今年も厚沢部町のエゾノリュウキンカの群生地へ出掛けてきた。
この時期の沢や湿地で良く目にするが、これほど立派な群生地は、まだ見たことがない。
蝦夷立金花と書き、別名ヤチブキともいう。
東北北部〜北海道、さらには千島や樺太などに分布しているキンポウゲ科の多年草である。
花言葉は「必ず来る幸運」だとか・・・。
浜頓別町と士別市の花に指定されているところをみると、きっと立派な群生地があるのかも・・・?
なお、この群生地の周りは、カタクリ、キクザキイチゲ、エンレイソウ、
エゾエンゴサク、フクジュソウなどの「スプリング・エフェメル」の群生地でもある。
今日も、平日にもかかわらず、多くの人で賑わっていた。知人もたくさん・・・。
さて、下の2枚は、ニュージーランドを代表するマウントクックリリーである。
一昨年末のトレッキング時にマッキノン峠やマウントクックの山麓にたくさん咲いていた・・・。
この花を見るためにわざわざニュージーランドまで来る人がたくさんいるそうだ。
葉を見たときに、「なんじゃい、ヤチブキの仲間かよ~」と思ったが、
確かに、世界で最大のキンポウゲ科の花だそうだ。
花は直径5~6cm、背丈も30cm以上で、大きなものは1mほどもあった。