~道南100座紀行』である。しかも、道新全道版でも紹介されていた。

 彼は、75歳にもなるのに、ここ10年間で名前のあるなしにかかわらず、道南の276山を登っている・・・しかも、そのほとんどが単独行で薮山でも冬山でもどんどん入っていくのが凄い・・・その中から印象に残った100座を選んでその紀行を綴っている。

 276山の内、自分も同行した山が8座あるが、その中の燈明岳(千軒)岩子岳突符岳紋内岳の4座が掲載されていることがうれしい。私のことは、「ホームページで活躍のSAさん」となっている。

 まだ自分もご一緒した山しか読んでいないが、控え目で物静かな氏のお人柄が滲み出る感動やエピソードを中心とした平易な表現で記述されていて、非常に読みやすい。明日から全ページ、ゆっくり読ませていただくつもりだ。

 彼を見ていると、自分もあと10年は頑張れると思ってしまう。道南の山は私もずいぶん登っている方だが、まだ158山で、足元にも及ばない・・・。

 05年にも、『感動と出会いを求めて~山紀行・私の歩いた北海道の百名山』を自費出版している。それは、私と同じ日(04年5月2日)に同じピリカヌプリで「北海道の百名山」完登を果たしたが、その全紀行をまとめたものである。

 なお、今回の本は、A5版317ページ、定価1500円。市内栄光堂美原店とツタヤ函館鍛冶店で扱っている。